2016年下半期に読んだバンドデシネ(等)紹介

2016年下半期に読んだバンドデシネ等のまとめです。
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ty @te_igrec

"Mia & Co" あー…(語彙力喪失) pic.twitter.com/ZsjPFlerOj

2016-11-17 21:45:50
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ty @te_igrec

"Mia & Co" この倦怠感!ダルい! はぁー…いい… pic.twitter.com/dyUrr8TFGR

2016-11-17 21:47:55
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ty @te_igrec

"Mia & Co" 真面目な紹介 シナリオ作者のVanydaは自身もバンドデシネ作家です。ティーン層のままならない自意識と悩みを描いた作品、"Cell que…"シリーズで人気が出た作家です この"Mia & Co"では人間関係の望まない変化が描かれそうな気配があります

2016-11-17 21:52:09
ty @te_igrec

読んだ #バンドデシネ の紹介 Alex Alice "Le château des étoiles" 19世紀ヨーロッパを舞台にした空想科学もの。エーテル力学理論を実証する実験中に姿を消した母の行方を追い、技師の父と共にエーテル技術をめぐる陰謀と宇宙への冒険に巻き込まれていく話 pic.twitter.com/MJacmm3enp

2016-11-17 23:00:35
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ty @te_igrec

"Le château des étoiles" これほんと謎なレベルですごいんですよ セリフ多いし判も大きめ、シーンの区切りも細かいのに、テンポよく一気に読み進めてしまった。読みやすさと濃さが両立している。 バンドデシネの底力、みたいなものを感じる。 pic.twitter.com/BxPAQezozq

2016-11-17 23:03:41
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ty @te_igrec

"Le château des étoiles" こんなシーン見せられたら興奮するに決まってるんだよなぁ… エーテル力学の技術は空を飛ぶ力に応用される設定で、航空戦力への応用を狙うプロイセン軍と、宇宙探査の研究目的に使う主人公達の対立が描かれてます pic.twitter.com/D3PZuqHrpq

2016-11-17 23:07:15
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ty @te_igrec

"Le château des étoiles" 装飾性と読みやすさを両立させたコマ割りの美しさよ pic.twitter.com/3xuZyJjuRv

2016-11-17 23:08:38
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"Le château des étoiles" 日本漫画ぽいアレなシーンがちょっと入ったりするのはご愛嬌。 キャラもねーー少年少女は懸命で可愛いし大人は凛々しく良いんですよねーーー pic.twitter.com/P2yxHTvMvW

2016-11-17 23:10:43
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ty @te_igrec

読んだ #バンドデシネ の紹介 Ayroles, Masbou "De Cape et de Crocs" 1、2巻 舞台は17世紀。狐と狼の獣人2人、旅の途中で通りがかり男性を助けたと思ったはいいが実は騙されており、宝の眠る未知の島への船出に旅立つ事になる…という冒険活劇 pic.twitter.com/eXoiraVsRe

2016-11-18 22:08:44
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ty @te_igrec

"De Cape et de Crocs" 基本コミカルで深刻さはなく、むしろユーモアたっぷりでちょっと笑えるくらい、ただし考証はどうやらガッチガチの本気らしい。(Quai des bullesの展示から) 獣人仕草が可愛い。すごく可愛い。 pic.twitter.com/CgdSjvb07u

2016-11-18 22:12:27
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"De Cape et de Crocs" 「昼飯返してやらないとこの猛獣けしかけるぞ」(1巻) あかん面白すぎる pic.twitter.com/7wOAEtXqh7

2016-11-18 22:13:54
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"De Cape et de Crocs" このウサギがいい仕事をする。 気取り屋だけど腕は立つ狐、凶暴で無骨だけど情に篤い狼、おっちょこちょいだけど勇敢で抜け目ないウサギ、とキャラが立っていてぐるぐる動くから楽しいです なおセリフはちょっと読みづらいのが残念 pic.twitter.com/W9SOrE4QBM

2016-11-18 22:20:04
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ty @te_igrec

"De Cape et de Crocs" 先日行ったフランスのバンドデシネ系イベント"Quai des bulles"で展示をやってまして、この作品の描写を元に17世紀の風俗を紹介する、という内容でした。 気軽に読めるガチのヨーロッパ歴史描写、というなかなか興味深い漫画です

2016-11-18 22:25:47
ty @te_igrec

読んだ #バンドデシネ の紹介 Peyraud, Alfred "Le désespoir du singe" 旧共産圏をモチーフにしたらしき架空の国・街を舞台に、戦争と革命で翻弄されるひとの運命を描く。タイトル通り絶望(désespoir)に満ちた、悲しくも激しい情念の物語 pic.twitter.com/ZIxGZd7ffE

