リリス

いけだ　笑み @emi0711

リリスに関する本を読んでいます。シナストリーの章で、リリスは内なる野生を解放するような、女性の生理に近い影響を、惑星を重ねてくる相手に発揮するとのこと。覆水盆に返らずになりたくないなら、相手を尊重して自分の野生には自分で責任を持つようにというような記事があり。リリスおもしろい。

いけだ　笑み @emi0711

リリスのシナストリー解釈に関して、惑星側リリス側にどのような影響があるかを誤解している人が多いので、それを確認したくて読み始めたのですが、なんか夢中になっています。

いけだ　笑み @emi0711

リリスの発動には進化の段階があり、第一段階では理不尽な爆発や拒絶といった形になりやすく、進化するにつれ原始的な存在そのものに昇華されてゆき、最終的にフェミニズムの解放、つまり女性性を自由に発揮するように発動するという考えもあるようで、非情に興味深い。

いけだ　笑み @emi0711

もちろん男性のチャートにおけるリリスにも同じことが言えるのだが、月のように、しばしば男性はリリスを持て余して解放することが女性よりも困難になるのは当然。女性のチャートにおける太陽と土星のようなマスキュリンな惑星を扱う困難さと同じく。月に付随するリリスはスーパーフェミニンな感受点。

いけだ　笑み @emi0711

猫と犬をフェミニンとマスキュリンに例えるとわかりやすいかな。土星は猫にとってはただの「抑圧」だが犬にとっては「躾け」という受け入れやすい形で認識される、とか。

いけだ　笑み @emi0711

ディズニー映画のマレフィセントがリリス神話とシンクロしていることや、リリス神話をフェミニズムに結びつけることは、日本人の感覚で「フェミニズム」を解釈すると、うざい雰囲気かもしれないが、アメリカのフェミニズムは成熟しているので、もはや二元論でそれを語ることはしていない。

いけだ　笑み @emi0711

男性的切り口でホロスコープを読む場合は、火星が「怒り」や「攻撃衝動」「積極性」を示すと読むのが当たり前になっていたが、リリスを知るにつけ、女性的切り口でホロスコープを読む場合の「怒り」はリリスなのではないのかと思って震えている。女性的怒りってリリス読まないと解らないかも・・・。

いけだ　笑み @emi0711

実際、火星で怒っている人というのはあまりみない。ほとんどの場合は月で怒っていてそれは好き嫌いだったり気分だったりの次元での違和感に過ぎないと感じることが多く。リリスで考えるともっとつじつまがあう。そして、火星＝怒りの自動変換がますます疑問。

いけだ　笑み @emi0711

月とリリスをとことん知ることで怒りの解放を試みるのはとても有効かもしれない。

いけだ　笑み @emi0711

火星から発揮される怒りは、自分が熱狂する事柄に関して聞き捨てならず、オーバーヒートぎみに熱弁するイメージ。月の怒りは、好き嫌いや情緒的違和感に対する恐れから。リリスの怒りは存在の渇望とそれが軽んじられたときの原初的反撃。（月と似ているがもっと肉体的。）

いけだ　笑み @emi0711

肉体的な生存渇望は、最初に世話をする相手から軽んじられたり迫害されるのが普通で、われわれはそのキズをずっと持っているとされるのね。だれにでもそういった地雷があって、そこを刺激されるとわけのわからないフリクションを生むと。

いけだ　笑み @emi0711

それで、シナストリーにおけるリリスは、リリス側が惑星側に、自分の原始的本性を開示してもその惑星で受け止めてもらえると嗅ぎつけて、爆発させる場合があると。惑星側は、惑星の本質を使って相手のリリスをなだめようとしたり刺激したりしてしまうので、その部分でお互い距離なしな関係が生まれる。

いけだ　笑み @emi0711

この関係を、「性的に魅かれる」とか「本能的に魅かれる」とか「結局は悲劇に終わりやすい」と往来どうり解釈するのは当たっているといえばそうだが、もっと理由を掘り下げればリリスの解放が可能。

いけだ　笑み @emi0711

私が今一番読み込んでいるのは、Tom Jacobsのリリスだが、この人はチャネラーだったりヒーラーだったり、エボリューショナリーアストロロジーという分野の旗手だったりで、ちょっとあやしいことをいっぱいフェイスブックで言う人だが、おもしろいものはおもしろいｗｗ

いけだ　笑み @emi0711

書いている人がヒーラーなので、どうやって癒すかというところに大きく頁を割いてあり、そこがけっこう役に立つのだ。

向真希（向山昌子） @mukai_maki

@emi0711 一連のTweet、ものすごくわかります。私は火星とリリスが同じサインなので教科書通りに読んでいましたが、現場鑑定を重ねるうちに疑問というか違和感を感じていたのです。勉強になります、ありがとうございます！

いけだ　笑み @emi0711

リリスと火星が同じ位置と手を上げてくれた先生方が二人も。同じ位置にあるとその人の逆鱗は明確にそのサインとハウスに集約されているのだろうか。ただリリスは解放するとカオスを生むという恐れから、抑圧されたり隠ぺいされることが多いらしく、火星と一緒にいると火星のブレーキになりかねない。

いけだ　笑み @emi0711

抑圧、隠ぺいといっても、リリスのそれは夜になると出てくる類のもの。なので、生理前の異常ホルモン時や、満月の夜などに抑えきれずに出てきたり。

lakshmi(ラクシュミー） @mahashri

@emi0711 八つ墓村的、地縁と血縁がいっしょくたになって時を重ねたどろどろとした何かが改めて形を結ぶものがしまってある場所って感じに思う。チャート読んでると田舎と都会では明らかに位相が違う気がするです>リリス

いけだ　笑み @emi0711

@mahashri それけっこうしっくりくる。たしかに地縁と血縁は田舎のそれと都会のそれでは大きく違うし、文化によっても違うけど、そうするとリリスの扱い方にもそういった背景が色濃く反映されると思う？

lakshmi(ラクシュミー） @mahashri

@emi0711 思う。被差別的な集団において顕著な気がする。

いけだ　笑み @emi0711

たとえば、月は女性性の中では太陽による反射ではあるが、光が当てられている側面で、リリスのほうは、月と違って男性性と全く対等であるにもかかわらず闇に葬られた女性性の側面を扱う。聖書におけるリリスはイブ以前にアダムと同じく土くれから創造された女性。

いけだ　笑み @emi0711

女性性の三つの側面は、月：母（妻）として脚光を浴びる。金星：愛玩対象と快楽として認知される。リリス：無いものとされて社会的に隠ぺいされている女性のメスの部分。（例えば文化によっては、女性には性的欲求や快感すらないとされたりしますし。女性には魂が無いとされる宗教も。）

いけだ　笑み @emi0711

アダムの肋骨からつくられた都合のよいイブと違って、アダムと出生において対等なリリスは、夜になると男児を害するものとして恐れられた。

lakshmi(ラクシュミー） @mahashri

@emi0711 わたしミーンノードだとさそり11度だけどトゥルーノードだとてんびん24度でカルミネートしちゃう。いつも怒ってる人と社会的に思われとるw