君にはラテンアメリカの蜃気楼が見えるか~南米諸国に輸出されたミラージュ戦闘機達の話
【Latin American Mirages: Mirage III / 5 / F.1 / 2000 in Service with South American Air Arms/Sant →bookmeter.com/b/0982553943 #bookmeter
2016-09-21 13:25:47というわけで、どう考えても恐ろしい事がいっぱい書いてありそうな沼(ラテンアメリカのミラージュ戦闘機)の本に向かうぞ
2016-09-21 13:26:30ラテンアメリカのミラージュ本、目次からこんなでカタギ要素が全くない pic.twitter.com/cxuCSPJoL0
2016-09-21 13:33:33@Geroko いっけね、目次の2ページめ添付わすれてた pic.twitter.com/mhAO9OSwIe
2016-09-21 14:04:57めも:ラテンアメリカに初めて売却されたフランスのジェット戦闘機は、1970年代にエルサルバドルとホンジュラスに売却されたイスラエルの中古機のウーラガンとシュペルミステールであった(航空黎明期はフランス機はラテンアメリカに沢山あったが、ジェットの時代には米英に完敗状態だったそうです
2016-09-21 13:37:321960年代に、ラテンアメリカ諸国はその時に飛ばしていたF-80やらミーティアやらの後継機を探し始めたが、当のアメリカがベトナム戦争でいっぱいいっぱいで、F-5はあってて良いなと思ってたけど売ってもらえなかったと この時期に米国からまとまって変えたのはアルゼンチンのA-4ぐらい
2016-09-21 13:40:14めも:六日戦争でイスラエルのミラージュIIIが超絶圧勝するまで、ラテンアメリカでは殆ど知られていなかった(しかし、フランスは望めば売ってくれると言う事が知られ…ww) 俺的超重要:ラテンアメリカ最初にミラージュをオーダーしたのはペルー(1967年、ミラージュ5)
2016-09-21 13:42:33@Geroko ペルーに引き続き、その2年後にはアルゼンチンとブラジル(両方ミラージュIIIE)、1971年にコロンビア(ミラージュ5)、73年にベネズエラ(IIIEと5)…そして78年にアルゼンチンはネシェルを買うと
2016-09-21 13:45:13この辺とか .@M36_darjeeling ニキあたりが狂喜乱舞しそうなネタだなw めも:ラテンアメリカで砲火の洗礼を最初に受けたミラージュはコロンビアの機体で、1970年代に共産ゲリラへの戦いに投入された 次いで実戦を経験したのはペルー(1981年、エクアドルとの国境紛争
2016-09-21 13:48:42@Geroko ただし、この時のペルーのミラージュ5Pはかなりの数のCAPを飛んでいるんだが、一発も撃っていないし撃たれてもいないのだそうだ
2016-09-21 13:50:34めも:ラテンアメリカで最初にミラージュF1を導入したのはエクアドル(1978)、その次にエクアドルが買ったのはクフィルC2(1981) なお、ミラージュ2000を最初に導入したのはペルー(1986) 最後に第1世代のミラージュを買ったのはチリ
2016-09-21 14:07:28@Geroko 最後に「ミラージュ」の名を冠する戦闘機をラテンアメリカで買ったのはブラジル(2005年、2000C/Bの中古機)
2016-09-21 14:08:31アルゼンチンの章が始まった アルゼンチンは1960年代中頃、ブエノスアイレスの防空をミーティア×20機でやっていて、他にセイバーを持っていたと 流石にアレなので後継機を検討、F-100(陳腐化しててアレ)とF-4(アメリカが売却拒否)だった
2016-09-21 14:11:56アルゼンチンがこの時同時に検討したのはE.E.ライトニング、ミラージュIII、ドラケン、F-104であったと(F-5も最初は候補に入っていたが、明らかに他の機体とは劣るために候補から外されたそうだ) ペルーやブラジルやベネズエラやコロンビアがミラージュに走ったのを見て買ったそうだ
2016-09-21 14:14:12めも:アルゼンチンは、当初100機!!!ものミラージュをライセンス生産しようとしていた しかし予算不足からこれが50機に減り、ライセンス生産そのものも無しになり…
2016-09-21 14:19:42レーダー無しはDのみでした(ノーズ参照) RT @Geroko: めも:アルゼンチンはミラージュIIIE(複座)/IIID(単座)を購入してるが、アルゼンチン空軍の要求によりドップラーレーダー『無しで』契約 pic.twitter.com/O6jQdE0Tgb
2016-09-21 14:34:41(もちろんタイプミス、IIIDが複座でIIIEが単座です)
@Geroko なおミラージュIIIEの値段は1機9992700フラン、IIIDの値段は9406810フランだったそうだ
2016-09-21 14:24:34@Geroko 最終契約は訓練・スペア付きで123151580フラン(2800万米ドル相当)だったそうです
2016-09-21 14:25:52めも:1971年に、アルゼンチン空軍はイスラエルへミラージュIIIの使い方の情報を学ぶべく使節団を送り込んでいる
2016-09-21 14:27:50AMDって略語が"Avions Marcel Dassault(ダッソー・ブレゲーになる前の社名、マルセル・ダッソー航空機会社)"出出てきて脳が混乱する
2016-09-21 14:31:53アルゼンチンにとってのミラージュは、水平飛行でマッハ1を超え、シラノIIレーダーのおかげで自立した(GCIに頼らない)要撃が出来、AAMが撃てる最初の機体であったそうだ
2016-09-21 14:39:41めも:アルゼンチンは7機で2億2400万フランで、追加のミラージュIIIEAを1977年に契約している ホントは新造ミラージュだけで100機欲しかったがそんなおかねはないので、26機のネシェルをイスラエルから買ったそうだ
2016-09-21 14:46:16@Geroko 最終的には、アルゼンチンは1972~82年までに92機のミラージュ/ダガー(アルゼンチンでのネシェルの名前)を購入し、(多分ラテン)アメリカ最大のデルタ翼機オペレーターになったそうだ
2016-09-21 14:47:30