INTER BEE CONNECTEDセッション「多様化が進む動画視聴スタイルの現状とテレビ」(2016年11月16日)実況まとめ(個人用)

sknsdys @sknsdys

美和氏:いまから紹介するデータはそうした実態を裏打ちする。スマホのアプリを23種類に分類したものの(起動数を)1日単位で分析した。1日50回アプリを起動している。特に1-20代女性は10代65回、20代60回と非常に頻繁。 #InterBEE

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美和氏:この分野でいうと、インスタントメッセンジャー、ソーシャルメディアが多い。限られた時間でコミュニケーションしながら、その亜間でちょこっと出ている動画ストリーミングが並行しているというのが見て取れる #InterBEE

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美和氏:起動回数は圧倒的にSNSが長いが、時間はそれに比べると短い。時間はゲームなどが多い。SNSは如何に短いか。起動1回当たりに直すと、インスタントメッセンジャーは1.2分。 #InterBEE

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美和氏:動画共有アプリは5分を超えそこそこ長いが、ひとつのストリーミングにこだわってみるのはスマホ上ではなかなか起こりづらいといえる。去年の7月のデータなのでこの傾向は強まっているのでは #InterBEE

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奥氏:このデータにはNetflix、Amazonプライム、TVerなどが入ってきていないことを割り引いて見て欲しい。スマホ利用はこれだけせわしないとスマホはブルーオーシャンと言えるのか？ #InterBEE

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加藤氏:テレビ連動アプリが出ているが、常時起動が前提になっているのは実情に合わなくなっている気がする。 吉川氏:さらに恐ろしいと思うのは、僕らはすごくせわしないと思うが、心持ちを(若い女性に)聞くと「すごく動画をゆったり見ている」という。 #InterBEE

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吉川氏:男性の方も「iPadに集中して見ていた。思ったよりスマホを見ていた」という。せわしなく見えるが、リラックスしてそれができるようになっているのが若い人の意識。 奥氏:やはりスマホネイティブの感覚。ながらスマホをやめろと言われると歩くのを辞めるという文脈 #InterBEE

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美和氏:コミュニケーションをこなす中での動画の視聴が本当にハッピーな動画との出会いになっているかを頭に入れながら議論していかねばならいないと思う 奥氏:ではじっくり見る枠はどこにあるのかというのがわれわれ研究者としては気になるところ #InterBEE

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奥氏:それはテレビではないか？とは思う。ゲームはスマホの方に移ったが、実態はどうか #InterBEE

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森下氏:テレビ受像器でどのくらいネット動画を見ているかを電通総研で調査した。現状のスクリーニング。日本全国1万サンプルのうち11.5%はテレビを持っていない。自宅にテレビがあっても自分では使っていない人が5% #InterBEE

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森下氏:その中でのネット結線率は21.1%。この全員がネット動画を見ているわけではない。実際にそのような行動をとっているのはその半分で1割という結果が出た。

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森下氏:その内訳。最も大きいのはYouTubeやニコニコなどの共有系で役6%。次にHuluなどの有料サービスで5.3%、次がGYAOなどの無料サービスで2.7%。重複あり #InterBEE

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森下氏:こうした人は比較的新しい受像機を使っている。2013年以降が過半数。新しいものだと環境が整っている。テレビをネット接続する目的の4割がネット動画を見るため。注目すべきなのは目的はないが設定手順にしたがったら接続していたという人がかなりいる点 #InterBEE

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森下氏:接続方法。テレビ直接が69%、録画機が28.&%。次いでゲーム機、ミラキャスト、クロームキャストなど。テレビ受像機ががネット接続に果たす役割はやはり大きいとわかる #InterBEE

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森下氏:共有系動画サービスで利用されているのが音楽。57.3%と突出している。ゲーム系、「○○してみた」系も大画面で見られていることも見えてきた #InterBEE

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森下氏:具体的にどのようなサービスを利用しているか。YouTubeが73.3%、ニコニコ動画31.8%、GYAO28.3%、Hulu23.3%。私個人としてはVODがもっと多いと思っていたが、それに反して共有系が多かった #InterBEE

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奥氏:YouTubeは音楽ビデオをリスト化して見るという昔のステレオ的な使い方。ニコ動やGYAOなど一番最初に入ってきたところが大きなスコアを持ちHuluも見られているが、じっくり見るというところにはなっていないように見える #InterBEE

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加藤氏:サブスクリプション契約者にインタビューしたが、スマートフォンで動画を見るのを「プレミアムな時間」と言うが、その次を聞くとテレビと答える。定額制動画配信を見る人は入口はスマホだがプレミアムなものとしてテレビで見る人がじわじわと増えている #InterBEE

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美和氏:加藤さんが「プレミアム」と言ったが、普通にインタビューしても「YouTubeをテレビで見る」と答える人が増えてきた。中心はミュージックビデオの流しっぱなし。 #InterBEE

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美和氏:そうすると大画面なので流しながらキッチンで料理をしたりパソコンで他の作業をしながらというながらが発生する。このあたりもテレビでネット動画を見る魅力では #InterBEE

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森下氏:グループインタビューで出来たテレビ受像機を評価する声を分類。まずはスペック。「視力」という声が上がった。子供かスマホを近い画面で見ているのが嫌だが、テレビなら離れてみられると言う声。4Kが見られるのはテレビだけという男性も #InterBEE

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森下氏:リアルタイム感。同じ動画でもテレビだとリアルタイム感があるがパソコンだと終わったもののように思える、テレビのほうが臨場感があるという声も #InterBEE

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森下氏:スペシャル感。同じ人でもテレビだと有名人に見える、ゲーム実況者が家に来てくれたと感じてさみしくないという声 #InterBEE

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森下氏:リラックス環境を評価する声も。ソファでゆったりと見られる。ながら視聴。PCで作業するときはYouTubeでリスト化した音楽動画を流す、すぐLINEの返信ができて便利など #InterBEE

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奥氏:テレビのフレーム感から見るプレミアム感がある。これはテレビっ子にはわかるが若い人はどうか。 #InterBEE