生活点のディティールにとことんこだわった「この世界の片隅に」～鉄道描写を中心に #この世界の片隅に

🍉💙💛ブ ヒ く ん 🧷🟡（人民党） @buhikun

医者にゅっと。「この世界の片隅に」について簡潔に。論点は多々あるが、この映画の素晴らしさは「生活点のディティール、生活点のリアル」にあると考える（続く #この世界の片隅に

🍉💙💛ブ ヒ く ん 🧷🟡（人民党） @buhikun

@buhikun すずさんが初めて呉に行くシーン。SL（C59あたりですかね）が牽く列車のスハ32、呉軍港に差し掛かると、車掌と憲兵が車内を巡回し、海側の鎧戸を閉めさせる。（続く #この世界の片隅に

🍉💙💛ブ ヒ く ん 🧷🟡（人民党） @buhikun

@buhikun あと広島電鉄の描写。最初100が出て来て「あー」と思ったが、その後200や400も登場。窓配置や塗色（戦中はグレーと青のツートン）も忠実に再現されており唸った。（続く #この世界の片隅に

🍉💙💛ブ ヒ く ん 🧷🟡（人民党） @buhikun

@buhikun そしてすずさんが中心街で広島に別れを告げるシーン、背後から走って来た電車がビューゲルを装着している。大戦後全国の路面電車に普及したビューゲルだが、戦前の使用例は明治期の江ノ電と戦中の広電のみ。鈍器で殴られたような衝撃があった。（続く #この世界の片隅に

🍉💙💛ブ ヒ く ん 🧷🟡（人民党） @buhikun

追記：明治期には江ノ電のみでなく神都電車でもビューゲル短期間使用したとWikipediaに記述あり。編集合戦等ないため信頼性ありと判断。謹んで訂正する<m(__)m> goo.gl/To043G #ビューゲル

🍉💙💛ブ ヒ く ん 🧷🟡（人民党） @buhikun

@buhikun 他にも呉港の戦艦についてはTwitterやブログで多数言及あるし、食べ物のディティールも見逃せない。観れば観た回数だけ違うものが見えそう。リピート大あり。12月1日を明け番にすればよかった（泣 （一応終わり #この世界の片隅に

🍉💙💛ブ ヒ く ん 🧷🟡（人民党） @buhikun

@buhikun おまけ/映画には広電600と650は登場しないが、650はご存知現役の被爆電車で今も見られる（少なくなったが）し、600はほぼ650と同型だからかなと勝手に納得。 #この世界の片隅に #広電

🍉💙💛ブ ヒ く ん 🧷🟡（人民党） @buhikun

@buhikun おまけ2/江波に来た周作さんと父が道に迷って、すずさんに電停まで送ってもらうシーンがあったが、昭和20年当時の広島市地図に江波線はなく、本線の土橋電停まで送ったと解するのが相当である。（完 #この世界の片隅に #広電