岩上安身ー山崎雅弘対談

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投13 RT @IWJ_ch1: 13.山崎氏「日本国憲法に込められた諸原則は、GHQの統治が終了した後も国家神道の復活を阻止しようとする米政府の『政治的策謀』であると理解しているから、日本会議や安倍首相は日本国憲法に対し、尋常ではない敵意と憎しみを抱いている」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投14 RT @IWJ_ch1: 14.山崎氏「それでも米政府自体を批判することはない。そこが謎ですが、彼らは国家神道の復活ができればいいわけで、米政府の許可がなければ実現できないという現実的な視点があり、そのために奉仕するのかもしれない」

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連投15 RT @IWJ_ch1: 15.岩上「そして、今上天皇と日本会議の天皇の在り方の認識の違い、というテーマに移ります。天皇陛下が2009年4月8日の記者会見で『日本国憲法下の天皇の在り方の方が、伝統的な天皇の在り方に沿うもの』と仰った」

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連投16RT @IWJ_ch1: 16.岩上「安倍政権と日本会議はこれを無視。日本国憲法には『日本の伝統を継承する内容がない』と罵っている」。山崎氏「完全に天皇の言葉を否定している。彼らが考える日本の在り方というのは明治以降に作られた国体の世界観の中での天皇。フィクションですね」

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連投17 RT @IWJ_ch1: 17.岩上「そして、第二次安倍政権発足以降の日本の賛辞報道について」。山崎氏「日本を持ち上げると、それに対立する概念が必要になってくる。韓国や中国を罵倒する言論が増えている気がする。昔と違うのは現職の議員、名のしれた評論家が偏見を言う」

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連投18 RT @IWJ_ch1: 18.岩上「日本スゴイの裏返しは、他者へのヘイトになる」。山崎氏「沖縄の翁長知事が中国の手先だなんていうことを大阪のテレビが堂々と言っている」。岩上「戦前・戦中でも同様に『敵と味方』に分ける風潮が蔓延していたと？」

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連投19 RT @IWJ_ch1: 19.山崎氏「人間を『敵と味方』に分ける思考に深い知識はいらない」。岩上「国体の価値観もただただ忠誠ですよね」。山崎氏「最近、ひどいのは堂々とデマを言う。段階で言うと10段階中、2〜3段階のところまで来ていると思います」

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連投20 RT @IWJ_ch1: 20.岩上「そしてメディアの中でも『敵』と見なされることを恐れ萎縮し、権力者を批判しなくなると」。山崎氏「萎縮という自覚すら、もうないのでは。大本営発表も必ずしも背中から銃を突きつけられたわけではなく、検閲を先回りして書いていた」

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連投21 RT @IWJ_ch1: 21.山崎氏「自分がやらされているという自覚よりも、合理的に務めを果たしているという認識」。岩上「小さな保身や小さな忖度。その挙句、壮大な破滅へと導かれる」

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連投22 RT @IWJ_ch1: 22.山崎氏「差別や偏見の助長も大きな問題。戦後の日本では良くないことだと教えられてきたはずなのに、ここへ来て社会の表に出てきている。それは政治指導者が黙認するだろうという考えがあるから。トランプが就任した直後に差別的な犯罪が増えたこともそう」

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連投23 RT @IWJ_ch1: 23.山崎氏「在特会とつながりがあると言われている山谷えり子議員が国家公安委員長に就任した。差別に対する寛容さを政治利用しようという下心があったと思うし、支持を高める効果が実際に生まれた。安倍首相は『差別はいけない』というメッセージは発しない」

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連投24 RT @IWJ_ch1: 24.山崎氏「戦前的な価値観に国を戻すとき、『敵』を設定するのは都合がいい。日本の利益を守るために相手を攻撃するのが正しいという発想になる。そうなれば個人の独立した思考がなくなり、勝手に相手を攻撃してくれるようになる」

