岩上安身ー山崎雅弘対談

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投59 @IWJ_ch1: 59.岩上「緊急事態条項なんて書き込まなくてもすでに現行法でできる」。山崎氏「平気でデマを流す。日本会議の当時の三好会長は憲法の前文について『国民の安全と生存の確保を他国任せにしている』と。これも言いがかりです。前文はそんなことは一切言っていない」

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連投60 RT @IWJ_ch1: 60.山崎氏「本来ない意味を勝手に付け加えて、こんなにひどい条文だから変えなければいけないと人を騙す。元最高裁の判事や長官がこういう汚い手を使うのは異常な状況。本人は分かっているはず。厳密に文言を解釈するのが仕事ですから」

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連投61 RT @IWJ_ch1: 61.山崎氏「そして安倍政権は急に『家族、家族』と言い出した。一般論では反論できない所から入っていて、内面に手を突っ込むというパターンが国体思想でもある。これもそういう文脈で見ると、天皇と国民の縮図としての『家族』」

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連投62 RT @IWJ_ch1: 62.山崎氏「文部省『国体の本義』（1937年）にも書かれていますが、国は一大家族国家で、要するに天皇は国民にとって親のようなものである。親を敬うかのように天皇を敬いなさいという思想教育」

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連投63 RT @IWJ_ch1: 63.山崎氏「『この和はいかなる集団生活の間にも実現せられねばならない・それぞれの集団には上に立つものがあり、下に働くものがある。各々が分を守ることによって集団の和が得られる』と。つまり黙って従えと。国家でも家族でも」

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連投64 @IWJ_ch1: 64.山崎氏「そして教育総監部の『万邦に冠絶せる我が国体』（1938年）では、『小さいところでは強固なる家族の団結となり、大きいところでは宗家である皇室を中心とした、総合家族制度である国家、一君万民の国体をなす』と。ここに落とし所を持ってきている」

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連投65 RT @IWJ_ch1: 65.山崎氏「さらには『全体を統合する中心のためには、身を捨てても嬉しいということは、やがて日本人が犠牲的精神に富むと称される原因であろう。中心のために身を捨てることになる』と」。岩上「家族の話から特攻や玉砕に行く着く話になっている。恐ろしい」

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連投66 @IWJ_ch1: 66.山崎氏「そして現代の話。櫻井よしこさんが『日本の息吹』2013年11月号で『憲法には家族を大事にしようと謳われていないと。個人がバラバラであなたは父親でもない、母親でもない、個人です』と。しかしこれはトリック。父親と個人は両立する、対立しない」

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連投67 RT @IWJ_ch1: 67.山崎氏「日本会議がなぜ『夫婦別姓』を否定するのか。夫婦別姓を容認する空気が広がれば、それがやがて『女系天皇』を容認する空気に変質するのでは、という懸念を椛島有三・日本会議事務総長が『祖国と青年』の中で言っている」

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連投68 RT @IWJ_ch1: 68.山崎氏「さらに『天皇・皇室は「万世一系」「男系」でなければならないと言っていて、夫婦別姓法案によって「別姓」国家になっても良いと認めることは、必ずや「男系」も「女系」も対等の価値であるということを認めることに繋がってくる』と言っている」

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連投69 RT @IWJ_ch1: 69.岩上「まず、第一に男女差別している。日本の歴史上、遥かに長い期間の中で同姓、別姓いろいろな形があった。別姓も認められていた日本の伝統から考えると、その間も天皇は万世一系をやっていた」。山崎氏「両立は可能だということ」

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連投70 RT @IWJ_ch1: 70.山崎氏「男系という、彼らが信じる唯一の価値観が壊れるのが恐ろしいのでしょう。安倍総理も言っている『夫婦別姓は家族の解体を意味します』と。ヨーロッパなど夫婦別姓が当たり前の国で家族が解体しているかどうかには言及しない。主観でしかない」

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連投71 RT @IWJ_ch1: 71.山崎氏「目的がまずあって、それを正当化するためのいいがかりでお粗末。日本会議とつながっている安倍政権が続く限り、本質的な意味での男女平等は実現しない。『女性の活躍』と言うが、男女平等は一切口にしない。男女不平等でも女性の活躍は可能」