第17回ワシントン条約(CITES)締約国会議関連ツイート
- kamekujiraneko
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今回の#CITES COP17を通して出席した感想ですが、敢えて先進国・新興国のなかでよせばいいのに唯一嫌われ役を買って出て悪目立ちし、なのにやたら弱く格好の藁人形役とされ敗れる様は、「日本のCITESショッカー外交」と言えるかも、とも思いました。キィ。 pic.twitter.com/sfi5DXViX9
2016-10-05 14:24:36今回のワシントン条約第17回締約国会議について、旧知の海外NGOの人たち(皆、この道20年選手)と感想を交わしましたが、例外なく笑顔で、"One of the best". 野生生物の搾取的利用の礼賛から、保護へと大きく流れが変わったということです。 pic.twitter.com/oCrupUDfKt
2016-10-05 14:40:28確かに、すべてのアフリカゾウを附属書Ⅰへ戻す(国際取引の全面禁止)という悲願は3分の2の賛成票を得るには至りませんでしたが、過半数を大きく越えました。何より、「国内市場閉鎖決議」がわずかな妥協によって全会一致採択されました。ゾウ以外のほとんどの議題でも国際取引規制が強化されました pic.twitter.com/mlWEiPz5gS
2016-10-05 14:47:18ワシントン条約は、75年の発効以来、89年の全アフリカゾウ附属書Ⅰ掲載で保護の勢いが頂点に達しましたが、その後「サステイナブル・ユース」の衣を借りた搾取的利用推進の逆襲を受け、97年の日本への象牙取引再開で形勢逆転、以来、保護の冬の時代へ。が、今条約締約の精神に回帰しつつあります pic.twitter.com/qDFKO6TnR4
2016-10-05 15:03:19一つ一つの国の方向性を観察しても、この10年間で大きく変わった国が多いのが印象的です。保護のもと結束する大多数のアフリカ諸国、大きな問題は残るものの大胆な保護の強化をする中国、再び毅然とした姿勢を示す米国。その中、産業利用一辺倒の政策を20年来全く変えぬ日本は発展を忘れた「化石」 pic.twitter.com/YJLxFhJ3ZS
2016-10-05 15:23:01日本の特異さが際立ちつつ、野生生物保護に新たな一歩を踏み出したワ条約。一方、各国を動かした背景には、皮肉にも、ゾウ、サイ、様々な生きもたちへの危機の高まりがあったことを直視する必要があります。大事なのは、これから。JTEFは日本の象牙市場閉鎖の実現に向けて行動していきます。報告了 pic.twitter.com/VGekWE33S8
2016-10-05 16:48:03①南アで開催されたワシントン条約会議。絶滅寸前のゾウを守るべく、象牙市場を閉鎖すべきかどうかの議論が終わった。備忘をかねて内幕を少しまとめる。日本は何を守り、何を失ったのか pic.twitter.com/Xoh5sB8Vp8
2016-10-05 23:28:42②基礎知識。象牙密猟の問題で圧倒的に悪いのは中国と東部アフリカ諸国だ。両者とも政府が直接関与しながらゾウを密猟し、密輸に手を染めているといわれている。便宜上、「不良連合」。密猟の実態は過去のツイートを見てほしい pic.twitter.com/2TH02CNxg7
2016-10-05 23:31:27③一方、日本は制度に問題があるものの、比較的真面目に管理に取り組んできた。南部アフリカもそうだ。保護を推奨し、ゾウが増えている。そこで自然死したゾウの牙を日本に輸出し、その利益を保護策にまわす。そんなサイクルを夢見ていた。便宜上、「まじめ連合」 pic.twitter.com/q97cQ0ZOeN
2016-10-05 23:32:35④今回しかけたのは「不良連合」の方だ。ゾウが絶滅寸前になり、慌てて「すべての象牙市場を閉鎖すべきだ」と訴え始めた。中国は英国王室や米国の圧力を受け、早々と「市場閉鎖」を決断。これに「まじめ連合」が反発した。「悪いのはお前らだ。俺たちは制度をきちんと守ってきた」 pic.twitter.com/efHEAXbkGe
