現在完了形でつまずく謎を解け!

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uroak_miku @Uroak_Miku

第十章では「たり」が近世関東にて「た」「てある」「ている」の三つに分岐したという話をしたい。

2017-01-09 09:22:45
uroak_miku @Uroak_Miku

語源は「たり」ではないけれど「てしまう」には触れておきたい。英語の現在完了と重なることがある用法だから。

2017-01-09 09:30:23
uroak_miku @Uroak_Miku

「てみる」などは時制ではなく動詞のニュアンスに回収される。「ぼくの作ったカレー、食べてみる?」なら Try the curry.(このカレーを試してみて)だし。 pic.twitter.com/Sj8ixGJjkH

2017-01-09 09:35:19
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ところで中三で習う、いわゆる現在完了形の訳出法のひとつ「~たことがある」は、ひょっとしたら明治期の発明?英語の和訳用に新たに編み出された翻訳体だったのではないか。

2017-01-09 09:54:55
uroak_miku @Uroak_Miku

「~てしまう」も明治の発明か?

2017-01-09 09:55:51
uroak_miku @Uroak_Miku

「~ている」は江戸後期にはもう話しことばのなかにあったようです。「~ちまう」とかの下町語も含めてですが。

2017-01-09 09:57:05
uroak_miku @Uroak_Miku

論文検索をしてもこれといった先行研究が見当たらない。

2017-01-09 09:57:42
uroak_miku @Uroak_Miku

中三編から。このページより後に現在完了形の章が始まる。「~たことがある」「~ている」「~てしまう」の三つの訳出パターンに引き裂かれていく魔の単元です。このうち二つが明治期に現在完了形の訳出用に人工的に作られたものだとしたら… pic.twitter.com/B7LJbTNAfO

2017-01-09 10:03:24
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uroak_miku @Uroak_Miku

aozora.gr.jp/cards/000148/f… 漱石『坊ちゃん』で検索。「~てしまった」はたくさんあるけれど「~てしまう」は少ない。もしかして後者は前者からの明治進化形なのか。

2017-01-09 10:30:32
uroak_miku @Uroak_Miku

それもと江戸っ子ことば「~ちまう」の進化形なのか。

2017-01-09 10:31:46
uroak_miku @Uroak_Miku

coffeejp.com/trip/culture/2… >「してしまう」が「しちまう」「しちゃう」になる。もとは「しちまう」だけであり、「しちゃう」が成立したのは明治以降である。 むしろ「しちまう」から「してしまう」が生まれた可能性のほうが。

2017-01-09 10:34:44