蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 1501~1550

『この世界の片隅に』の感動も、『ローグ・ワン』の興奮も既に遠い記憶の彼方…。『デビルジャンク』の結末どうだったけな?と、しみじみ思い返す2016年の大晦日。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

私自身はタバコは吸わないんだけど、この映画を観ると、人生折々の、生活の句読点としての喫煙が好ましく描かれ、愛煙家だったら良かったかもなと思わされます。 pic.twitter.com/ublbuQsTmZ

2016-12-24 01:16:21
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『スモーク』 オースターの小説はどれも退屈ですが、読むと一生忘れられないのが多い。彼の作風そのままに映像化されたブルックリンの下町スケッチ。妻を失くしてスランプの小説家が、クリスマス・ストーリーのアイデアを得ようと、煙草屋の店主に聴く。 #クリスマス映画 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/bvngpouax1

2016-12-24 01:11:53
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

恵比寿ガーデンシネマで『スモーク』を観ました。 pic.twitter.com/Jv4HkUffmZ

2016-12-23 22:37:05
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『WATARIDORI』 製作費20億、撮影日数3年を費やして製作された志の高い記録映画。百種類以上の鳥の“渡り”を、世界中にロケして描き尽くす。その視線は冷徹で非情。残酷な描写もありますが、目的地を目指して飛び続ける鳥たちの姿はひたむきで気高く美しい。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/HQxGkukVBF

2016-12-23 11:48:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『燃えよドラゴン』 燃えましたとも。ガンマンの私ですら、観た後ヌンチャクの練習をしたくらいです。ブルース・リーの鍛え上げられた強靱な肉体が要塞島で咆哮する、カンフー物の最高峰です。アドレナリン沸騰状態でこの稀代の功夫役者が既に故人であると知った時はもう…。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/gKvmKs1OB6

2016-12-22 16:25:26
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『クイズ・ショウ』 演出と舞台裏、金、不正と娯楽至上主義。いつの世もマスコミは汚く、醜い。それでも昨今の日本のTV界の狂騒ぶり、腐敗ぶりを目の当たりにすると、20年以上前に作られたこの映画はまだ品が良く、古き良き時代の狂騒だったような気がする。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/jEAk5UEKpU

2016-12-22 00:31:01
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『黄昏』 “逆さ飛込み”で親子の確執が解消する位なら、問題抱えた家族は皆池に飛び込んでら…と減らず口叩きたくなる程感動的な、良心的映画製造機マーク・ライデルの名編。ヘンリー・フォンダが痴呆症となり娘に「Who are you?」と尋ねる場面はカット(嘘)。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/EDWUx6jQda

2016-12-21 18:49:19
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『スタン・ザ・フラッシャー』 概ね変態しか登場しないイメージのゲンズブール作品ですが、遺作も期待を裏切らぬ“露出狂とロリータ”の副題がビデオ化された時に付いた、おされエロ映画。当然DVD化は難しい。観といて良かった(笑)。エロディ・ブシェーズ嬢、エロいぞw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/w2LCMLJk31

2016-12-21 17:59:23
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『レネゲイズ』 あのSFサスペンスの傑作『ヒドゥン』はたまたまいいのが出来ちゃった感のあるジャック・ショルダーの、宇宙人は出て来ないバディ物。鈍臭いしテンポ悪いが、マカロニウエスタンで慣れてる私には居心地いい。ステレオタイプのインディアン描写も懐いです。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/LKgF0YOj4K

2016-12-21 10:56:54
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

妻のオススメ・バービー4選。 (『ティファニーで朝食を』バービー、『鳥』バービー、『フラッシュダンス』バービー、『ファラ・フォーセット』バービー) pic.twitter.com/OJueNNxCDK

2016-12-21 00:36:56
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『愛しきは、女/ラ・バランス』 『真夜中の刑事』の時も公開当時、“正統派フィルムノワール”ファンから「こんなのフィルムノワールじゃない」なんて罵られてましたが、さらにアメリカナイズされたアクションです。凶暴なギャングと汚いデカに挟まれた、純愛密告屋の悲哀。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/0qHEyNAvqL

2016-12-20 19:05:00
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『天国と地獄』 黒澤作品は時々形容し難いあざとさを感じる時があって、あまり好きじゃない。スピルバーグはこのあざとさの遺伝子を受け継いだと思ふ。山崎努扮するピカレスクなキャラクターが素晴らしいこのサスペンスは、比較的あざとさを感じずに夢中になって観ました。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/qutktweEph

