僕「でも、君だけはそれがない。僕は妻として君を観ていないし、女としても観ていないし、家族としても観ていない。君は君という唯一無二のカテゴリーで観ている。だから何をしていても何を言っていても否定も批判もない。」
2016-08-25 22:54:04僕「例えば妻として観ているなら、ご飯を作らなかったり家事をしなければ怠け者だと思うだろう。女として観ているならはしたない行動や汚い言葉使いをしたら嫌だろう。家族として観たら相手を信頼していないような言動はなくそうと努力するだろう。」
2016-08-25 22:56:18僕「でも僕は君は君として観ている。だから何をしても『君はこうなんだね』と思うだけだし、何を言っても『君はこう思うんだね』と思うだけだ。」 妻「じゃあ私はあなたに悪く思われないようにビクビクしたり無理して頑張らなくてもいいの?」 僕「そうなる。」
2016-08-25 22:58:25妻「すごいね、それ。」 僕「君以外にはできない。君以外の存在はすべて観念を通して観ている。」 妻「なんていうの、それ。無償の愛?」 僕「(これ、なんていうんですか?)」 ◯◯「『存在の全肯定』です。」 僕「存在の全肯定ってやつだそうだ。」
2016-08-25 23:00:50僕「存在の全肯定をしてるのに喧嘩は起きるんだ。」 ◯◯「存在の全肯定は自分自身が楽になる現象であって、相手を幸福にするかどうかは別です。相手が全肯定されていることを認識して安心したり自由に振る舞うのなら、それは相手を幸福にするかもしれませんが。」
2016-08-25 23:09:59◯◯「すべての人々を全肯定できたら、とても楽になるでしょう。」 僕「(´Д` )◯◯様みたいに?無理だなぁ。何言われても何されても受け入れて許せるって状態でしょ?妻にしかできん。」
2016-08-25 23:12:55僕が『存在の全肯定』を発動できるのは今のところ2人だけ。妻と自分自身に対してだけだ。他はどうしても観念を通して判断批評をしてしまう。難しいな… ∧∧ (*・ω・) _| ⊃/(___ / └-(____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2016-08-25 23:19:16昨日、久しぶりに妻と休みが合い、さらに天気も良かったので川へ遊びに行った。ちなみに(僕だけ)水着持参である。 pic.twitter.com/BYc7jKvjUt
2016-08-30 10:37:00しかし、到着して川の近くに行くと、紙コップ…お酒のビン缶…割り箸…紙皿…タバコの吸殻…ビニール袋などが大量に落ちているゾーンを発見した。 おそらく、川辺で飲み食いしてゴミをそのままにして帰った集団がいたということだ。 (´・ω・`)
2016-08-30 10:40:31その光景を見ること1分。 僕「(-_-)(あちゃ〜・・・)」 ◯◯「なんという・・・」 僕「ええ、なんという・・・」 ◯◯「素晴らしい課題なのでしょうか。」 僕「(-_-)ですよねー。そうなりますよねー。」
2016-08-30 10:43:13◯◯「あなたはこのゴミを片付けるでしょう。」 僕「ええ、僕なら片付けるでしょう。」 ◯◯「ですが大事なのはどういったプロセスで片付けるという結果に至るのかをあなた自身が理解するということです。」 僕「わかってますよ。せっかくの自分を理解するための素晴らしい課題ですからね。」
2016-08-30 10:45:19◯◯「まずこの大量の放置されたゴミを見て何を感じますか?」 僕「(*`へ´*)最低だな!けしからん!なんて奴らだ!」 ◯◯「そう感じる原因は?」 僕「僕の中に『ゴミを捨てていくのは悪いこと』『自然は素晴らしい。その自然を汚すのはけしからん』という観念があるから。」
