鴻英良×佐々木敦「2010年代の世界情勢と批評との関係について考察せよ」【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第2期 #13】 #批評再生塾
- genroncafe
- 3224
- 2
- 1
- 1
鴻さんは「近代人」「旅人」「観客」「人類学者」という分類における「観客」に問題があると指摘。観客=傍観者ではない。→【講評・無料生放送】鴻英良×佐々木敦【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第2期 #13】nico.ms/lv283501388?re… #批評再生塾
2016-12-26 21:54:17プレゼン1人目、今井「観客、旅人、人類学者」。「私」と「社会」の4類型を分析し、社会情勢に接続する。世界史と演劇史の視点の不足を、徹底した形式化で補う。フィリップ・デスコラの「四つの類型」を参照。人間/自然→私/社会。 #批評再生塾
2016-12-26 21:54:55「私/社会」「一/多」により、近代哲学(近代人)、精神分析(旅人)、社会学(観客)、人類学(人類学者)にカテゴライズ。例えばドゥルーズを筆頭にしたポスト真実は、近代人から観客への移行。観客でいることを許さないイスラム国は、観客を旅人にする。 #批評再生塾
2016-12-26 21:55:16鴻氏の論考に接続すると、叙事詩とは、人類学者的な世界観。21世紀における革命の可能性は人類学者的な態度にあるのでは。 #批評再生塾
2016-12-26 22:01:51鴻コメント。観客は傍観者じゃないのでは。観客を傍観者として扱うのをやめた時に、このモデルはどう変動するだろうか。観客と人類学者は近い。多としての観客が変貌していく多としての舞台、そこでの観客は人類学者と重なる。 #批評再生塾
2016-12-26 22:02:11フーコー『言葉と物』結論で言われるように、20世紀を形作る学問は文化人類学と精神分析。前者は、西洋文化の特質について非西洋文化を軸にして再考する。精神分析は、意識構造について考える時、意識の外=無意識を探求することで意識を探究する。 #批評再生塾
2016-12-26 22:02:23両者とも意識と意識外、西洋と西洋外を考える。それらを学問の中心に据えたことが20世紀の学問を形作る。これをどのように21世紀に向けて展開するか。観客、旅人、人類学者の可能性。それぞれにおいてどういう可能性があるか。 #批評再生塾
2016-12-26 22:02:48佐々木「今回はモデルを作ることに終始してしまい、例外やその外側のものを回収できなかった。」→【講評・無料生放送】鴻英良×佐々木敦【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第2期 #13】nico.ms/lv283501388?re… #批評再生塾
2016-12-26 22:06:14鴻。人類学者がどういう役割を果たして来たかを厳密に考えてみる。帝国主義的世界秩序を人類学的調査がどのように形成したか、それを考えたのがサイード『オリエンタリズム』。ペルシャの作品が最初期のギリシャ悲劇として残ってるのか。ギリシャに負けたペルシャの情勢。 #批評再生塾
2016-12-26 22:07:36ポスト植民地時代における新たな展開。アフリカ、インドにおける現代演劇は、帝国主義からの独立・批判からなる。その帝国主義を支えていたのが人類学者。大量の学者を連れてエジプトを攻略したナポレオン。統治において人類学的研究が果たした役割の歴史的系譜を調べなくちゃいけない。 #批評再生塾
2016-12-26 22:08:22二人目はかなめschool.genron.co.jp/works/critics/… …→【無料生放送】鴻英良×佐々木敦「2010年代の世界情勢と批評との関係について考察せよ」【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第2期 #13】 nico.ms/lv283501388?re… … #批評再生塾
2016-12-26 22:09:33三者三様のプレゼン。→【講評・無料生放送】鴻英良×佐々木敦【ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第2期 #13】nico.ms/lv283501388?re… #批評再生塾 pic.twitter.com/IrxFAI2HcC
2016-12-26 22:13:51かなめ君の常套句として「まぁそうなのかもしれないしそうじゃないかもしれないんだけど…」って部分を必ず書いたり言ってしまう。すごくぶきっちょなんだけど、こういう所に実は共感を感じます #批評再生塾
2016-12-26 22:21:36地下鉄、ピナ・バウシュ、そして第三次世界大戦。論考内の1〜6に対応したスライドと独特な語り口のプレゼン→【無料生放送】鴻英良×佐々木【批評再生塾 第2期 #13】nico.ms/lv283501388?re… #批評再生塾 pic.twitter.com/3EV2zvee25
2016-12-26 22:23:35プレゼン2人目、かなめ「どこまでも観、考え続けよ。そして去れ。」。言いたいことが二つ。①みんな書いていこう、②ピナ・バウシュの映画良かったので観よう。書きたいことを書いて、課題に結びつけた。 #批評再生塾
2016-12-26 22:25:31章ごとに追っていく。1、地下鉄のまとわりつくような風。2、コミュニケーションは、動くことによって成立する。3、表現はコミュニケーションが結果的にもたらす善を引き出す行為。 #批評再生塾
2016-12-26 22:25:504、ダンスは他人の踊りを壊すことに繋がるのではという感覚、全体として個は同じ動きをしないといけないという規範があるという感覚。5、行動が独創的だと思考も独創的だという印象を勝手に人は抱く、つまり相手に不用意な恐怖を与えない工夫が必要。 #批評再生塾
2016-12-26 22:26:06舞台があれば人は観客になりやすい。設備の力を借りずに観客になる=対話者となる。自分の問題から逃げようとしないから対話者たれる。逃げる≠去る。去るためには一定の時間その場にいなければならない。 #批評再生塾
2016-12-26 22:26:20