2016年7月18日

「健康で文化的な生活」は何処へ?~権利としての生活保障を求めて(7/18集会ツイート)

2016年7月18日に開催された生活保護問題対策全国会議設立9周年記念集会の中継ツイートのまとめです。 ■場所 ハイライフプラザいたばし ■プログラム 開会挨拶・基調報告「生活保護をめぐる最近の状況」    小久保哲郎(弁護士・当会議事務局長) 続きを読む
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稲葉剛 @inabatsuyoshi

【明日です!】生活保護問題対策全国会議 設立9周年記念集会 「健康で文化的な生活」は何処へ?~権利としての生活保障を求めて◆7月18日(月)13~17時◆ハイライフプラザいたばし inabatsuyoshi.net/2016/06/22/2343 pic.twitter.com/wHfnXnA1Ha

2016-07-17 13:23:52
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徳武聡子 @Satoko_Tokutake

(可能な範囲で中継ツイート) 「当事者アンケートに見る生活保護基準引き下げの影響」日本福祉大学山田荘志郎準教授:生活保護基準引き下げ違憲訴訟の原告を中心にアンケート。基準引き下げの影響について分析した。約650名が回答され、分析結果を2010年の厚労省調査と比較した。続

2016-07-18 13:19:06
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続)規則正しい食事ができているか。2010年:被保護世帯の80.1%→2015年本調査:59.4%。比較すると-20.7%。/少なくとも年1~2回は下着を購入2010年:99.9%→2015年:72.3%/少なくとも週数回の入浴。2010年93.4%→2015年76.6% 続

2016-07-18 13:23:05
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続)住環境や耐久財についえは変化は少ないが、近隣親族とのおつきあいや社会参加については大きく落ち込んでいる。総じて2010年より2015年の方が生活はより苦しくなり、特にストックよりフローの部分で苦しさが増していることがよくわかる。続

2016-07-18 13:25:37
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続)消費構造の特徴。2013年の引下げの最大の根拠は物価の下落。厚労省は一般世帯の支出割合を根拠としているが、所得階層が違えば、何にお金をかけるかという割合は違う。当事者アンケートで家電保有率を調査した。母子世帯では家事系・デジタル家電が他の世帯類型に比べて高い。続

2016-07-18 13:28:49
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

続)障害・傷病世帯では情報家電の保有率が他の世帯類型に比べて高い。消費構造は世帯のニーズによって変わるのに、全般的一般的な消費構造を前提に基準を定めることが、果たして妥当と言えるのか。

2016-07-18 13:30:16
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

基調講演「漫画制作の場から見えた生活保護と貧困問題」漫画家さいきまこさん:当事者により近い立場として、この3年接してきた経験から。3年間の集会でも登壇したが、当時は、まだ生活保護利用していないがいずれ利用するだろうという利用者予備軍としてだった。続

2016-07-18 14:06:01
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:自分は会社に勤務していたがモラハラなどで退職、その後、フリーとして働いてきたが貯蓄はない状態。国民年金は満額払っても支給額は6万円。生活できない。一人息子は成人してもゴールではなく、自分が働けなくなったとき、丸抱えになるのか。身が縮む思い。続

2016-07-18 14:08:54
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:息子が自分を丸抱えしたら、息子の将来はどうなるのか、結婚できるのか、孫は進学できるのか。何より、自分は養ってもらうために息子を産んだわけではない。一時は鬱状態にもなった。生活保護制度を知ったのは6年前。少なくとも餓死や自死をしないでもよい安堵感があった。続

2016-07-18 14:10:38
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:だが数年前から生活保護バッシング。家族がいるのに生活保護はけしからん。自分が将来働けなくなって生活保護を利用したら、息子がバッシングされ、扶養を強要され、それもできないなら共に飢えろと言われるのか。実際に、家族での貧困死が続いている。続

2016-07-18 14:12:31
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:では自分のフィールドでできることを、と「陽のあたる家」を描いた。雑誌掲載時から人ごとではない、という感想。普通の人も身につまされている。続いて子どもの貧困をテーマにした「神様の背中」を描いた。きっかけは、ある高校生の1通の手紙。続

2016-07-18 14:14:16
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:生活保護世帯の女子高校生「卒業後は奨学金を返済し、さらに親を養えといわれる。私はいつ自分の人生を生きられるのか」。『陽のあたる家』は制度の理解を求めるために、ある程度誰の身にも振りかかる設定。本当に困っている人には生活保護は必要、という感想が寄せられる。続

2016-07-18 14:18:19
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:次には「どうしようもない」と思われる人の背景を知識化することを考えた。とある番組で、生活保護世帯の親が精神疾患でゴミだらけの家が報道されると、そこにバッシングが集中。ゴミだらけになってしまう背景が理解されない。しかし人は知らないことは想像できない。なら知識化しよう。続

