日本図書館研究会第58回(2016年度)研究大会 1日目まとめ
冨士田「座っているだけではダメで、出かけていくことが大事。連絡いただいたので、お昼休みの時間に100冊持っていて貸出できるようにした。2週間後に行けないので、ボランティアさんに本を渡してもらうことに。」#nal58
2017-02-18 11:16:28冨士田「総合計画等とのコラボは正直出来ていない。市長部局なので市長と協議はしており、上との意思疎通は出来ているが、市民に出すのは4月以降。作るのに一所懸命だった。市の職員でも図書館利用しない人が多い。もっと呼びかけないとと思っている」#nal58
2017-02-18 11:21:02質問「ボランティアさんに本を返してもらうのは図書館の自由の観点から問題では。また、学校図書館との連携について」#nal58
2017-02-18 11:22:01冨士田「急に借りたいと言われたのでボランティアさんに無理を言って引き受けてもらった。学校図書館は、地域の方に使って欲しいがなかなかできない。団体貸出は行っているが。先生ごとに温度差あるので、全市共通とはならない。手を挙げてもらったところから。」#nal58
2017-02-18 11:23:28これから再開します。図書館サービス研究グループ「能動的図書館サービスモデル,アウトリーチ,エンベディッド・ライブラリアンを例に:米国における展開と日本における可能性」です。同グループの鎌田均氏が発表されます。#nal58
2017-02-18 11:36:23鎌田「エンベディッドライブラリアンの米国の展開を概観し、日本の導入の可能性等を検討。冨士田氏の発表と重なるところも」#nal58
2017-02-18 11:37:56鎌田「embedded、埋め込まれる、という意味。図書館の利用者がいる場所において、その活動組織に属した形で提供する図書館サービス。これまでは利用者が図書館に行って、そこで提供されるサービスだが、むしろ利用者がいる場所で提供される」#nal58
2017-02-18 11:39:05鎌田「背景。図書館でのサービスに限界を感じたところから。ライブラリアンが利用者グループと継続的関係を持つところに特色がある。また、目的を理解して関わる、付加価値が高いサービスを提供。利用者のニーズに沿った提供が可能に」#nal58
2017-02-18 11:40:18鎌田「待ち受けて対応というよりニーズを予期して行動。カスタマイズしたサービスを提供。継続して利用者のプロジェクトに関わるところに特徴。米で展開。この言葉が知られる以前に行ってきたところに医療系図書館がある」#nal58
2017-02-18 11:41:19鎌田「近年、大学図書館において展開が進んでいる。サブジェクトライブラリアンが学科に属した形でサービス提供。授業により密接に関わる形での情報支援。研究グループに属してデータマネジメンドにたずさわる。」#nal58
2017-02-18 11:42:24鎌田「公共の事例として、コロラド州ダグラス郡公共図書館が。その背景、情報が簡単に手に入る環境のもとでのレファレンス、コミュニティの課題解決が役割になるだろう、と。」#nal58
2017-02-18 11:43:40鎌田「ダウンタウンのビジネスオーナーを中心に再開発の委員会が立ち上がり、そこに図書館員が参加し、課題解決情報を提供。他の同規模の街の事例を提供など」#nal58
2017-02-18 11:44:24鎌田「待ち受けるのではなく課題を見つけ出す。ミーティングに常時参加。レポートを作成したりプレゼン素材をまとめる。付加価値高いサービス」#nal58
2017-02-18 11:45:06鎌田「従来のアウトリーチとの差異。外で活動し、なおかつ利用者グループと多くの時間、密接に接触。月1程度ならアウトリーチだが、ダグラス郡だと一定期間プロジェクトに関わってきた」#nal58
2017-02-18 11:46:15鎌田「人的コストとして、図書館を離れて参加し、他の活動にも関わるということで、難しいが、このサービスが重要と考え、止められることを考えた。自動貸出機導入でその資源をエンベディッドライブラリアンに回した」#nal58
2017-02-18 11:47:11鎌田「大学・専門と比べて利用者グループの特定が難しい。親和性高くなく、人的コストの面もあり、米でも広範囲に進んでいないのではないか」#nal58
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