- poli_pro_info
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原作が好きなので『この世界の片隅に』を観ました。原作にほぼ忠実な作品で「おお、、、あの絵柄が動いておる」と感動した。細かいギャグも同じなのが嬉しい。ただ戦争の描写は映像ならではの表現や音響で、さすがに迫力があった。エンドロールで原作のその後がちょっとだけ観られるので得した気分。
2016-11-15 21:17:48『この世界の片隅に』のオープニングでふんわりした女性ボーカルの曲が流れてきたので「大貫妙子はいい歌うたうねえ」と思っていたらコトリンゴだった件。
2016-11-15 21:21:32そのあと「 淵に立つ」を観るつもりで、渋谷ユーロスペースで「この世界の片隅に」を観たのだが、あまりのすばらしさに呆然として、二本の映画を観る気力を失った。ユーロスペース近くの行きつけの店で――といっても立ち食い蕎麦ですが――夕食を取り、蹌踉と帰る。また渋谷に行かなければならない。
2016-11-16 16:02:20テアトル梅田、上映終了。立ち見が出てた。終了後、自然に拍手が沸き起こる。 感想は後でまとめて。 #この世界の片隅に
2016-11-12 12:43:5015時10分からの回も満席らしい。#この世界の片隅に pic.twitter.com/7TbTbzNFgB
2016-11-12 13:20:52EDクレジットの最後にずらっと並ぶクラウドファンディング支援者の名前、あまりに多すぎて自分の名前見落とした(笑)。パンフレットには載ってたからほっとした。 #この世界の片隅に pic.twitter.com/o2JYn9nKyz
2016-11-13 19:55:23すでに多くの人がいろんなことを書いてるんで、僕は自分にしか書けないことを書く。実は2009年ごろに、『MM9』のTVアニメ化の企画があったんである。片渕須直監督で。 #この世界の片隅に
2016-11-13 20:43:46打ち合わせのためにわざわざ僕の住む大阪まで来られたんで、第4話でメガドレイクが暴れた場所を案内したりした。 その時に片渕監督が持参されたのがA1サイズぐらいのでっかい紙。何かというと、『ウルトラQ』の脚本が初稿からどのように変わっていったのかチャートにしたものだった。
2016-11-13 20:46:40つまり『MM9』を作るためにはまず『ウルトラQ』がどういう番組だったかを分析しなくちゃいけないと……そこから始めるの!? 怪獣マニアであるうえに、とにかくすごく考証に凝る人なんだと感心した。
2016-11-13 20:49:52ちなみに『MM9』をすごく読みこんでおられて、ミスもいくつか指摘されました。この距離をヘリが飛ぶのは航続距離から見て困難だ……とか。すみません。でも、そんなの指摘したの、この人だけですよ。
2016-11-13 20:53:07その後、アニメ第1話のサンプルシナリオが送られてきたんだけど、これがまた仰天。 原作の第1話って、実は僕自身、いまひとつ盛り上がらなくて、あんまり面白いと思ってなかった。ところがシナリオは原作のストーリーに沿いながら、細かい部分の台詞回しとかを徹底的に変えていた。
2016-11-13 20:57:45何が驚いたって、結末が違うの! エビじゃないの! 原作の中にあるちょっとした説明を拾ってきて、それを伏線に、ぜんぜん違う結末をつけて、原作より面白い話にしちゃってるの! 読みながら「そうかー! こういう結末にすれば良かったのか!」と感嘆した。
2016-11-13 21:03:11アニメと小説はぜんぜん違うジャンル。キャラクターの台詞ひとつを取っても、小説の台詞とアニメの台詞はぜんぜん違うものでなくてはならない……とは僕も思ってたけど、それを僕の期待以上の形で見せつけられるとは。これがプロの仕事というものかと舌を巻いた。
2016-11-13 21:10:47細かいことだけど、原作では名前の出てこない自衛隊のヘリのパイロットの名前が、万城目(まきめ)と一平(かずひら)なのには笑った。
2016-11-13 21:12:38その後、『この世界の片隅に』の企画を聞いて、「片渕さんが作るならそりゃ絶対いい映画に違いない!」と確信して、クラウドファンディングに協力させていただいたわけである。
2016-11-13 21:17:58去年のSF大会の企画で、その裏話を聞いた。やっぱり驚嘆するのがその考証の緻密さ。当時の街並みや生活、何月何日に呉にどんな艦が入港していたのかを調べ上げたりするばかりか、その日の気温まで調べたとか。 なぜ気温が必要かというと、その日に蝶が飛んでいたかどうかを知るため!
2016-11-13 21:22:48そうそう忘れてた。 片渕さんが考えた『MM9』アニメ版のオリジナルの設定のひとつが、「さくらは同じアパートに住んでいるタイ人と仲が良く、タイ語が喋れる」というもの。 『トワイライト・テールズ』収録の「怪獣神様」で、舞台がタイなのは、その設定の流用だったりします。
2016-11-13 21:39:13ツイッターで感想を読んでいると、みんなうまくネタバレを避けつつ絶賛していて、昨年の「ガルパンはいいぞ」の再現になってきている気がする。 #このせかはいいぞ
2016-11-13 21:52:05ああ確かに。あのアザの意味が分かんない人はいそうだよなあ。 /町山智浩 『この世界の片隅に』徹底解説 miyearnzzlabo.com/archives/40487
2016-11-14 02:05:31