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「知ったような、口を、」きかないで、と言った声はあまりに細く震えていた。潮風に千切れて散り散りになってゆくそれを青年はつまらなさそうに見た。「ただのお節介だ」くるりと踵を返す姿を、小雨は呆然と見つめた。 @ura_saraha #空想の街 #原料屋 #夕闇俳句帳
2017-02-07 01:01:42![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
カツン、カツン、と足音をさせて窓也は夜の街を歩く。地下から上がったばかりの目には、真っ暗な夜空の星も冴えて眩しいような。「眩しい、は言い過ぎか」小さく笑って、窓也はゆっくりと街の外を目指す。灯りの消えた街並みの静かな眠り。「どの方々も、よい春を」 #空想の街 #原料屋
2017-02-07 00:09:39![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
空想の街の参加、ありがとうございました!企画はここで終わりですが、空想の街が消える訳ではありません。いつでも、だれでも訪れることの出来る街。街は夢の中に、夢はあなたの中に、あなたは現実の中に。 #空想の街 これにて、閉幕!
2017-02-06 00:02:19