2016-07-18 14:20:29
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:最近は少なくなったが生活保護だから貧困で大変という報道がされる。2つの問題。保護に至らない貧困家庭についての知識がない、有子世帯の困難が経済困窮に収斂されがち。お金がないことは経済的保障で対応できるが、それ以外の専門家の支援が必要なこともあるのにそれが認識されない。続

2016-07-18 14:25:00
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:働きながら保護利用している母子世帯で、「給料日前にはおにぎりパーティ」という記事があった。生活保護であってもそのように困窮するには背景がある。支援者はいたが困難の解決手段をその支援者が持っていなかった。どういう支援者に巡り会うかで変わってしまう。続

2016-07-18 14:26:55
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:自分も「陽のあたる家」の構想を練った頃は、生活保護世帯の生活をとりわけ厳しく描こうと考えていた。しかし、ストーリー案を現役CWに見てもらうと「生活保護世帯でここまで困窮するには、他に何か原因がある」と助言を受けた。伝え方は難しい。責任を感じる。続

2016-07-18 14:29:20
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:貧困報道を自分なりに分けると4パターン。①身につまされ型、②かわいそう型、③損失訴求型、④問題掘り起こし型。子どもの貧困報道で多いのは②。人の心に訴えるには効果がある。月10万円の収入しかない母子がこども食堂で救われた記事があったが、そもそも経済支援が必要で、続。

2016-07-18 14:32:33
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:それがないので、記事の読者も支援策は食料給付しかないと誤解してしまう。他の記事では、ある母子が生活保護で救われる内容だが、そこでは役所の水際作戦についての疑問を挟まず、生活保護の受給要件について間違った情報を伝えている。あるべき姿まで伝えてこそ報道では。続

2016-07-18 14:34:56
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

(ちなみに、貧困報道に対して疑問を呈する度に、さいきさんは何度も「自分にもブーメランが飛んでくると思っているが」と仰ってます)

2016-07-18 14:35:40
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:④問題掘り起こし型の報道を見ていると、伝えるべきビジョンがあって伝えている。②かわいそう型に話を戻す。困窮者は様々な問題を抱えていて、支援者もこんなはずでは…ということもある。しかし限られた紙面では隠されてしまうこともある。それに対するには知識をつけること。続

2016-07-18 14:38:18
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:自分の以前は薬物依存などについて否定的な目線を持っていた。汗顔の至り。知識がないことは罪である。貧困問題への理解には自分には想像ができないという自覚、問題への知識、そして自分の中に差別意識があることを知ること。続

2016-07-18 14:40:03
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:2014年に銚子で県営住宅の家賃滞納に追い詰められ中2娘を殺害した親の公判で、裁判員から「娘に我慢させるのも教育では」という問いが投げかけられた。お金のある家が我慢させるのは教育かも知れないが、お金が無くて買ってあげられないのを我慢させるのが教育なのか。続

2016-07-18 14:42:31
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:つまり、格差があって下の層は我慢すべきと教えるのが教育なのか、ということ。困窮家庭の子どもは我慢するのが当たり前で、親が我慢させるのが教育なのか。貧困は自己責任でそれを弁えろ、ということが「教育」の名の下に語られるのがやりきれない。続

2016-07-18 14:43:57
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

さいきさん:奨学金報道で視聴者の声「成績優秀なら給付型の奨学金がある」こんなまっとうな声ほど差別意識を孕んでいる。裕福なら勉強する時間もお金もあって成績を保てる。しかし貧困家庭では家庭のために働いたりして時間を取れない。それでも努力して成績を保つなら給付してあげるよ、ということ?

