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昨晩の #日本語ラップ批評ナイト 、僕は『ユリイカ』に書いてない門外漢だったが、ライブ&登壇して楽しかった。そもそも書店という少なからず思い入れのある場で、本に囲まれてライブができたのは端的にエモい。あの濃い客席が、(煽ったからとはいえ)プチャヘンザしてくれたことも含めて。
2016-07-30 15:01:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
韻踏み夫くんはあのある種不遜なスタンスでがしがしリリック批評を書いてくれればいいし、吉田雅史さんは抜群の安定感と知識でコアなテキストを書いてラップ批評シーンを担ってくれればいいし、佐藤雄一ニィさんはあのまま詩人を貫いて欲しいと思った。 #日本語ラップ批評ナイト
2016-07-30 15:10:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
俺はこれからもああいった論者と議論を重ねて、日本語ラップ批評的な視点・言語を自身のラップや美術作品に落とし込んで創作を続けていきたい。ラストの磯部涼さん登壇も含めて、新しい日本語ラップ批評の夜明けとしては亜熱帯雨林だったのではないか。 #日本語ラップ批評ナイト
2016-07-30 15:15:44![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
佐藤さん制作の日本語ラップ批評ナイトの資料、プロリスナー枠でぼくの名前が挙げられてて、いやがらせ味を感じたw
2016-07-30 15:20:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「日本語ラップ批評をめぐるラフなメモ」を読んでてて磯部涼さんが上野俊哉ゼミだったと知る! 『シチュアシオン ポップの政治学』とかパンク40周年の今こそ読み返されなければならない名著。修論の第1章の主要参考文献。 pic.twitter.com/sd0YTOTVI7
2016-07-30 20:55:21![](https://pbs.twimg.com/media/ConG31-UMAAk73I.jpg:medium)
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昨日の日本語ラップ批評ナイトで、「今のシーンは仲良しこよし」という話が出た直後に漢とknzzのリアルファイト。ヒップホップはこうでないと!(でも武器とか使うのはダメ。ゼッタイ。)
2016-07-30 21:53:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
日本語ラップ批評ナイトで登壇者4名による「ブックガイド10冊」が配布されていてすごく参考になったので、俺も選んでみた。 G・R・ホッケ『文学におけるマニエリスム』(×10冊)
2016-07-30 21:55:22![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
日本語ラップ批評ナイトは知識薄弱にてメインイベントはチンプンカンプンだったけど、アフターで韻踏み君とじっくり話せたのはよかったな。久しぶりに佐藤さんに挨拶したり、吉田さんと1分くらい話せたのもよかったが、さすがにこっちは物足りなかったかなw あとメソッドマン聞いといてよかったぜ…
2016-07-30 22:26:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
吉田秀和は(文学者の)音楽批評で楽譜読むのダセーwwwみたいに思われる傾向を作った一因と私は思ってる。僕は文学者じゃないから関係ないけど。
2016-07-30 23:30:10![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@yy_sato 自分も改めて自分のツイートをみたら「雑な言い方してるな…」と思いました…。音楽批評というか、「音楽」を評する言葉にはもうちょっと手法的にもいろいろな可能性があるような気がずっとしているのですが、自分ではそれが何なのかというのを見つけられずにいます…
2016-07-30 23:36:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@komtarr 難しいところですね。「音楽批評/研究をめぐるラフなメモ」も今度つくれれば少しは見通しがクリアになりそうな気もしますが…
2016-07-31 05:56:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
(#日本語ラップ批評ナイト 第2回はKOHH論がいいのでは?どんなラッパーを見てもKOHHを思い出す。「ではKOHHは?」という問いが常に突きつけられている。)
2016-07-31 12:35:31![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
(KOHHについて語り始めても、語り終えることができない。完結しない語りを重ね合わせることでモアレのように見えてくるものがあるはず。) #日本語ラップ批評ナイト
2016-07-31 12:38:02![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ユリイカの特集に連動した『日本語ラップ批評ナイト』、めちゃくちゃ面白かった。想像以上に盛況で会場は満席。ライブ、各出演者の論考の発表、トークセッションの3部構成。大幅に延長して、3時間近くたっぷり話が聞けた。イメージに反して堅苦しい雰囲気はなく、出演者もお酒を飲みながらのトーク。
2016-07-31 15:06:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
一番手は韻踏み夫さん。キングギドラの倒置法によって語尾が消えたこと、東京のシーンに対しブルーハーブが地方から出たことを説明し、Tokona-X"Where's My Hood At?"を鑑賞。方言を使い語尾の韻を復活させ、地方もレペゼン。前述の歴史へのアンサーになっていると分析。
2016-07-31 15:07:48![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
二番手は佐藤雄一さん。2012年から現代詩手帖に日本語ラップ批評を連載。SEEDAやBESは暗喩などを語ることができたが、KOHHの登場で全否定されたそう。KOHH"Fuck Swag"を聴き、リリックが模様のようだと分析。トラップが日本語に翻訳し易い理由を考えたいという話も。
2016-07-31 15:08:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
三番手は中島晴矢さん。現代美術家でラッパーでもある。リップ、ジブラ、ライムスター、スチャを流しながら、パーティー感、ストーリーテリング、価値の相対化、異質なものの並列など、日本語ラップに感じた魅力を説明。ポストモダニズムに惹かれるという。リップは今聴いても面白いという点に共感。
2016-07-31 15:08:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
最後は吉田雅史さん。ビートを手掛けた8th Wonder『焦燥』は当時聴いたので親近感。映画における分業体制をヒップホップの批評に応用し、ビートメイカーらしくサンプリングやミキシングに特化し解説。"証言"とその元ネタを聴き、同ネタの作品と比較。ネタの加工でノリが変わるのがわかる。
2016-07-31 15:09:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
Osumi"Perfect World"ではキックが多い跳ねたビートに対し、ラップも跳ねてると指摘。跳ねの説明ではメソッドマンのフロウを声マネ。そこから、オースミがビートから外れて喋るようにフロウする箇所で内面を吐露してるという論考に繋げる。母音と子音の話はもっと聞きたかった。
2016-07-31 15:10:00![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
第2部では日本語ラップ批評について質問も交えつつ4人でトークセッション。吉田さんはスクリブルジャムやアンチコンが好きだったので当時ハスリングラップを避けていて、後追いでフォロー。そこに繋げる批評をしたいと考えていて、方法論も模索中だという話は、リスナー体験としてもよく分かる。
2016-07-31 15:10:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
佐藤さんは連載を始める際、シーン内にすでに批評家がいて、YouTubeでいつでも曲を聴ける状況下では、批評は詩でなければならない、と考えたそう。皆が知ってる曲の皆が知らない魅力を伝えられたらいい、という意見は、韻踏み夫さんの論考に通じると感じたし、批評全般の大事な役割だと思った。
2016-07-31 15:11:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
テクストとビートなどが一体になったものがヒップホップであり、テクストだけだと文芸批評になるという中島さんの指摘から、批評の方法について活発な議論に。韻、ビート、社会情勢など様々な要素を一人で論じるのは困難なので、チームワークが大事という佐藤さんの意見は、ユリイカでの実践に通じる。
2016-07-31 15:12:07