2016-10-05 23:33:48⑤ワシントン条約会議では「不良連合」が全面閉鎖を訴えるなか、「まじめ連合」が反発し、市場を残すよう求めた。国際世論は当然、全面閉鎖を希求。会議では批判対象であるはずの中国が、市場を残すよう求める日本を批判し、会場から拍手を浴びるというコメディー pic.twitter.com/ktXSQ8PTrC
2016-10-05 23:39:55⑥激論の末、「違法取引の原因となる市場の閉鎖」という玉虫色の結論に落ち着いた。でも、ちょっと考えて。「違法市場」の閉鎖は当然。少なくともそこにゾウを守るという意思はない。しかしそれらこそが両者共に望んだ結末だったのではなかったか pic.twitter.com/lzPUMM2hTG
2016-10-05 23:41:32⑦個人的な意見を言えば、中国は今後も表向きでは「市場閉鎖」を宣言し、裏では密輸を続けるだろう。それだけの需要が中国にはある。東アフリカも同じ。密猟撲滅を訴えながら、政府がらみの密猟を続ける。両者の海岸線は極めて長く、政府は十分に腐敗している。ゾウは今後も殺され続ける pic.twitter.com/kDe9ZEuXQe
2016-10-05 23:42:51⑧一方の日本。今回は「正論」を振りかざし、象牙業界と天下り先の利益を守った。しかし、中国が市場閉鎖を宣言した今、最大の象牙マーケットは日本。どんなに制度が守られようと、密猟が続けば、非難の矢先は日本へと向かう。それをどこまで予期していたか pic.twitter.com/6AtFX7BFzF
2016-10-05 23:45:14⑨会議の実感。中国は国際政治に長けている。日本はどうか。その近視眼的な方策は島国でこそ通用する理論であり利益だ。世界の風をリアルに感じ、大勢を読んで大胆に動く。そんな政治家や官僚が今の日本には圧倒的に足りない(終) pic.twitter.com/SrK0qDv9LU
2016-10-05 23:46:44ゾウ大国ボツワナ、象牙取引の全面禁止を支持 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/1… ボツワナの発言の後、会場は大きな拍手に包まれました。
2016-10-06 06:05:329/27放送「荻上チキ・Session-22」ワシントン条約特集まとめ
TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」生放送中。今夜の特集は「ウナギ、ゾウ、サメ...ワシントン条約会議は日本は何を問われているのか」 共同通信・井田徹治さん。現地からの報告も。 radiko.jp/#TBS #ss954 #radiko
2016-09-27 22:55:27今夜のTBSラジオ。『荻上チキ・Session-22』のスタジオにお招き頂き、ワシントン条約の話をすることになりました。 tbsradio.jp/76859
2016-09-27 14:51:16本日、ラジオでワシントン条約締約国会議の現地リポート?をすることになりました!TBSラジオ22:00-23:55 tbsradio.jp/ss954/
2016-09-27 14:43:31#ss954 TBSラジオ「荻上チキ Session-22」に22時50分~23時50までの間ちょこっと出てワシントン条約締約国会議の模様等について話します。共同通信編集委員井田徹治さん、JWCS事務局長の鈴木希理恵さんも出演です。tbsradio.jp/76859
2016-09-27 15:19:42日本で流通してる象牙→表向きは昔のストックなんだけど、ただでさえ管理が難しい上に、日本の取締制度がザルなので、本当に密猟によるモノじゃないか証明は不可能→国内取引まで止めろ、と他国から追い詰められる事態に…… #ss954
2016-09-27 23:37:45鰻・象牙などの絶滅危惧種に関わる商取引規制は、ホンマに性善説ベースで良いのか??問題 #ss954
2016-09-27 23:38:32象牙商取引禁止のロジック→アフリカ象の種の存続に関しては緊急に手を打たないとダメ 日本側のロジック→昔と同じ 中国が商取引禁止に鞍替えした理由→流石にヤバイ #ss954
2016-09-27 23:41:41ボルネオミミナシオオトカゲ ・原産国には輸出した記録が無いのに、日本で出回っている ・何故か日本の動物園に居る ・原産国からは、当該動物園が名指しで非難されている →ワシントン条約の附属書1に入れるように、原産国が主張 #ss954
2016-09-27 23:47:43