世界樹の迷宮5 ロールプレイ記録 1日目

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「チャン、ス･･･？」「よく分からないかもしれないけど、でも、いいかなって思うなら、私たちと一緒に行こう。大丈夫。怖いことや痛いことは、私とこのお兄ちゃんたちが、全力で遠ざけるよ」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

ミィちゃんは、セリアンの彼を不安げに見上げた。「･･･ミィが行きたいって言うなら、僕はミィと共に戦う」真摯な目で、彼は応えた。ミィちゃんはこちらに向き直り、おずおずと言った。「あの･･･よろしく、お願いします。」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「うん！よろしくミィちゃん！･･･と、」「名乗るのが遅れたね。僕のことは、タソガレって呼んでくれ」「はー、なるほど綺麗な黄昏色の髪ですね･･･」「すぐ分かってくれる人は少ないんだ。もっと赤い色を想像するみたいでね」「私、夕と夜の混ざり合った紫好きです」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「ど、どうして？」ウォルトさんはただただ驚いている。「彼らの会話から、家を追われたのはすぐ分かりました。理由は血筋か、精神性か･･･異常な子には見えなかったけど、彼女の性格の割に似合いすぎている鎧は、武系の家だと思いまして。そのスタイルにそぐわなかったんじゃないかなぁと。」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「それって･･･」「まぁ、タソガレさん同様只者じゃないだろうとは思ったんですよ。それに、今までだって11とか14の女の子と踏破した樹海だってあるんです、年齢や性別は案外あてになりませんよっ。私だって最初は16でしたからねぇ。」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「えっ、最初16？」「･･･年の割に聡い子だとは思ったけれど。きみいくつなんだい」「今年30です。」「「30！！？？」」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「ウソだ！サギだ！僕より歳上じゃないか！」「僕は18だ･･･その、何と言うかすまない」男性陣が驚嘆している。「いやぁ、気にしなくてもいいですよ。あんまり貫禄がつかないのもなんですけど、人となじみやすいのは利点ですし」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「･･･君の世界ではみんなそうなのかい？」ウォルトさんが耳打ちする。「そんなわけないじゃないですか。多分こっちのアースランと同じ感じです･･･ブラニー族の方が驚きですよ、老けるどころか成長してるのか不思議です」「こう見えて相応にちゃんと老けるんだよ･･･」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「じゃあ君･･･ええとあなたは、14年も冒険をしているのですか？」「いや、改まらないでくださいお願いですから。」「･･･年上は敬うものです」「う～ん･･･それは樹海では要らないモノです」「要らない？」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「はい。あなたはまだ私の能力を知りません。しかし年上だから敬う。それは理解の放棄にも等しいです。固定的な考えは、行動を単一的にします。臨機応変に状況に応じて対応すること･･･それが樹海を生き残るコツです」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「そしてそれが本当に正しいか、考えるのも私とあなたの仕事ですよ」ほほ笑んで言う。「私のことはアリス、と呼んでください」「･･･分かったよ。故郷の常識に縛られていてはできないことがあるみたいだ。修行と思って、そう呼ばせてもらうよ。よろしくアリス。」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「あと年齢を重ねることを好まない女性もいることを覚えておくように」「あっ、はい。すみません。」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「まぁ、私のことについてはおいおい話しましょう。まずは5人目を探さないとですからね。せっかくいい人たちが見つかったことだし、後はバランスが良い人がいれば勧誘待ちの人から探してもいいですね」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

注文していた飲み物も飲み干し、席を立つ。タソガレたちにこのまま同行するか問うと、特に何も決めていなかったので構わない、と答えた。あまり焦って人数を合わせる必要はないが、できることなら今日のうちに樹海を覗くところまで行きたい。ひとまず再び冒険者ギルドに向かうことにした。

おおば(世界樹5) @oversunSQ

@oversunSQ 目を覚ましてから迷宮に入るまでを、無理にゲームに合わせて1日で終わらせる必要はなかったよなぁ･･･冒頭に日付書いちゃったからなぁ。うーん

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「えっ、いない！？」「あぁ、1人で勧誘待ちしてるやつはな」エドガーさんに話を通すと、にべもなく返された。「都合が付きやすいからな。まとめて持っていかれることが多い。あとは2人や3人で固まっておきながら、自分でギルドを作る気もない臆病者ばかりだ。」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「まぁ、良いリーダーがいれば臆病者も存外役に立つがな。無謀よりはましというやつだ」「･･･ばれてます？」「すぐにでも樹海に潜りたくてうずうずしている、といった顔だ。豪胆なのは気に入ったがな。･･･少人数での探索は、それだけ危険が多い。だがそれを理解した上でなら何も言うことはない」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

@oversunSQ いや、勧誘待ち待ちのギルドも勧誘待ちとしてカウントすることもあるんじゃないか？4人組んでるギルドがあって、1人で勧誘待ち申請に来た冒険者が来たら、斡旋したりするんじゃないのか？自分でギルドを組む気のない臆病者とは限らないのでは？また勢いで適当なこと言うー

おおば(世界樹5) @oversunSQ

何も言うことはない、と言いつつしっかり釘を刺されながら、冒険者ギルドを後にする。正直なところ、今はまだ物珍しさで集まる輩も多く、勧誘待ちもギルド結成申請もあっという間に舞い込んでは消えていくようだ。優秀な人材をゆっくり吟味できるような状況ではない。

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「ねえありす、まだ迷宮にはいかないの？」なんだか懐いてくれた様子のイミーヤが顔を覗き込みながら訊いてくる。「焦ることじゃないだろうさ。こういうのは始めが肝心なんだ。先に入った僕たちが言うのもなんだけれど、余裕を持って吟味していこう」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「でもたーくん、わたしがまんできない」「たーくんって呼ばれてるんですね･･･」「やめてくれって言ってるんだけどね･･･」「いずれにしても、今日中に樹海には足を踏み入れますよ。1人足りないと即死するような条件反射的な場所じゃないはずですしね。」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「それに、それまで自分の能力見せてくれない、ってこの人が言うので」「うぉるー？」「はーいうぉるーだよー。まぁそんなひた隠しにしたいわけではないんだけどね。」「ふぅん。じゃあ僕たちもそれに倣おうかな。いいかい、アリス？」「まぁー、立ち位置さえはっきりしてればいいですけれど･･･」

おおば(世界樹5) @oversunSQ

@oversunSQ メタいけれど、アリス以外が転職予定なのでそういう流れになっています。だから具体的には最初のミッションをクリアするまでなので、結構だらだら隠しておかないといけない。めんどくさっ

おおば(世界樹5) @oversunSQ

「だから、ひとまずは評議会に顔を出しておきましょう。できることは全部済ませておいた方がよいでしょうからね」「それなら、あの装飾過多な大きな建物があれだね。大通りをまっすぐ行けば着くさ」唯一、アイオリスの街を歩いたことのあるウォルトが先導しようとする。