2016-11-20 23:49:08
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"Le désespoir du singe" 物語の始まりはある海辺の街。大国の支配下にあり、漁業もままならなくなる中、灌漑によって海が消えるのではないか、という風聞が流れる。主人公は逃げ場を求めて荒れた冷たい海を越え、絶望の中に飛び込んでいく。 亡命船の描写が本気で怖い pic.twitter.com/6ArT6IkDbB

2016-11-20 23:52:49
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"Le désespoir du singe" 主人公の1人は売れない絵描き、を諦め実業の道に進んだ冴えない男。婚約予定のひとと共に国から逃げようとする。 もう1人は若き革命家の女性。友人の紹介で男と出会い、戦乱の中惹かれあっていくが…当然のように平穏無事に関係が進むわけはない pic.twitter.com/fQA7dKQLdd

2016-11-20 23:56:47
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"Le désespoir du singe" 暴力、権力、恐怖、執念、愛憎…と内に外に働く様々なちからに対し、流され抗い、どうにか望む世界を求め、人がもがき苦しむ様を緊迫感に満ちた描写で表す作品です。 読んでて心休まる瞬間がなかったですが、のめり込んで一気読みしました pic.twitter.com/bBxzTnZfhV

2016-11-21 00:02:50
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ty @te_igrec

"Le désespoir du singe" これから向かう先が死地でしかないと知りつつ、それでもどこかに這い上がるきっかけがないか…と、絶望の中で希望を求める物語。 と同時に、既に絶望しかない立場の者が、自分の呪いを他人に振りまく事を止められない、悲しい因果の物語。

2016-11-21 00:09:28
ty @te_igrec

読んだ #バンドデシネ の紹介 Winston Wilsteiner "Le Cycle d'Inari" 作者自身の体験を描いた、という形式のグラフィックノベル。フランスでの生活が軸にありながら、婚約者が待つ日本で生計を立てようとする苦悩と、突然襲ってきた足の麻痺との闘いを描く pic.twitter.com/AVjllKoYiC

2016-11-24 22:34:42
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"Le Cycle d'Inari" 水彩調で描かれるフランスの都市、日本(香川県高松市)の風景が綺麗です。 過去日本に留学した事があるようで、日本を描く描写が自然なのは、その国の人としてはちょっと好感触 pic.twitter.com/ymsrb5XHoX

2016-11-24 22:37:37
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"Le Cycle d'Inari" 足の麻痺はストレスからくるもの、と解釈されているようで、その元が日本での新生活へ不安、結婚を前提とせざるを得ない日本の恋愛観への違和感…など、文化ギャップからくる悩みも割と重苦しく描いてます。 いや婚約者を重い人扱いするのはどうよと思うが pic.twitter.com/bROa3vkNvW

2016-11-24 22:40:14
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"Le Cycle d'Inari" 部屋ですればいいのにラブホテルとか何なの?みたいな文化ギャップも、こっち側の人間として共感は出来ないが面白くはありました これ日本人が読むとすごい面白いと思った (このページを不意打ちで電車内で開いて焦った) pic.twitter.com/ZC8OzWQRMO

2016-11-24 22:42:23
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読んだ #バンドデシネ の紹介 Vanyda, Duprat "L'année de la Chèvre" 36歳、子供は2人、1人は病気がちでもう1人は反抗気味、やや優柔不断で愚痴っぽい夫、体が弱りつつある頑固な祖父…しがらみと守るものが多く悩みに悩む、1人の女性の内面を描く話 pic.twitter.com/HCSU3UOZ3X

2016-11-24 23:02:29
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ty @te_igrec

"L'année de la Chèvre" 「羊の年」です。十二支で言う未年に当たる年、自分の追う責任や保護対象を比喩的に羊と例えるシーンが入ります。子供が怪我して心配する、なのに無神経な夫が「それくらいなんだ」みたいに茶々を入れてイラっとする、とか。 pic.twitter.com/kdI5TFHw7r

2016-11-24 23:07:10
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ty @te_igrec

"L'année de la Chèvre" 母親であり保護者であるだけが自分の人生ではないし、何か他にやりたい事もあるような、3人目の子供も欲しいかも、でも外での人との繋がりに心も動く、けど…という葛藤もあり。 (「そう言う漫画」じゃないのでご了承ください) pic.twitter.com/xbn9ybz7TH

2016-11-24 23:11:09
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