アドナンさん、お墓参りに行く

ラウバーンイーティングウェイ @bakamut_ff14

みんなで墓に花を供える。 それぞれ何かを祈っているのか、思い老けているのか真剣だ。 俺も…ん…？土が周りに比べて土が真新しい…？ 「なあ、土が…」 「土…？…確かに、掘った穴を埋めなおしたような…」 「フレデリック！！」 振り返るとシャベルを持っガッツが息を切らせて走ってきた。

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「悪いが、そこを掘り返させてもらうぞ…！！」 「どうして…！？」 明らかに怪訝な顔をするフレデリック 「墓荒らしだ…しかも遺体目的のな…！！！シルヴィアもやられたかもしれない！！」 「なっ…？！」 急いでガッツが墓を掘り返すが、何も出てくることはなかった。 「何故だシルヴィア…」

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「警備隊の奴が言ってたんだ、この数か月でこの周辺の墓で遺体が掘り起こされてそのまま行方知れずになっていると…！」 「嘘だろう…！？静かに眠っていたはずなのに…！！」 最近幽霊のシルヴィアが姿を見せないのはまさか…！？ 「酷い…！」 「遺体を何に使うんです!?」 まだ…帰れないな…

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一旦この話おわりですの(゜ω゜) ちなみに普段のアドナンさんとかはあくまでこの関連の話が終わった後の設定。 なんかアドナンさん心ぼっこぼこタイムに入っているけど気にしない

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ちなみにこのお話は元々は墓荒らしもなくて、親玉討伐もなく、村も健在でほのぼの話で終わるはずだったんだけど…温めすぎて腐りました。何もなければこのまま帰ってアドナンさんがルチルちゃんにクチナシの花束をプレゼントして終わるはずでしたまる

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ちなみにクチナシの花言葉は、「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」 カンパニュラは「感謝」「不変、節操」 アドナンさんは伝えにくい思いをお花で伝える癖があったり。 単純に綺麗だからって理由で買うときもあるけど、そういう時は必ず「綺麗だったから買ったんだ」って言ってくる