寄贈された貴重書を公共図書館の職員が廃棄処分に→それをめぐっての議論百出

穴水町立図書館の職員が、折角寄贈された貴重書などの資料の多くを廃棄処分にしてしまったことについて、図書クラスタから上がった憤りの声の数々。一方、図書館関係者や一部の図書クラスタからは違った見方も。
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Masanori Kusunoki / 楠 正憲 @masanork

図書館が住民サービスと位置付けられたことで、ベストセラーを何冊も買って出版社の商売を邪魔する一方で、肝心のアーカイブ機能は果たせない知的空洞化が進んでいる / “穴水町立図書館が寄贈図書廃棄 - NHK石川県のニュース” htn.to/hfVPcCe6uSx

2016-09-05 22:51:00
M☆A☆S☆Hシナノランド🍥 @R3ksnavi_mash

Iターンで過疎地の山中に地方移住しました。洋楽好きでプログレ街道まっしぐら。「ODCC」「藪漕登山部」「軟式放浪部」「マリアナ海溝研究会」他。座右の銘「見るまえに跳べ」。

M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

うわああああ。何てことを!(泣 twitter.com/narapress/stat…

2016-09-05 22:59:09
松永洋介/ならまち通信社 @narapress

これはひどい!「四柳嘉章…2179冊の図書を寄贈…うち1878冊を、利用頻度が低いなどと…廃棄…日本民俗学会の会員しか購入できない会報や…「芥川龍之介全集」の初版本など今では入手が困難なものも」>穴水町立図書館が寄贈図書廃棄 NHK www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa…

2016-09-05 22:04:18
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

町村では未だに無料貸本屋感覚なときろもあるけれども、やっぱりこういう事あるから教育委員会の質の向上とか司書(専門職)は必要だと痛感する。 特に僻地の村とか古い蔵があるようなところほど貴重書が残ってたりするしね。

2016-09-05 23:04:13
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

こういう事があるから、郷土の知識人は村や町など専門職が居ない図書館(資料館なども)には寄贈したくない。できれば大学などの研究機関に寄贈したいという話になる(実話)。つまり郷土資料の流出が起こるんですよ。

2016-09-05 23:15:13
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

某市の事例では「公共施設だと担当者が(職員)が変わるとどう扱いが変わるかわからないから、資料が後世に残せる保証がない。だから寄贈はしない。買い取るのであれば簡単に処分できないだろうけど、それだってどうなるか分からない。」という本音を聞いたこともあった。

2016-09-05 23:21:56
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

まあ、担当者の資料の扱い方、展示や管理方法を見れば大体わかるもんだと思うよ。

2016-09-05 23:24:16
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

図書の除籍や廃棄の基準が「利用頻度」になっていたんだろうなあ。

2016-09-05 23:37:27
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

こういう事を言うと、ほぼ「保管場所がない、人材が居ない、金がない」という答えが帰ってくるのだけど、それならそれで公側で県の図書館とか上級機関に相談(研修)なり、より良い保管場所方法の模索はやろうと思えばできるんだよなあ。寄贈受け入れ側の覚悟がまずできてないのかも。(たぶん基準も)

2016-09-05 23:52:51
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

もうずいぶん過去の話だけど、渋谷区立図書館だったかな。名だたる文豪の初版本が書架の一番上にコッソリ置いてあった。ハシゴがないと手が届かん高さ。もちろん普及版新装版は良くある高さにあった。その時は閉架にしないんだ盗まれないかなと心配になった。当時はそれで大丈夫だったのだろう。

2016-09-06 00:11:06
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

穴水町立図書館の件。北國新聞によれば寄贈図書は「四柳文庫」として開架したとの事。とすれば2179冊でまとまっていたものの85%を処分したことになる。いくらなんでもこれはおかしいだろう。文庫とした際の経過すら確認しなかったのか。

2016-09-06 00:52:15
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

一般的な寄贈本なら図書館の裁量で除籍できるが、寄贈時の趣意書を確認していない:文庫として寄贈した認識の欠如。受け入れ時の条件や寄贈後の扱い、廃棄など諸々の基準がないわけで。これに対し図書館システムや台帳管理整備で再発防止ってズレてるでしょ。

