読んだもの: ゲーム
- moke_fictionary
- 1858
- 10
- 0
- 0
#nowreading 『現代ゲーム全史』(23) | 2章のハッカー文化とゲームについては、ラインゴールド『新・思考のための道具』8章あたりが繋がりそう。ハッカーたちがELIZAとの対話やアドベンチャーゲームを楽しんでいたという、当時の遊びの風景を伝える記述があったような。
2016-09-02 15:50:03#nowreading ラインゴールド『新・思考のための道具』日暮雅通訳 | さっきの続き。8章には、コンピュータ中毒になった理由を尋ねられたハッカーがELIZAとアドベンチャーゲームを見せたというエピソードあり。ハッキングをアドベンチャーゲームに喩えた人もいたとか。
2016-09-02 19:46:32#nowreading 『現代ゲーム全史』(24) | 遊ばれてこそゲーム、という視点で歴史を見るならプレイヤーにスポットが当たる。格闘ゲームと梅原大吾、音楽ゲームとKIREEKの関係などなども読みたい。そういえば数年前のブレス式のKIREEKインタビューはめっちゃ面白かった。
2016-09-13 23:30:49#nowreading マイケル・ウィットワー『最初のRPGを作った男ゲイリー・ガイギャックス』 柳田真坂樹/桂令夫訳 | というわけで『現代ゲーム全史』と一緒におすすめの本。同じ年に出てくれてありがたい。ゲームと暴力性などの問題は昔からあったのだなということも、よくわかる。
2016-08-29 21:26:29#nowreading ジョン・ハンター『小学4年生の世界平和』伊藤真訳 | 著者の講演に行く前に再読。①ゲームが面白い、②デザインをしたハンターさんが面白い、③プレイヤーである小学生が面白い。普段はゲームに関心がない人にすすめても評判がよい本。 pic.twitter.com/P1nY8zjm2S
2017-08-06 00:34:35#nowreading ジョン・ハンター『小学4年生の世界平和』(2) | 著者のTEDトークでの講演はこちら。→ 「ジョン・ハンターの世界平和ゲーム」 ted.com/talks/john_hun…
2017-08-06 00:41:59#nowreading ジョン・ハンター『小学4年生の世界平和』(3) | ゲーマー視点としては、以前に書いたH・G・ウェルズの『リトル・ウォーズ』にも通じる面がある。ゲームから暴力を取り除くのではなく、ゲームの中で暴力を試し、現実で暴力を使わずに解決するためのヒントとする。
2017-08-06 08:56:54#nowreading ジョン・ハンター『小学4年生の世界平和』(4) | 以前に書いたウェルズの『リトル・ウォーズ』については、こちらのまとめに収録。このゲームは、ガイギャックスによってRPGにもつながる。→ togetter.com/li/1020062
2017-08-06 09:03:46#nowreading ジョン・ハンター『小学4年生の世界平和』(5) | 次のようなゲームを知っていると、さらに面白く読めるかも? →『バランス・オブ・パワー』『ディプロマシー』『シヴィライゼーション』『パンデミック』。こうしたゲームとの違いを考えると、WPGの特徴が際立つ。
2017-08-07 12:35:09#nowreading 『小学4年生の世界平和』(6) | 著者の来日講演会 のまとめ→ togetter.com/li/1137761 「ワールドピースゲーム」が日本で開催中。こちらのFacebookページで更新中とのこと。 facebook.com/wpgJP/
2017-08-08 11:30:37推理ボードゲーム「クルー」を米20世紀フォックスが映画化 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-… | 映像化は2回目かな? 小説では、スティーヴン・ミルハウザーが短編『探偵ゲーム』を書いている。プレイヤーと、ゲームのキャラクターの心理描写があるという彼らしい凝った構成。
2016-09-09 23:55:12#nowreading シュテファン・ツヴァイク『チェスの話』 | 短篇選。こじつけめいた理由を作ってでも時々めくらずにいられないタイプの小説。表題作(大久保和郎訳)は、現代風に言うならば8×8の世界にダイブしてしまう人物の話。他の作品も素晴らしい。 pic.twitter.com/YvPjCLYSNg
2017-06-02 17:09:59テスト収録。シュテファン・ツヴァイクの作品にちなんで、このTシャツ。また作ってくれないかなあ、Tee-Toolさん。 pic.twitter.com/sU7fS1bKWT
