小論文・レポートを書く前に読んでおきたいこと
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「たしなよ」(樋口式)は、ねぇ
私も http://togetter.com/li/890150 にまとめましたが、「確かに~しかし~なぜなら~よって~」という型を評価しない意見。このツイートがあった日のNHKの「テストの花道」では「確かに~しかし~なぜなら~よって~」と書きましょうという話でした。
テレビで「小論文の書き方」みたいのをやってるんだけど、出来上がるのが典型的な「論述式試験のダメな答案」なので笑う。しかしいまどき入試の小論文でもこんなに紋切り型ではいい得点は得られないのではないかと思うが。
2015-01-24 10:17:41これ参考にすると良いよ
(十分な理由がない)浅く散漫な内容ではなく、深い論証が求められていることがわかります。
点数に反映されるかどうかはともかく、やってほしいな / 文章力なんて関係ない!簡単に80点以上を狙えるレポートの書き方【大学生】 daikore.com/report/ @daikoreeさんから
2015-01-27 17:09:17@_nagashimam @daikoree なんで、日本の高校はこれを教えていないのかなあ。おかげで、大学教員はレポートと称するレポートとは呼べない何かを採点しないくてはならない羽目に。
2015-01-27 17:19:53小論文とレポートで共通するもの
このまとめ http://togetter.com/li/296715 では、同じ方が書かれた「相違点」も書かれています。大学に合格したらこちらも読みましょう。
【受験小論文と大学レポートの共通点】どちらにも「形式」(フォーマット)がある。問いを立て、答えを示し、答えに対する可能な批判を検討し、最終的な結論を導く。より細かな形式は、試験によって、あるいは学問分野によって異なる。大学では、自分の専門領域の学会誌の論文形式に従えばよい。
2012-05-02 12:10:01【受験小論文と大学レポートの共通点】どちらも「冷静」な考察でなければならない。感情的な表現は一切不要。誇張表現も不要。強調の副詞は使わない。文学が対象であっても、「感動した」ではダメで、「作品の何が、誰を、なぜ、どのように感動させるのか」を分析して見せなければならない。
2012-05-02 12:22:29レポートの採点基準実例
「感想」は求められていないことがわかるでしょう。
私の中間レポート課題。①自分が経験した特定の教育事象を説明する。②その事象に関連する教育社会学の文献を選定する。③文献の概要をまとめる。④経験した事象に照らして文献を批判する。⑤文献とは異なる主張を根拠付きで提示する。採点基準つき。 twitter.com/yonemitsu/stat…
2016-08-09 11:47:18このフォーマットはよく考えられていて、すばらしい。フォーマットがあると画一的になるって発想が画一的すぎるよなー。教育的効果が判らないという大人の想像力不足が心配。こどもと本と教育と感想文をなめるな。 twitter.com/teruhoriuchi/s…
2016-08-08 14:00:11この中間レポートは初学者向けで、期末レポートはもっと自由度が高くなり(採点基準は箇条書きで明示)、これとは別に調査実習レポートが必修で、もちろん卒論は各自がテーマや方法論などを自由に選んで取り組むが、完成までに何度もゼミ発表・個人指導を繰り返して水準を上げてゆく。
2016-08-09 11:51:15論述形式の試験の採点をしていると、個々の回答者の思考の「ねばり」や「コシ」はすぐわかる。文内の主語述語の関係、文章間の関係、論拠や因果、要点を押さえられているかどうか。それは文字数の多寡に関わらず明らかだ。だから入試でも変な工夫は要らず論述試験をすればいいのだが、手間はかかる。
2015-01-12 00:57:58小論文より別のお題を出したい?
小論文よりは、要約や引用して論述できる技能を問う方が良い、とする先生方もいます。ynabe39さんとyoshiokayujiさんは実は同じ「論拠にもとづいた意見をかける」必要性を述べています。(読むときは両者の「小論文」の定義が異なることに注意)
@ynabe39 先生の議論はいつも面白いのですが、小論文専門の立場から言うと、ちょっと疑問が出てきます。むしろ小論文があるから、書くことに意識が行くのでは? では、入試の英語や国語や理科が大学生の英語や国語や理科の能力を低下させているのでしょうか?
2015-01-24 10:23:09@yoshiokayuji 小論文のいけないところは「自分の意見を書く」ことです。たとえば論述式試験やレポートではそれは「学んだことや調べたこと」を書いたうえでのおまけにすぎないか、むしろ書かないほうがいいことです。
2015-01-24 10:27:15@yoshiokayuji おそらく吉岡さんが考える「自分の考え」と小論文に盛んに書かれるような(知識や事実に立脚しない)自分の「意見」とは本質的に違うものなのだと思います。学術論文にもそんな「意見」は書かないでしょう。
2015-01-24 10:43:11@ynabe39 意見とfactとlogicを一体化するのが小論文の本質だし、私自身はつねにそこを強調しています。それが教えられてないのだとすれば、現場の教え方が違うのでしょうね。先生と私はそう立場は違わないと思います。
2015-01-24 10:47:25@ynabe39 しつこいようですが...論文の本質は、意見と根拠、論理が一体化したところにあります。小論文はその原型に忠実であるべきなのですが、正式教科になっていないので、大学入試をやりすごすための便法となっている。でも、実情は国語英語も同じですけど, 。
2015-01-24 14:16:26無理。「調べる」プロセスを見なければ「考えてる」かどうか分らない。小論文のテーマになりそうなことについて豆知識を仕入れておくくらいなら、英数国を猛勉強して欲しい。 RT @abc1133555 その「調べさせる」機会を増やすために、大学入試で小論文を課すのは効果的でないですか?
2013-10-13 18:36:18