岩上安身ー山崎雅弘対談

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20.岩上「さて、ドンドンたたみかけてゆきますよ。大日本帝国はなんとシャブと麻薬の帝国だった!?」早川氏「戦前は労働基準法もなく、メチャクチャな長時間労働です。そこで、ヒロポンが必要とされたりしたんですね」@iwakamiyasumi

岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投します。 @IWJ_ch1: 1.まもなく19時より、11月29日収録の「日本史上最も人命が軽視された時代『国家神道』の復活をねらう日本会議と『大日本病』を蔓延させる安倍政権」岩上安身による紛争・戦史研究家　山崎雅弘氏のインタビュー＜前編＞」の録画配信を実況します。

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連投2 RT @IWJ_ch1: 2.岩上安身「戦史・紛争史研究家と主張されていますが」。山崎雅弘氏「紛争や戦争を俯瞰するような見方の分析が多いです。政治や経済、民族、領土、宗教、文化が絡み合っているので、軍事とは関係のないものも『戦史』と考えています」

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連投3 RT @IWJ_ch1: 3.山崎氏「今、戦争をした国家体制に戻りつつある。5～10年前の自民党政権であれば、『戦史』の分析からは外れていたかもしれないですが、戦前・戦中の言葉がまた使われる様になった。それが怖いですね」

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連投4 RT @IWJ_ch1: 4.岩上「では、1935年～45年の日本軍における極端な人命軽視の特徴についてですが」。山崎氏「日本人の感情で日本軍を理解していると気付かないかもしれないが、同じ時代の他国の軍隊と比較すると、日本軍は命を重視していなかった」

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連投5 RT @IWJ_ch1: 5.岩上「象徴的なのは特攻や玉砕ですね」。山崎氏「なぜ昭和の日本軍だけなのか疑問に思っていたが、戦前・戦中の国体思想や国家神道の関連で、文部省や学者が書いていたものを読み込むと、腑に落ちるものがあった」

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連投6 RT @IWJ_ch1: 6.山崎氏「天皇の価値をあまりにも高めてしまったがために、それを守るためであれば犠牲にしていいものが広がり、兵士ひとりの価値が下がった。35年以前はそこまで酷くはなかったが、35年が転機に。その理由は『天皇機関説事件』です」

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連投7 RT @IWJ_ch1: 7.山崎氏「天皇というのは国の一機関であって憲法から逸脱するようなことを勝手にする権限はない。あくまで立憲主義、国のシステムの中の存在。それを軍人や右派政治家が天皇を『機関』という言葉で表現するのは不敬だと潰してしまった」

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連投8 RT @IWJ_ch1: 8.山崎氏「それ以後、天皇を守るためにという大義名分に、国民や軍人が疑問を抱くことができなくなった」。岩上「兵士の生還を前提としない作戦を立案・命令する。降伏は許さないと」

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連投9 RT @IWJ_ch1: 9.山崎氏「一般の人には知られていないが、太平洋戦争で死亡した軍人の半分以上は餓死や栄養失調による病死。戦っていないのに運営側の不手際で命を絶たれている。責任は戦争指導者にあります」

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連投10 RT @IWJ_ch1: 10.岩上「兵士が死んでも『魂は靖国神社に還る』と、命令者の罪悪感が薄れたんですね」。山崎氏「それは大きかった。靖国神社がなければあんな非人道的な命令は果たして下せたのか疑問ですね」

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連投11 RT @IWJ_ch1: 11.岩上「靖国神社について論じるとA級戦犯合祀の話に矮小化される」山崎「本当に考えなければいけないのは、靖国神社の価値を過剰に高めたことによって、死ぬ必要のなかった軍人が死に追いやられた事実を日本国民として考え直さないといけない」

