『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』  映画/感想

『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』  映画/感想 2016/12/7
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高水 @takamizu_0

@takamizu_0 ハンズ・オブ・ラヴ。ずっと泣いてた。

2016-12-07 11:15:44
高水 @takamizu_0

@takamizu_0 ずっとはいい過ぎだな。途中から涙が静かに流れて止まらなかった。前半もラストを知ってるから、ちょっとじんわりした。でも、リリーの泣き方とはちょっと違うかな。リリーは観おわって、つらくてつらくて、キャロルをその足で見に行ったんだけど、これは考えたい感じ。

2016-12-07 12:02:35
高水 @takamizu_0

@takamizu_0 観おわってから、ずっと考えてる。それぞれの立場からの言葉に考えさせられる。この映画は、映画のための脚本に掛かれたセリフじゃなくてさ、そのままでもないけど実際に語られた言葉だから、考えなくちゃいけない。考えたいかな。

2016-12-07 12:04:58
高水 @takamizu_0

『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』の感想。今日も、連投しますw

2016-12-07 21:04:00
高水 @takamizu_0

ラブロマンスとしての感想と権利と平等についての感想がある。どちらの視点でも涙した。また役者の演技がすごいね。二人の惹かれあう様子。そして病気が進行して苦しむ姿を演じたジュリアン・ムーアは、やっぱり凄すぎた。(1)

2016-12-07 21:04:34
高水 @takamizu_0

まず権利と平等の話しから。 フォロワーさんたちの感想に"Justice"と"quality"という単語があった。すごくわかる。そして私は、映画の中で何回もでてきた"Equality"とう言葉を、ずっと考えている。この3つの言葉とともに、権利ということについて考えている。(2)

2016-12-07 21:06:55
高水 @takamizu_0

生まれながら人はさまざまな権利を与えられ、行使の自由を持っているはず。だけどいつの生まれなのか。何者として生まれるか。それによってあまりにも違いすぎる人生になる。社会で生きていくうえのシステムによる権利の不平等がおこるからだ。(3)

2016-12-07 21:07:44
高水 @takamizu_0

行政的なシステムの権利だけでなく、私は何者だという人権的なあたりまえのことまで、みとめられないことがある。そしてそれは「秘密」になり、差別や偏見を生んでいる。(4)

2016-12-07 21:09:33
高水 @takamizu_0

今年観た『リリーのすべて』の時代から『キャロル』、『わたしはロランス』、そしてローレルとステイシーが生きた時代。また、これから生きていく私たちと未来の子供たちの時代。世の中は変わってきて、変わっていくが、それはそう簡単なことじゃない。(5)

2016-12-07 21:09:56
高水 @takamizu_0

映画は現実のそうした変化を描いています。その変化は一人でも、一組のカップルでもなく、多くの人が望むことによって実現した。たしかに最初”平等”を求めたのはローレルだ。だけど二人の家族や相棒、そして”不平等”に気がつき関心を持った多くの人たちがいなければ実現しなかっただろう。(6)

2016-12-07 21:10:39
高水 @takamizu_0

いまの世の中にある不平等も多くの人が気が付くことで解消されるかもしれない。すべてに関心を持ち、かかわっていくことは出来ないだろうけど、でも消極的でもできるコトがあるって気が付かせてくれて、勇気をくれる映画だ。(7)

2016-12-07 21:11:21
高水 @takamizu_0

作中、ローレルの職場でひとつとてもいいと思うエピソードがあった。ローレルには残された時間は少なく、制度を変えるという政治的な事柄に関わるには、同僚たちは職業上も難しい。そんな中、彼らのボスがとった行動だ。(8)

2016-12-07 21:11:45
高水 @takamizu_0

背中を押すわけでもない彼の行動は、「動く」または「動かない」自由を与えた。あの職場において、彼ができる最大限の正義だろう。彼ではない私は、誰からのために、私のために何かできるだろうか。あのシーン、そんなことを考えた。(9)

2016-12-07 21:12:14
高水 @takamizu_0

彼だけじゃない、ひとりひとりが小さな行動や気持ちの表明をすることで、おーきなムーブメントになった。たんに、それにたいしてNOというだけ、おんな行動のつみかさなりがかかれていた。(10)

2016-12-07 21:15:59
高水 @takamizu_0

それからラブロマンスとしての感想。惹かれあい慈しみあう二人が、かわいかったー!二人とも、とってもかわいくて、そしてカッコよくって!!はじめてステイシーが、ローレルに気が付いてときのあの目がね!(11)

2016-12-07 21:16:42
高水 @takamizu_0

初デートでローレルが年上としてリードしたい気持ちとリードされる嬉しさとか、ほんとにかわいくて! 二人がさ、ひとつひとつ一緒に生きていくためにステージを進めていく様子も、とても幸せそうでさ。(12)

2016-12-07 21:17:28
高水 @takamizu_0

現実は、困難も多いだろう。普通の男女でもさ、付き合って、結婚してって、それはそれぞれがゴールじゃなくて、始まりじゃない?そして二人の場合は、さらに困難があることがわかってる。だけどひとつひとつ進めるたびに幸せを確かめて進む二人の様子は、ほんと甘くて素敵だった。(13)

2016-12-07 21:18:24
高水 @takamizu_0

そこまでが前半でしかないというのが悲しいし、あの前半があるから、余計に悲しい。でもエンドロールまでみて、ローレルとステイシーを愛しあったことが、ああした形で残せたのは、ほんとに良かったなって感じたんだよねぇ。(14)

2016-12-07 21:18:44
高水 @takamizu_0

そうした二人の愛を見てほしい。二人の気持ちが見えないと、きっと不平等なことに気が付けない。特別なことじゃない、人と人とが惹かれあっただけなんだよね。そして実話なんです。ぜひ、見てほしいかな。(15)

2016-12-07 21:19:35
高水 @takamizu_0

@takamizu_0 まーそれにしてもジュリアン・ムーアの演技はすごかったです。迫真でした。脇の演技も素晴らしい映画。おすすめです。(1~16)

2016-12-07 21:25:37