「ただぶっ壊す」では問題の解決にはならない。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

『日本人が日本を売ったところで第二第三の日本が産まれるだけだ』 『だからお前らの売国なんて意味が無い』 これは、今までも親日家から、日本人左翼に対して散々言われてきた屁理屈のひとつです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

前者『第二第三の日本が産まれるだけだ』 という部分には私も全く持って同感です。確かに日本がただ消滅しただけでは、何の変革にもならないでしょう。また同じ人材の、表に出ていない連中が表に出るなどして、実態が変わっていない国になるだけでしょう。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

それでは何も変わりません。だからといって、日本社会の変革欲求を否定するのは大きな筋違い。 そうやって革命を失敗、左派を減退化させるなどして、『現実的な方法で理想を実現することができない』から、日本の社会運動は失敗に終わったのです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

例えば「革新派が宗教団体を利用してしまうこと」これは左派や学生運動に非常に多いミスなのですが、『それが何故危険なのか？？』 その根拠の最も大きなところはミスを犯した際にあまりにも運動上甚大な被害を被ってしまうことにあるわけです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

しかし、ターゲットの実態を知られていない現実においては、その性質を認識することは非常に難しい。知らない人はどうしても軽く構えてしまう。 例え財界でも日本を倒すことは出来ない。そして、外国ネット上でも日本を批判する根拠として風土などを挙げられない。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

これではネオリベ世代の資本買収による日本改革がすべて失敗に終わったのは必然です。そして、そのような現状に反発する声を集めること。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

これは大人として生きる人たち、左派の人たち、そして夢ある世代たちにとって、非常に優先される課題でもあるのです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

『人が集まらないならお金を集めるだけでもいい』 という意見もありそうですが、日本における社会人や若者が買う書籍の有様を見て、自身で書いたレポートの商業書籍販売のそれが現実的だと思いますか？？

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

少なくとも文筆で行っている人たちは、やってみて無理でした。そう思う方は、是非やってみて、変えることができたら言ってください。 これまで日本側が内外の社会やあらゆる非難や圧力を受けても、一向に変わらなかったのは、言うまでもありません。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

･･･話が主題から逸れましたが、先ほど『日本が日本人によって売られたところで第二第三の日本が産まれるだけだ』 ということには私も同感だと話しました。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

なぜ日本の消滅を望まないかの結論からお話しすると、私の考えではそのような「ただ闇雲にぶっ壊す」行為は絶対にダメです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

第二、第三の日本が生まれるだけで、 『歴史を顧みない社会』、『国際社会で孤立する社会』、、 異常思想の持ち主が政治家になり、最高顧問にまで上り詰める世の中･･･

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

それを食い止める為にも、この日本社会の未曾有の問題は社会全体が他人事とせず、考えていかなければいけない。 それがまず第一歩ではないでしょうか。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

では、「第２第３のヘル日本」を作らないような理想的な社会運動像とは、一体どういったものなのでしょうか？？ まずは「運動の方向性」です。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

これは私が再三『ただぶっ壊すするだけではダメだ』といってきている通り、第二次世界大戦における敗北時や戊辰戦争のように、社会から大きな非難も無く、突然パタっと、日本が崩壊する。 これが最も望ましくない形です。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

結論から言いますと、『日本の問題』はネットやリアル問わない国内外の社会でもみんなが認知し、メディアも取り上げて、大きく失敗史として取り上げること。これが最も大事になってくると思います。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

『何故？問題なのか？？』 『一体どんなことが行われていたか？？』 『それによる被害によって、被害者はどれだけ酷い思いをしたのか？』 『問題の根っ子は何なのか？？』 『２度とこのようなことが起こらないためにはどうすれば良いのか？』

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

これは日本に反感を持っている、すなわち日本の抱える問題の実態を知っている人が少ない状態で、考える問題でしょうか？？ 最低限日本社会全体で考え、皆が皆、他人事にしないで考えるべき問題なのです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

そして各方面の専門家の知識、一般市民の知識を持って真の解決策を考え、その対応策として共同体単位で何か新しいものを作るのならば、なおさらその考え方を作るにあたって、社会全体が異常か否か？ ということも含めて検討することになるでしょう。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

そしてより良い結果にする為には、日本国民全体とは言わなくても少なくとも大半が意思表示することが大切だと思うのです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

そしてこの日本の問題を明らかにすべき、もうひとつの根拠。 それはナチスドイツやソビエトの歴史を思い出していただければ、より分かりやすいでしょう。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

ナチスのような思想がいかに危険であるか？？ それがこれまでの歴史で大きく証明され、地球全体が広く認知したことで、私たちはあのような『カルト思想の非現実性』を認知できているのです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

結果、極左や極右のような怪しいカルト思想・政治集団に接点を持ったときに、私たちはナチスドイツやソビエトを思い描いて警戒心を強めることができる。ということにもなっています。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

すなわち、日本社会の失敗が大きく社会で認知されることで、また同じようなことをやろうとする集団への警戒、そして非難が世の中に定着する。 これによってやはり、『第２第３のヘル日本』が出来上がる、その大きな抑止力になるのです。

高山直人(憂鬱な魔シ去天使、むっちの先生、文筆業兼挿絵作家兼編集系にチェンジ) @naobotaka_magi

そしてこの大規模に非難が上がった際に重要になってくるのは、 『失敗の裏にある根源の存在を明らかにすべき。』 という問題もあります。 これは日本問題を大きく社会全体で考えることよりも、ハードルは遥かに高いかと思います。