過去長まとめシリーズ2 「the buck stops here!」
…それにしても、わずか2ヶ月で衆院の3分の2と参院の安定多数という、小沢氏が築いた安定の大防壁が2つともアッサリと落城してしまうとは。元はと言えば鳩山前首相の一世一代の大失策に端を発する事態とは言え、どうにもこうにも歯がゆい話だ。
2010-07-12 13:41:20にしても今でも分からないのは、参院選で思わしい結果を得られなかった時には衆院の3分の2は必ず焦点になってくる、従って何があっても社民党を手放すわけにはいかない。というポイントを誰よりも理解していたはずの小沢が、何故事前に鳩山を十分に説得できなかったのかという点。
2010-07-12 14:03:45やっぱり元々適当な時期に2人揃って辞めるつもりで、ある程度「後は野となれ山となれ」的な心象が働いていたんだろうか。まあ、まさかその「後」がここまで無能だとは思わなかったのかもだけど。
2010-07-12 14:07:42就任1ヶ月と言うタイミングで行われる選挙。一般の有権者がこの選挙戦でどこを気にかけて何を見たかなんてわかり切ってる(消費税とか小沢とかそんなんであるわきゃない)。有権者のほぼ唯一にして最大の関心事は「新しいリーダーの品定め」であったはず。
2010-07-12 17:06:20…いろいろ漏れ伝わってくる話を聞いて思うのは、たとえばプロ野球で、前監督の休養を受けて急遽登板するも結果のでない新監督が、「前監督のチーム作りが悪いから勝てない」なんて言ったら「なら最初から引き受けるんじゃねえ」と一蹴されるのがオチな訳で。自分の口から言って良いことじゃない。
2010-07-12 17:44:38というわけで、民主党執行部の諸兄に今こそ贈りたい。「民主党」の偉大なる(ってほどでも無いかもだが)先人が常に掲げたこのモットー。「責任取るのはこの俺だ」。 http://bit.ly/c7ztnk
2010-07-12 18:04:26トルーマンという人は、取り組むべき課題や戦うべき敵(と彼が見なしたもの)に対して常に全力投球。その持てる力のすべてを尽くした人であることは疑いのないところで(その見立ての是非はさておき)
2010-07-12 18:16:36その飽くなきファイティングスピリットでもって、民主党陣営が3分裂して共和党候補はもう勝った気で居る、みたいな超劣勢を見事に跳ね返し、「1948年の奇跡」とも言われる大統領選挙の大逆転勝利を成し遂げたわけで。どこかの誰かさん方とはまさに真逆。
2010-07-12 18:25:10今も昔も、洋の東西を問わず民衆が指導者に求める資質はあんまり変わらないわけで、こういう「劣勢に立ってもなお闘争心を失わない」みたいな構図はいつだって好評です。逆に戦っても居ないうちから敵とネゴしようなんてスタンスは下の下、ゲゲゲの下。
2010-07-12 18:33:51