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連投25 RT @IWJ_ch1: 25.岩上「かつての国体思想も現代の日本礼賛も同じだ、と」。山崎氏「おそらく同じです。当時も万邦無比だった。今の言葉でいうと『日本スゴイ』ですからね。客観的な視点がなくなると自国中心になり、間違ったことをやっても自覚できなくなる」

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連投26 RT @IWJ_ch1: 26.岩上「間違いを改めることができず、失敗が巨大な破綻にまで行く」。山崎氏「45年8月になってもまだ気づいていない軍人が沢山いた。判断や計画に間違いがあったのではという反省がない。戦前の国体思想もそう。日本会議系の論客の認識もそう」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投27 RT @IWJ_ch1: 27.山崎氏「組織の指導部が『主観の暴走』に陥ってしまうと、間違っていると疑問が生じても、主観の操作や言葉の言い換えで『上手くいっている』かのように粉飾してしまう。安倍首相も重要な政策を決める際、自分の主観だけを述べることが増えている」

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連投28 @IWJ_ch1: 28.山崎氏「国会の答弁を見ても断言はするが根拠を言わない。NHKはそこだけ切り取ってニュースにするから、あたかも説得力があるかのように映るが。自衛隊の海外派遣でリスクが増えることはないと言うが根拠を説明しない。深刻な『主観の虜』になっているのでは」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投29 RT @IWJ_ch1: 29.山崎氏「それを問わない記者にも問題がある。厳しい質問をしないから甘やかしていることになる」。岩上「安倍政権になってから記者会見は茶番になった。先に質問取りをして決めた記者だけをあてる」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投30 RT @IWJ_ch1: 30.山崎氏「本来の自分の務めから外れた日々の仕事としての合理性を優先している。社会に対する自分の責任や重さの認識が感じられない。国民の側も安倍首相が語る『バラ色の主観』に身を委ねてしまっている」。岩上「きっとそうだよね、と思いたくなると」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投31 RT @IWJ_ch1: 31.山崎氏「『原発は世界で最も厳しい安全基準』だと言いますが、フランスでは同じ型の原発を材質に不安があるからと稼働を止めた。でも日本は優れているから大丈夫だと」。岩上「神の国の原発になりつつありますね」

ぽんぽこ @ponpokoozaki

この人、そもそも阿呆か眼に変なフィルターがかかっててと思う RT @IWJ_ch1: 28.山崎氏「国会の答弁を見ても断言はするが根拠を言わない。NHKはそこだけ切り取ってニュースにするから、あたかも説得力があるかのように映るが。iwakamiyasumi

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投32 RT @IWJ_ch1: 32.岩上「そこで一つ大きいのが『中国脅威論』」。山崎氏「中国が建国以来、どういう形で紛争をやってきたのかを踏まえていない。ウイグルやチベットなど清朝の領域だった所を別にすれば、中国は領土拡大目的で外国に侵攻したことはない」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投33 RT @IWJ_ch1: 33.山崎氏「脅威を煽るのは良く使われるパターンで冷戦期は米国もやっていた。ソ連軍は言われるほど能力がないことを知っていながら、予算を獲得するため脅威を煽った。中国脅威論も防衛省や自衛隊組織の規模拡大や予算獲得に利用できる」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投34 RT @IWJ_ch1: 34.岩上「中国を『全日本人の共通敵』と位置づける、と。中国人は爆買してくれ、特に自動車の売上は全米よりも中国市場が伸びている」。山崎氏「日本人が使っている日用品の多くは中国製。貿易が止まれば、日本人は今の生活を維持できない」

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連投35 @IWJ_ch1: 35.岩上「『すべての国民は安倍総理のもとで一致団結しなくてはならない』と心理を誘導する。小川榮太郎さんは、中国の日本への攻撃的、組織的、国家総力戦的な姿勢は強烈な嫉妬や増悪抜きには考えられない。尖閣で妥協すれば日本は事実上、属国化すると言っている」

nobuaki NOGCI @nnogci

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