2016-07-18 14:47:51
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コメント

羽倉田 @wakurata 2016年7月18日
パイを大きくしたいなら食べる人が作る人になればいいですよね。保護状態から立ち直る方向への支援って今どのような実態なのですか?
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羽倉田 @wakurata 2016年7月18日
保護ばっかり声が大きいから叩かれるのかなと思ってます。「保護からこれだけの人が立ち直ってるんですそれでも足りないんです」って感じのPRは出来ないんですか?
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羽倉田 @wakurata 2016年7月18日
もって生き方次第なんじゃないかなって思います。「どこそこの国で保護のお金が増えました、その結果これだけの人が立ち直ることが出来ました。ここから一人当たり何円増えればこれだけの人が立ち直れるのではないかと推測できます」こんな感じでデータを示すとかね。これなら増やすべきだって声も大きくなると思いますよ。
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さーたん@もふもふ @tripleodd 2016年7月19日
wakurata 障碍者に対しては作業所での就労支援がメインですが、障碍者は労働市場においては価値がないので、あまり効果は上がってません。高齢者はそもそも働く必要がないということで特に支援はありません
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さーたん@もふもふ @tripleodd 2016年7月19日
そもそも、日本の生活保護は働けない状態もしくは働いているけど収入が足りない人に対して行っていて、自立に関してはほとんど考慮されてません。傷病者に対してはおばはん並みの手厚い支援を行ってますが、割合としてはかなり少なく、1割程度です
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殻付牡蠣 @rareboiled 2016年7月19日
金が沸いて来るような議論は無意味だね。自立してる人間でさえ、明日が不安なんだから。 納税者の神経逆なでする議論は、ますます自分らの首絞めるだけ。
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高槻のヒト📛組 @Starving_nomad 2016年7月19日
生活保護制度の議論ってのは、日本の中の「必要最小」の議論でもある。「自立している人」とやらの底上げも当然含まれる。それが分かってない無学な者、無知の自覚の無い者の"攻撃"によって地獄絵図は着々と現実を蝕んでいるのにな。
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他人 @Messiah_Justo 2016年7月19日
弱者に申請などさせるなよ、盗んだ金を配るだけの癖にあれこれ指図しやがって。
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ベイシル @BasilLiddlehear 2016年7月19日
[c2901086] 15兆円って歳入に対して割合すごく高くないですか?政府の活動なんだから、GDPじゃなくて税金に対する比率で考えましょうよ。
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ベイシル @BasilLiddlehear 2016年7月19日
生活保護拡充の必要性は共感できるんだが、その後に高校無償化とか奨学金拡充とか「この人たちはこのままズルズルともっと金を配れというんだな」という感じがしてあんまり応援する気になれない。シングルイシューに絞ったほうがいいと思うよ。それかもういっさのこと共産主義を唱えてみては?笑
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高槻のヒト📛組 @Starving_nomad 2016年7月19日
「なぜ対GDPで社会保障政策が議論をされるのか」というのは、経済学かじると分かると思うんですが、「資本主義経済には致命的な欠陥が有る」「その欠陥を補完するのが徴税と再分配(≒社会保障制度)である」という構図だからです。
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高槻のヒト📛組 @Starving_nomad 2016年7月19日
GDP比で見た時の国家予算規模やその配分、課税負担割合等を総合的に、且つ詳細に分析検討するなら、日本の課税制度と再分配政策は「税の応能負担原則は機能していない(中低所得者の負担が過剰で高所得者の負担が軽微に過ぎる)」「再分配政策は効果的に機能していない」と評価するのが妥当でしょう。
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ベイシル @BasilLiddlehear 2016年7月21日
[c2901395] ほら、あなたが国民の富(GDP)は潜在的な国家の資産(財産)と見なしているように、財産権を軽視したマルクス主義価値観満載じゃないですか。北欧などの福祉国家に対しても、少なくとも経済分野においては「自由」より「平等」をとる、というマルクス的要請が如実に表れていると思いますが(逆を言えば今日共産主義が流行らないのはヨーロッパ的社会主義が代わりを務めているから)。
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ベイシル @BasilLiddlehear 2016年7月21日
Starving_nomad あなたがオーストリア経済学派を全く学んでいないのはわかりました。米国でも、例えばM.フリードマンなんかは「再分配政策は根本的に不効率になるという仕組みを持っている」と指摘していますし。まぁ中立的な意見を申し上げるとすれば、あなたのご指摘はもっともで、まずは下層から中間層に流れるという不公平な現在の日本の再分配をなんとかすべきだと思っています。
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殻付牡蠣 @rareboiled 2016年7月21日
まず土台があってこその保護、それを無視して理想語っても何の話にもならない。 無学と人に言う前に学習すべき。
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cinefuk 🌀 @cinefuk 2016年7月21日
よくある意見の典型 wakurata wakurata だが、生活保護の大部分は高齢者/障害者/傷病者なので「働いて税金を収めないものは死ね」という議論なら、国民の定義を見なおさなければならない。「年間○万円の所得税を収めないものは人権剥奪」という社会が望みなら、日本は絶対にそうならないから、自称 #高額納税者 は日本脱出したほうが良いのでは
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premiajp @premiajp 2016年7月21日
最低限の生活保障は必要
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horizon @over_thehorizon 2016年7月23日
といっても、普通に働いている人にとってはメリットが感じられないのでは。政策に賛同しない人を、「自称高額納税者」と揶揄して排斥しても、味方は増えないんじゃないだろうか。アピールの仕方を考えたほういいっていう wakurata に共感する。
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ベイシル @BasilLiddlehear 2016年7月25日
[c2906935] 民間部門にか政府部門にあるかの違いを「だけ」というのは浅慮でしょう。決定的な違いですよ。収入の多くや社員の税金の半分近くを税金として国家に取られる以上、民間企業と国家は仲良くはなれませんね(韓国のサムスンのように国策として保護しているなら別でしょうけど)。むしろ、現在のグローバル化の中で国家の介入から逃れようとする多国籍企業の台頭を考えると、国家と民間が対立する方が潮流ではないのかと思いますよ。
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JINMIN_party_Japan @Net_Uyoku_JpJ 2016年7月25日
流れを読まずに発言するが、この件は我々が考えるにむしろ制度の疲弊であり、「働きたくても働けない人」と「そもそも働けない、働かない人」を分けるべきではないかと思われるが、現状ではそのあたりを一緒くたにして話を進めている筋がある。
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