1つのモノイドを圏として見做すと幽霊が見えるよ
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@cocoatomo @aiya_000 これで正しいとして、対象は・一つなので全て恒等射なのでしょうか
2016-08-02 15:19:36@aiya_000 @_marony まずは同型の話から. あるモノイドMと同型になりうるのは,「対象が1つだけの圏の射全体」です. ここで対象が何者かは一切関係無いです. また「・->・」という射は恒等射以外にあっても構いません.
2016-08-02 15:24:17@cocoatomo @_marony それって 「対象が1つだけの圏の射全体」をモノイドと見なした時のモノイドMとのモノイド同型ということですか? それとも、両者を圏と見なした時の圏同値…??
2016-08-02 16:46:56@aiya_000 @_marony 今考えているモノイドは圏とは関係無く, 集合に構造が入ったものだったと思います. (元のスライドがうろ覚え……) なのでモノイドの同型のはずです.
2016-08-02 16:51:43@cocoatomo @_marony 集合N+を{(0+), (1+), (2+), ..}と定義して、 モノイドMをそれと関数合成演算子とのペア(N+, ⚪︎)と定義したときに 唯一の対象を持つ、ある圏1の唯一の対象Xと射X -> X全体をモノイドと見なした
2016-08-02 17:04:22@cocoatomo @_marony モノイドM' := ((X -> X)全体, ⚪︎) のような 任意のM'とMが同型だという話で合ってますか?
2016-08-02 17:05:56@aiya_000 @_marony はい, そうです. 射全体はHomという記号で表すので, Hom_C(X, X) ≡ Mとなる圏Cがある, ということだと思います.
2016-08-02 17:08:04@cocoatomo @_marony ああ!! だから対象・(対象X)について全く言及されないんですね!! すごい、ありがとうございます!!! :D
2016-08-02 17:40:00@_marony 緩く言うと、あの「・」はなんでもないやつだった…って感じですw モノイドの範囲で考えると見えないもの…って感じ :)
2016-08-02 22:14:18@public_ai000ya なんでもないと言われると余計気になります。宇宙の果ての時間も空間もない領域が気になるように
2016-08-02 22:15:58・ ∈ obj(M) (0, 1, 2, .. : ・ -> ・) ∈ arr(M) (n, m : ・ -> ・) ∈ arr(M) => n + m : ・ -> ・ ∀n ∈ arr(M) => 0 + n = n + 0
2016-08-02 22:34:04X ∈ obj(M') idX, Hom(X, X) ∈ arr(M') (n', m' : X -> X) ∈ arr(M') => n' ⚪︎ m' : X -> X ∀n' ∈ arr(M') => idX ⚪︎ n' = n' ⚪︎ idX
2016-08-02 22:39:44うわあ、書くとすごいあっさりだ。 唯一の対象を持つ、いわゆる? いわゆらない? 圏1はモノイドと見做すことができるという。
2016-08-02 22:45:47圏M'をモノイドと見做す時、モノイドの元となる n', m'のような射のドメイン(= コドメイン)は忘却される。
2016-08-02 22:48:49MやM'を圏と見做す時に現れる、糊付けのための対象・(対象X)。 それが・(X)の正体だっ!! :D
2016-08-02 22:50:04@_marony 今軽くまとめてみたのですが、(定義的でないにしろ)わかりました。 あの・はモノイドを圏として見做すと「単なる対象」としか言及できなくて(圏の性質による)、 モノイドをモノイドとして見做すと消えるので言及できないという、 幽霊みたいなものなのだと思いました…っ!
2016-08-02 22:52:59