2016-09-06 01:10:36
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

図書館には本が好きな人を置いて欲しいな。興味がない人、本を資料として見れない人が担当するとトタンにタダのお荷物扱いになっちまう。

2016-09-06 01:16:11
M☆A☆S☆Hシナノランド¶ @R3ksnavi_mash

私は、とある教育長の「タダで寄贈された資料ですので、金銭的価値についてはわかりかねます」との言葉を二度と忘れないよ。あーいうのは公費で買ったモノ以外は基本タダで、購入した本も減価償却で年月が経つといずれは無価値になるとの思考だわ。

2016-09-06 01:25:30
若林宣 @t_wak

野良。近代史・乗り物系。戦前趣味、鉄道マニア、ミリオタ左派。『戦う広告』(小学館、2008)、『帝国日本の交通網 つながらなかった大東亜共栄圏』(青弓社、2016)、2023年に『B‐29の昭和史』(ちくま新書)を出して、あと『女子鉄道員と日本近代』(青弓社)が暮に出ます。

若林 宣 @t_wak

これか。うーん、どの程度の本が廃棄されたのか記事ではわからないけれど、除籍や廃棄は寄贈者の意思にそぐわぬからとにかく駄目! ってなことになったら大変では? ~穴水町立図書館が寄贈図書廃棄 - NHK石川県のニュース www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa…

2016-09-05 23:08:34
若林 宣 @t_wak

例として挙げられているもので、たとえば「日本民俗学会の会員しか購入できない会報」とあるけれど、会員でなくてもバックナンバー売ってくれますよね。ただし新たに揃えるとなると大変だけれどもただ学会誌というのは、町立図書館には荷が重いのでは、という気もする。

2016-09-05 23:12:34
若林 宣 @t_wak

あとは亡き妻が持っていた芥川龍之介全集の初版ということだけれども、うーん、申し訳ないけれど、これはさすがに微妙な気が……。

2016-09-05 23:15:28
若林 宣 @t_wak

除籍本が巡り巡って私の手元に来たりもするから、除籍や廃棄を悪いように受け取るのはちょっと困ったりもして。

2016-09-05 23:21:17
若林 宣 @t_wak

言っちゃなんですけれど、私の蔵書も、もし寄贈したら半分は破棄されるんじゃないかと思っています。んで、自分で半分だと思うということは、実際には1/3か1/4でも残れば良い方ではないですかね。

2016-09-05 23:26:39
若林 宣 @t_wak

ちなみに私の手元には戦前戦中の刊行物や文書類も少なくないのですが、こんなもの、市町村立の図書館に寄贈したら却って負担になりそうな気が。

2016-09-05 23:32:27
早川タダノリ @hayakawa2600

@t_wak ほんとそれ。興味ない人にはタダのゴミなんですよねー。だから安く集められたということもあるのですが。

2016-09-06 00:04:44
若林 宣 @t_wak

@hayakawa2600 私たちのも近頃は値付けがあれですが(笑)、こういうものを手放すのであれば、自治体の図書館に寄贈するよりも、他の研究者の手に移るべく手立てを尽くした方がと思いますね。

2016-09-06 00:08:51
ゆきひと @YTKT_yukihito

穴水町立図書館が寄贈図書廃棄 - NHK石川県のニュース ow.ly/kWkj303Uman 日本の司書って、欧米に比べてもの凄くレベルの低い資格として捉えられているよね。だから、夏期講習だけでも司書資格が取れるんだけれど、それがどうなのかって話。

2016-09-05 23:36:52
みやけ雪子(世の中を変えるために声をあげよう) @miyake_yukiko35

机上の空論を言う人がいるようだけど、穴水町立図書館が寄贈図書廃棄 問題の再発防止は簡単だ。本好きな職員を雇えばいいだけ。そうすればこんな暴挙しない。

2016-09-05 23:38:48
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