2016-08-30 10:47:45◯◯「そう。感情とは観念があるから生じるものです。強い否定的な感情を引き起こすということは、その根底に何かを許せない、あってはならない、こうあるべき、という観念があるということです。」
2016-08-30 10:49:16◯◯「ここで怒りを感じたまま終わるのではあなたは『ゴミを片付ける』という結果に至りません。あなたはここからどうするのでしょう?」 僕「現実をありのままに観る。意味を付与しない。」 ◯◯「ではどうぞ。」
2016-08-30 10:50:45僕「えーっと、『これはゴミが落ちている』という現象だ。」 ◯◯「自分達が楽しむだけ楽しんで片付けをしなかった人達がいた、という意味をカットしましたね。ですがまだカットできます。」 僕「ん〜…『これは石油製品である。あるいは紙と木を切り出したものである。』」
2016-08-30 10:53:03◯◯「いいですね。現実をありのままに観て、自分の観念や感情による意味づけをカットできました。この状態であなたは怒りを感じるでしょうか?」 僕「ただの木と紙と石油製品と思ったるのに怒りを感じるわけがない。」 ◯◯「観念を溶かし、感情を解放するのは終わりました。」
2016-08-30 10:55:13◯◯「では次はあなた自身の魂の声を聞きましょう。」 僕「『ゴミを片付けて綺麗な川辺に戻したい』です。」 ◯◯「それに付随するエゴの声は聞こえますか?」 僕「『良い人と思われたい』と『片付けたゴミの処分も自分でやるのかな…それはさすがに面倒だな』かな。」 ◯◯「よく聞こえてますね」
2016-08-30 10:58:21◯◯「エゴの声はどうしますか?」 僕「僕はエゴと敵対する気はないから、消したり否定はしないよ。『わかるよわかるよ〜そうだよね〜よしよし』って抱きしめる。」 ◯◯「ではそうしてあげて下さい。」
2016-08-30 11:00:11◯◯「ゴミを片付けるにあたっての抵抗は消えましたか?」 僕「多少残ってるけど問題ないレベルだね。」 ◯◯「では片付けに取り掛かりましょう。」 僕「(*´ω`*)やっと始められる。」
2016-08-30 11:01:40僕「紙コップが重ねてあったり、ビン缶だけ袋に入ってたり、片付けの空気は感じられるんだよな…」 ◯◯「物事に意味はありませんが、だからこそいろんな角度から観ることで違う意味を持たせることはできます。熊が現れて慌てて逃げたのでしょう。」 僕「なんか無理矢理だな(笑)」
2016-08-30 11:05:27僕「さてと、視界からゴミは消えたし、いいんじゃない?」 ◯◯「あなたの魂は喜んでいますか?」 僕「まあ放っておいて怒りを抱えて帰ったパターンと比べたら全然気分いいし、喜んでるんじゃないかな。」
2016-08-30 11:07:15◯◯「目の前に現れる現象に意味はありません。それは自分がどう取り組むかを試されている課題に過ぎません。『こんなひどい現象なら怒りに囚われるしかない!』なんて決まりはないのです。どんな現象にも、自分の意志で意味を持たせて、自分の選択で行動することができます。」
2016-08-30 11:09:41僕「んで、このゴミどうしよう?」 ◯◯「町役場に持っていきましょう。」 ∧_∧ (・ω・ )はいはい o┳o ) ◎┻し'◎ ≡
2016-08-30 11:10:47僕「こんにちは〜」 役場の人「ああ、林さん!どうしたんですか?」 僕「実はかくかくしかじかで・・・」 役場の人「それは助かりました!ありがとうございます!ゴミは不法投棄扱いでこちらで処分できますので、お預かりしますね!」 僕「引き取っていただけるんですか!助かります。」
2016-08-30 11:12:58僕「川辺は綺麗になったし、ゴミは引き取ってもらえて感謝までされたし、僕は自己理解を深められたな。」 ◯◯「素晴らしい課題でしたね。」 僕「(・ω・) 俺は単に川でパチャパチャ遊びたかっただけなんだが・・・まあいいとしよう。」
2016-08-30 11:15:37