作家さんの反応シリーズ【絵本無料化編】

似鳥鶏 『推理大戦』講談社文庫版発売中！ @nitadorikei

キンコン西野さんの件、ご自身もブログで書かれてますが、「無料公開」という手法が有効なのはもともと話題性のある本だけで、本全体の1％以下です。残りの99％はそんなことしても話題にならず、作者が飢えるだけです。こんなこと言いたくないけど誤解されるとマジでヤバいので念のため。

似鳥鶏 『推理大戦』講談社文庫版発売中！ @nitadorikei

西野さんの件は確かに美談ですが、あれはすべての作家・イラストレーターにリスクを負わせた上での美談だという点は要注意です。アンパンマンだけが優しいんじゃないです。原料の小麦作ってる人もいるし、貧しくて無料提供はできないけどできる限り価格を下げようと頑張る他のパンマンもいるんです。

似鳥鶏 『推理大戦』講談社文庫版発売中！ @nitadorikei

仕事上イラストレーターの先生方には大変お世話になっている身としては祈るしかないです。どうか西野さんの発言が曲解されて絵本作家をはじめとする作家やイラストレーターの創作物が「タダで消費できるべき」という流れになりませんように。

似鳥鶏 『推理大戦』講談社文庫版発売中！ @nitadorikei

ほんとにお金がなくて｢作者に申し訳ない｣と思いながら読んでくれている方もたくさんいるでしょうし、たとえ無料でも読んでもらえるだけで後々得になるケースも確かにあるので、一概に｢無料はダメ！｣とも言えず大変ややこしいのですが。

阿川大樹『終電の神様　殺し屋の夜』（実業之日本社文庫）発売中 @agawataiju

株式を公開していない企業は、最大効率を敢えて犠牲にしてもオーナーが好きなように経営すればよいので、客を選ぶような商売をしようが思想信条を表に出して商売をしようが自由だと思う。そういう店や企業はたくさんあるし、非難されるようなことじゃない。客は客で自由に店を選ぶ。

最東対地 @31tota1

「ネットなら無料で内容が全て見られる」と「本を買う」という行為はまったく別ものだということを体現したんですよね。特に絵本というものは高いものだし、電子で読むようなものでもない。手元に置いておくもの。 本って本来そういうものだし、その本質が広まればきっと本はまた売れると思うのです。

最東対地 @31tota1

さっきのツイートはキングコング西野さんの件についてのツイートです。

谷津矢車（戯作者/小説家） @yatsuyaguruma

キンコン西野氏の絵本の件で変に目立ってしまっている六七質さんですが、拙作「蔦屋」（学研）の装画をご担当いただいております通り、文芸でもご活躍の方です。六七質さんを応援なさりたい方は、書店さんで六七質さんの手掛けられたご本を手に取ってみてください（拙作は絶版しております）。

芦辺　拓 @ashibetaku

【RT言及】六七質さんは、編集者や作家がこぞって装画・挿絵を描いてもらいたがっている気鋭のイラストレーターで、僕のデビュー作の再文庫化の際には、信頼する編集の強い推しで表紙を描いていただきました。各界垂涎のその人に絵本を描かせておいて名前を出さない？……ハッ！ pic.twitter.com/PG3lsYM57F

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芦辺　拓 @ashibetaku

例の問題については「絵本とタレント」の関係史を考えてみるべきではないか。落合恵子のクレヨンハウスまで遡るべきなのかはともかく、タレントの本づくりというと、エッセイ集でなければなぜか決まって絵本だった。高い美術性と物語の構成力が要求されるジャンルに、なぜ素人の参入が可能になったのか

仁木（小説） @NikiHideyuki

借金の奴隷解放宣言（徳政令）

浅生鴨 @aso_kamo

ざざざざーっ（水の音）。「お前が失くしたという宣言は、この『金の奴隷解放宣言』か？　それとも『銀の奴隷解放宣言』か？」