これに関しては文部省の方が冷静だったみたいですね。昭和6年に成人教育課長の小尾範治も「主要図書館長会議に 於ては、各府県及市町村に図書館の設置を強制すべしといふ答申があったが、これはなかなか困難である」と述べてますし。#関西文脈31 twitter.com/k_context/stat…
2016-07-30 16:23:25「図書館令」の変遷過程を確認しても「必置」とは読めない。現に戦後まで兵庫県には県立図書館がなかった。ので、本件はもともとの話してくれたひとになにかの誤解があったのかも? #関西文脈31 twitter.com/k_context/stat…
2016-07-30 15:55:25.@k_context えーっと、海外の目録法を日本に導入する時に、並び順をどうするか(分類?イロハ?50音?ローマ字?)が問題になる気がするんですが、その辺りは、主要登場人物はどんな考え方だったんでしょう? #関西文脈31
2016-07-30 16:23:30@tsysoba 欧米の目録規則を直接的に導入しているのは洋書中心なので、そちらはアルファベット順。それに準じて日本の目録規則を作った時には、あまり並び順についての言及は目立ってないですが、初期はイロハ順、後期は50音順の傾向。 #関西文脈31
2016-07-30 16:27:07ちなみに和書でもローマ字化してアルファベット順という方法もあり。京大の文学部図書館のカード目録。訓令式ローマ字。 #関西文脈31
2016-07-30 16:27:58.@k_context 和洋混配にするかどうかの話もあるかもしれませんね。あと、目録と書架における配置の関係(同じ?独立?目録の種類による?)については何か議論はあったのでしょうか? #関西文脈31
2016-07-30 16:32:02出版者を必ずしも記入しなくてよかったという件には、出版者と小売が必ずしも分化していなかったためかも。東京書籍商組合が取扱書籍の目録を作成しているが、それみると別の出版者が発行した出版物を引き取って売ることもあった。出版者名が書籍を同定するキーに使えなかったのかも。 #関西文脈31
2016-07-30 16:35:30近世出版における版木のやり取りを連想するなあ。 #関西文脈31 twitter.com/k_context/stat…
2016-07-30 16:38:25目録とるときの情報源の変遷は。表紙主義から標題紙主義へ?一方戦前だと出版条例的に奥付が一番情報が多いのでは? #関西文脈31
2016-07-30 16:41:001932「和漢図書目録法」では、書名は標題紙または巻頭からとる。それぞれの名前が違う場合は「一番適当だと思うやつ選べ」。その次が表紙または見返し、など。 #関西文脈31
2016-07-30 16:43:45.@k_context 了解です。モノの管理と目録との関係はちと気になるとこですね。あと、漢籍の目録の影響って、何か目に見える形であったりするんでしょうか? #関西文脈31
2016-07-30 16:44:04@k_context ちなみに出版地は奥付、標題紙、または見返しから。著者名は「本名をとる」等となっている情報源があまり詳しく書かれてない。 #関西文脈31
2016-07-30 16:45:34お便りへの回答。漢籍の分類からの影響は、直接的な言及はわかりません。勿論、そこからの脱却を図るという考え方が基本にあった訳ですが。 #関西文脈31
2016-07-30 16:48:19@k_context 目録規則策定にあたっては一定の役割。それ以前の天野の目録は分類。もっと若い頃は論文記事索引。 #関西文脈31
2016-07-30 16:52:26図書館雑誌の50号に、日本文庫協会の沿革あり。そこに最初期の議論の形跡が残っている。田中稲城の目録規則導入を巡る経緯もあるか? #関西文脈31
2016-07-30 16:55:09そっかー。書名が基本、というのは漢籍もだし、「和漢書」という括りで目録を作ろうとした時に、どこまで漢籍の目録の伝統を意識/無視したのかがちと気になってきました。でも明示的に書いてる人は少なさそう… #関西文脈31 twitter.com/k_context/stat…
2016-07-30 17:05:33