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連投12 RT @IWJ_ch1: 12.岩上「餓えの果てに同胞を殺し、その肉を喰らう。『玉砕』『英霊』といった言葉で塗り固める。映画『永遠のゼロ』で、『君のために僕は戦う』なんてことが本当にできたのか。史実のねつ造です」。山崎氏「『永遠のゼロ』は高名なプロパガンダだと思います」

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以下、連投します。RT @IWJ_ch1: 1.まもなく19時より、11月29日収録の「日本史上最も人命が軽視された時代『国家神道』の復活をねらう日本会議と『大日本病』を蔓延させる安倍政権」岩上安身による紛争・戦史研究家　山崎雅弘氏のインタビュー＜後編＞」の録画配信を実況します。

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連投2RT @IWJ_ch1: 2.岩上「次は『神社本庁』とは何か、ですが。戦前・戦中の日本人を精神的に支配した『国家神道』を民主化の障害と考え、GHQは『神道司令』を送り、神社を統括した組織『神祇院』を廃止。神道や神社の地位を格下げした。これが日本会議は気に食わないわけですね」

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連投3 RT @IWJ_ch1: 3.岩上「神祇院から国費補助を受けていた3つの組織が生き残りの道を模索し、新たな宗教法人に基づく『神社本庁』を発足。伊勢神宮を頂点とし、全国約78000社が加わったが、靖国神社は傘下に入らず、と」

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連投4 RT @IWJ_ch1: 4.岩上「そして、自分たちの意向をダイレクトに国政の場に反映する国会議員を増やすため、神社本庁の傘下に『神道政治連盟国会議員懇談会』を発足した、と。政治にどう組み込むかをよく熟知していますね。官僚がいた『神祇院』からスタートしてますからね」

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連投5 RT @IWJ_ch1: 5.岩上「2000年の5月11日、当時の森喜朗首相が『日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんに承知をしていただく、その思いで活動して、30年になったわけでございます』と。スキャンダルになった発言ですね」

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連投6 RT @IWJ_ch1: 6.山崎氏「憲法の理念を完全に否定しているわけで、戦前の価値観を総理大臣が述べた。当時はこれが大問題になった。今、この方がオリンピックの組織委員会で表舞台に出てきた」。岩上「神の国のオリンピックと言いかねないですね」

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連投7RT @IWJ_ch1: 7.山崎氏「国家神道系の思想を継承する人々がなぜ今の憲法を憎むのか。それを赤裸々に語っているのが『神道指令と戦後の神道』（神社新報社）。『神道指令のために「洗脳」された日本人、とくに大学、マスコミ、政治家、文化人、官僚等の間に著しい』と書いてある」

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連投8 RT @IWJ_ch1: 8.山崎氏「神社本庁は敗戦から何も反省していない。あれを間違いや失敗とは見ていなくて、占領軍の干渉が不当なものであり、そこから脱却しなければいけないという点から出発している」

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連投9 RT @IWJ_ch1: 9.山崎氏「さらに『日本国憲法第20条と89条に「信教自由・政教分離」を柱とする宗教規定を掲げさせ、国家神道の復活を抑止できると占領軍が考えていた』と書いてある。ここが日本会議や安倍政権が憲法改正を望む原点なんです」

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連投10 RT @IWJ_ch1: 10.山崎氏「国家神道を否定した日本国憲法を一度排除しないと、元の国には戻れないという考え方です」。

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連投11RT @IWJ_ch1: 11.岩上「そして自称ジャーナリストの櫻井よしこさんが、2015年5月『日本人のための憲法改正Q&A』を出版。中で西修さんが『日本国憲法は日本国を無力化することで、日本国憲法に「国がら」が出ていないのは、ある意味で当然です』と書いている」

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連投12 RT @IWJ_ch1: 12.山崎氏「民間憲法臨調の代表は櫻井よしこさんで代表委員には、西修さん、長尾一鉱さん、百地章さんがいる。安保法制の時に『違憲ではない』と言った3人ですね。日本会議の影響力がそういうところにも行っている」