四コマまんがも分析できないまんが研究者

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uroak_miku @Uroak_Miku

19)『あずまんが』の魅力はほかにもあるのですが、四コマまんがは時間の経過を強制終了することでドラマを発生させる表現であるという基本(そう、基本!)に忠実だったからこそ新鮮だったとみます。

2016-10-18 20:22:14
uroak_miku @Uroak_Miku

20)ここから『ピーナッツ』の笑いも分析できるはずです。

2016-10-18 20:22:51

いしいひさいちの笑いを分析します。

uroak_miku @Uroak_Miku

嫉妬されるようになって本物なのかもしれない。 twitter.com/kou276/status/…

2016-10-19 14:59:09
kou276 @kou276

自説を唱えて「この程度のことも気がつかないのか」とマウンティングにかかるというのは研究者の態度ではない。真面目に研究している人たちに失礼だ。「四コマまんがも分析できないまんが研究者」 togetter.com/li/1038118#c31…

2016-10-19 14:49:56
uroak_miku @Uroak_Miku

1)四コマまんがの基本とされる「起承転結」、実は漢詩の方法論です。

2016-10-19 15:02:52
uroak_miku @Uroak_Miku

2) >起承転結(きしょうてんけつ)とは、4行から成る漢詩(近体詩)の絶句の構成を指す。1行目から順に起句、承句、転句、結句と呼ぶ[1][2]。もとの中国語(漢文)では、起承転合 (現代中国語: 起承转合, ピン音: qǐ chéng zhuǎn hé) である[3]。

2016-10-19 15:03:29
uroak_miku @Uroak_Miku

3)ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B7… >文章やストーリーの構成としての起承転結は、国際的には一般的ではない。 そうです日本国内でしか通じない。

2016-10-19 15:04:52
uroak_miku @Uroak_Miku

4)初期いしいひさいちから適当に選んでみました。どう見ても起承転結の構成ではありませんよね。 pic.twitter.com/ShkngtaRMg

2016-10-19 15:14:37
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uroak_miku @Uroak_Miku

5)デモっているひとたちは、このシリーズのレギュラーの皆さんです。東淀川大学の学生たちで、中野荘というボロアパートの住人です。いつも何かこういう運動をしていて、全員腰抜けでことをなしたことがない。それをわかったうえで「またこいつらか」とクスリとくる。

2016-10-19 15:16:51
uroak_miku @Uroak_Miku

6)つまりこの腰抜け大学生たちの日常という大きな川の流れがあって、それを四コマですくい取り、四コマ目で強制終了させています。四コマまんがの笑いは、結局のところこの強制終了によってドラマがとりあえず生まれてしまう不可思議さから生まれてくる、というのが私の分析です。

2016-10-19 15:19:07
uroak_miku @Uroak_Miku

7)田んぼ道を歩いていると、溝を水が流れていますよね。あれをいきなり板で堰き止めるみたいな効果が四コマまんがの四コマ目にはあります。そこで水の流れが逆転する。するといやでも何かが盛り上がる。たいしたことも起きていないのにドラマが生まれてしまう。そのおかしみ。

2016-10-19 15:21:24
uroak_miku @Uroak_Miku

8)水流が逆流し、各キャラクターについて「なんだこいつ」とか「このひとはそういうことするよねー」とか「いかにもちよすけらしいね」と論評を促す。ドラマのないところにドラマがそうやって生まれてしまうおかしみ。

2016-10-19 15:25:13
uroak_miku @Uroak_Miku

9)第二章のなかでしつこく論じられる『ぼのぼの』の笑いだってこうすればちゃんと言語化できるのに。

2016-10-19 15:26:07