脚本家・池端俊策 講演会「ドラマ『夏目漱石の妻』を語る」レポート

ドラマ『夏目漱石の妻』の脚本を手がけた池端俊策氏を講師に招いた講演会のレポートまとめ 2017年1月14日(土) 埼玉県蕨市文化ホールくるる 講師:池端俊策
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nao @visavis114

5)なぜこのドラマを書いたのかが後でわかる、そういう作品はうまくいったもの。たくさんの人に見てもらえて、自分でもまあうまく書けたと思っていて、いいお正月を迎えることができた。 以上です。基本的に尾野さんの話しかしないアカウントですが、ドラマ全体を示さねば失礼、ということで補足。

2017-01-14 23:58:05

nao @visavis114

1)『夏目漱石の妻』講演会、池端さんの言葉をそのまま写したが、一部補足。尾野さんの演じ方は、映画大学でも語られているように「だいたい覚えた、というところで現場へ行き、相手とのお芝居で瞬時にして返す」というもの。「完全に覚えていくと、固まってしまって相手に合わせられない」と言う。

2017-01-15 13:15:39
nao @visavis114

2)池端さんが『日経回廊』に書かれているように「共演者の出方を見ながら瞬時に自分の立ち位置を決めてゆくその瞬発力に皆舌を巻く」のであり、計算せずに「シーンを踏破してゆく」。だから「作り込むから誠実」「作らないからテキトー」というわけでは断じてない。「作らないのが才能」でもない。

2017-01-15 13:16:34

※日経回廊 10(2016年11月発行号)p.78~85
「化ける女 尾野真千子 本質を言い当てる表情」文:池端俊策

nao @visavis114

3)今回は「講演会」ということで、尾野さんのONとOFFのギャップを象徴するエピソードとして、池端さんも一切オブラートに包むことなく話されたと思う。「ミニレポ」なのでそのまま記したが、全体を咀嚼せずに一部の言葉だけとらえて曲解されるとしたらそれは不本意なので、一応言っておきたい。

2017-01-15 13:16:59
nao @visavis114

@machi87machi ファンでない人が変な誤解をしてはまずい、というので補足しました。ただし会場内でも、「パーフェクト。電子タバコから5分も経ってない」のあたりで「どよめきー」(感嘆)という感じでしたけどね。

2017-01-15 13:24:37
nao @visavis114

@machi87machi 物事には勘どころというものがあり、そこさえ押さえれば全部を生真面目に満遍なくこなす必要はない、と思っています。真千子さんの「勘どころは決してはずさない」ところを信頼、尊敬、敬愛しています。

2017-01-15 14:04:34
nao @visavis114

蕨市新春講演会「ドラマ『夏目漱石の妻』を語る」 2017.1.14. Read: tl.gd/n_1sphfhj

2017-01-14 23:41:23

nao @visavis114

1)しつこいが、ひとつ補足。岡室先生が『夏目漱石の妻』を評し、鏡子の心は決断の陰で血を流し、修善寺の場面の血で染まった着物はその象徴、と書かれている。池端先生はここに「早稲田の先生だったかな?」と言及され「これは意識して書いたので、気づいてもらえて嬉しかった」とおっしゃっていた。

2017-01-16 16:36:25
nao @visavis114

2)講演の中で「漱石の返り血」とおっしゃったような気がしてあまり自信がなく、レポでは岡室先生の批評との関係には触れなかったのだが、いずれにしても「血に染まった着物」は「関係を切ることで流された血」が全部鏡子さんに降りかかったその象徴、ということだと思う。 #夏目漱石の妻を語る

2017-01-16 16:37:18

圧巻!尾野真千子の存在~土曜ドラマ「夏目漱石の妻」
ギャラクシー賞月間賞批評
https://news.nifty.com/article/magazine/galac-20170101-01/1

文:岡室美奈子(早稲田大学教授、ギャラクシー賞テレビ部門選奨委員)


nao @visavis114

前のアカウントで「オノマチ資料」として意味のあるのは1)『火の魚』について語られた映画大学 in 呉、2)立教大学で行われた『カーネーション』のシンポジウム、3)『萌の朱雀』の道を辿る萌桜祭、くらいだと思うので、こちらに移しておく(夜逃げにあたり、荷物を持ち出す、ようなもの)。

2017-01-15 10:21:28
nao @visavis114

『火の魚』映画大学 in 呉(尾野真千子、渡辺あや、黒崎博) 2014. 7.21. Read: tl.gd/n_1sphgru

2017-01-15 10:22:54
広島発ドラマ『火の魚』

2009年7月放送(NHK広島)
【脚本】渡辺あや
【出演】原田芳雄、尾野真千子
【受賞】文化庁芸術祭大賞、放送文化基金賞優秀賞・演技賞・脚本賞・演出賞、モンテカルロテレビ祭最優秀賞、イタリア賞最優秀賞ほか

nao @visavis114

立教大学公開シンポジウム「終戦から70年 ドラマ『カーネーション』に見る私たちの過去、現在そして未来」2015.8.27. Read: tl.gd/n_1sphgs1

2017-01-15 10:23:44
nao @visavis114

萌桜祭り 2016. 4.9. 『萌の朱雀』主人公みちるの通学路を河瀬監督と歩く Read: tl.gd/n_1sphgs3

2017-01-15 10:24:42
『萌の朱雀』

1997年11月公開
【監督】河瀬直美
【出演】尾野真千子
【受賞】カンヌ国際映画祭新人監督賞、シンガポール国際映画祭主演女優賞、高崎映画祭最優秀新人女優賞、芸術選奨文部大臣新人賞ほか


まめ @mame_ilrr

「夏目漱石の妻を語る」講演会。とても面白かったので備忘録。 土曜ドラマで75分を4回、何でも良いと言われたが手持ちにちょうど良いボリュームのものがなかったのでNHKサイドにも相談したところいつか夏目漱石をやりたいと思っていると言われた。

2017-01-15 01:34:52
まめ @mame_ilrr

主演は尾野真千子さんでと言ったら即やりましょうと言われた。尾野さんには今度は綺麗な恋愛ものがやりたいと言われつつ悪妻の話になってしまったが結果として晩年に鏡子さんが「沢山の男性を見て来たけれどうちの人が一番だった」と言っていたそうなのでなんだちゃんとラブストーリーだ、と思った。

2017-01-15 01:35:12