2017-07-07 16:47:37#nowreading 小山友介『日本デジタルゲーム産業史』 | 40年の産業史。日本以外の事情が書かれている『現代ゲーム全史』との併読をすごくオススメ。流れがつかみやすい目次が公開されている( jimbunshoin.co.jp/book/b217735.h… )。
2016-09-05 21:15:50#nowreading 『日本デジタルゲーム産業史』(2) | 第1章のゲーム史の分類がありがたい。ゲーム技術に関する技術史、ジャンルについてのジャンル史またはデザイン史、社会との関係についての社会史、産業についての産業史( jimbunshoin.co.jp/files/game_cha… )。
2016-09-05 21:21:04#nowreading 『日本デジタルゲーム産業史』(3) | 本書は産業史を中心にしつつ技術史や社会史にも触れる。p373の振り返りでは、繰り返し出てくる問題としてゲームへの悪印象からくる「社会的害悪」が挙げられているけれど、これはテーブルゲームの頃から続く問題でもある。
2016-09-05 21:37:11#nowreading 「堀潤さん | ファミコンが多様性を認め合うゆるやかな「コミュニティ」を示してくれた」 next.rikunabi.com/journal/entry/… | 人が集まるきっかけや、ダイバーシティの原点としてのゲーム。買ってもらった時のエピソードは、ほんとにあるある話。
2017-06-20 18:47:02#nowreading H・G・ウェルズ『リトル・ウォーズ』非電源太郎訳 | ゲーム史にとって重要な本の翻訳にリスペクト。タイムマシンや透明人間などで知られる作家は、ゲーマーでもあった。戦争に反対するウェルズが、戦争をゲーム内に封じ込めるような意図で作った事も書かれている。 pic.twitter.com/VwjiuqKnwp
2017-06-23 00:16:51#nowreading ウェルズ『リトル・ウォーズ』(2) | 目次。Ⅳ章は、今風に言うならリプレイや動画実況的な内容。ルールだけでなく、遊ぶ様子を伝えて興味を引こうとするセンスは、1913年時点では画期的かも? 時代を超えて共感できる。 pic.twitter.com/aqMU5iNtKq
2017-06-23 17:25:28#nowreading ウェルズ『リトル・ウォーズ』(3) | Ⅵ章に、ウェルズの意図が書かれている。人命や資源を失う「大戦争」を、ゲームの「小戦争」に替えようというメッセージ。ゲームと暴力についてのウェルズの発想は、最初のRPGを作ったガイギャックスの著書にも影響を与えた。 pic.twitter.com/0aujysdJ6e
2017-06-24 17:20:46#nowreading ウェルズ『リトル・ウォーズ』(4) | 反戦を提唱したウェルズについては、読書猿さんのブログもおすすめ →「くそったれ、言わんこっちゃない:H.G.ウェルズ『解放された世界』」 readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-101…
2017-06-24 17:34:37#nowreading 『リトル・ウォーズ』(5) | ウェルズは反戦のメッセージとして本書を著したが、皮肉にも子供への悪影響を懸念されて批判を受けた。ガイギャックスの伝記『最初のRPGを作った男』のp184に当時の意見の引用がある。ゲームと暴力の問題は古くて新しい。
2017-06-24 19:03:49#nowreading 『リトル・ウォーズ』(6) | ウェルズがp7でウォーゲームの前史として挙げたものが、18世紀のロレンス・スターンの小説『トリストラム・シャンディ』(邦訳は岩波文庫)に出てくる遊び。プレイヤーは、軍人で負傷によって前線を退いたトゥビーと、元部下のトリム。
2017-06-29 04:43:46#nowreading 『リトル・ウォーズ』(7) | 続き。トゥビーは、自分の戦場体験を語るためにナミュールの地図を手に入れる。それがきっかけで築城や弾道の研究に入れ込み、ついに召使トリムの協力で野外にミニチュア建築を始める。このあたりは上巻のp147、153あたりに詳しい。
2017-06-29 04:44:37#nowreading 『リトル・ウォーズ』(8) | 『トリストラム・シャンディ』続き。トゥビーとトリムのミニチュア遊びは中巻のp199や303にも出てくる。トゥビーは現実のダンケルクの戦況をミニチュアで再現していたりするので、再現映像に近いかも?
2017-07-02 23:03:58