2016-12-20 17:25:49
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『フラッシュダンス』 何でこんなチャラいの観てしまったんかのぅ。あの頃姉ちゃん踊って水ザッパーンと言えば、誰でもこの映画と判ったものぢゃった。監督はこの後『9 1/2』『危険なジョーズ』をヒットさせ、『ジェイコブス・ラダー』という傑作を作って消えたんぢゃ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5xzj3zTH2c

2016-12-19 17:51:49
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ターミネーター3』 ターミネーター・カップル以外のキャスティングが今迄の世界観を瓦礫の山に変え、私の中でこのシリーズは『2』でターミネイトしてしまった記念碑的作品。監督の力量の差も歴然としているが、最後の10分間は劇場を出なくて良かったと思わせる。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/pUy55H6WNR

2016-12-19 15:46:27
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

マカロニウエスタンを作ったイタリア人のメンタリティは日本人に近い。 “スター・ウォーズ”シリーズもマカロニウエスタンも、親子愛、兄弟愛、師弟愛を描くのに長けているのは根本の感受性が同じだからだ。 togetter.com/li/274446

2016-12-18 19:52:53
蔵臼 金助 @klaus_kinske

それとね、いちばん大切な部分は家族愛だ。 特に“スター・ウォーズ”シリーズでは、父と息子、父と娘、そして師弟関係が繰り返し描かれる。 マカロニウエスタンも同様。だって、“スター・ウォーズ”シリーズもマカロニウエスタンもルーツは黒澤明。同じ父親を持つ子供同士の関係だからね。 pic.twitter.com/aRcu4KJpam

2016-12-18 19:48:25
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

そのあたりのプロセス、テーマ性に、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』はマカロニウエスタン的な遺伝子を感じさせます。

2016-12-18 18:44:31
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ガンマン大連合』や『夕陽のガンマン』を持ち出すまでも無く、ドライで狡猾な主人公が何かをきっかけに心を動かされ、信条を変えた行動をとるところに観客は感動するわけなんですね。

2016-12-18 18:43:17
蔵臼 金助 @klaus_kinske

自分のことしか考えない一匹狼や守銭奴のガンマンが、利益や自己のためでなく戦い抜くところにもまた、マカロニウエスタンの美学があります。

2016-12-18 18:42:13
蔵臼 金助 @klaus_kinske

マカロニウエスタンと言うと一匹狼は金のため、自分のことしか考えず、目的を達成したらさっさと荒野の彼方へ去っていくイメージがありますが、必ずしも全ての作品がそうではありません。

2016-12-18 18:38:02
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『シン・ゴジラ』でいうところの“はぐれ者、一匹狼、変わり者、オタク、問題児、鼻つまみ者、厄介者、異端児 ”がひとつの目的に向かって力を合わせ、命を賭けて戦う姿が崇高なのでありますよ。

2016-12-18 18:36:03
蔵臼 金助 @klaus_kinske

主人公たちは正規部隊ではないので制服も統一しておらず、イデオロギーとか戦う動機もばらばらでした。それが一人の少女の意志に突き動かされて、だんだんと目的が明確化され、ひとつの行動につながっていくのがこの作品の感動的なところなのであります。 pic.twitter.com/z65IwLAvgj

2016-12-18 18:33:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が何故マカロニウエスタン的なのか、質問を受けたのでここでも返答しておきますね。 表面的に観ても、無法者たち、復讐、銃撃戦に皆殺しと、『ローグ・ワン』はマカロニウエスタン的な世界観を共有はしておりますが… pic.twitter.com/lXI6Ec8CGy

2016-12-18 18:28:22
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

その上で一貫したテーマ、“希望は、死なない”がストレートにあざとくなく貫かれているから、最後はいやがうえにも大感動だ。 いや、本当に素晴らしいものを見せて貰いましたよ。 pic.twitter.com/XxG5BhaqGk

2016-12-18 13:20:17
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』が情報スパイ戦の要素を採り入れて成功したように、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、リアルな戦争映画の記憶、オマージュをあちこちにちりばめて成功している。 pic.twitter.com/IfTCTZ9ay4

2016-12-18 13:15:29
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