写真家 小林幹幸氏（@motoyuk）による「プリントの買い方」

コバヤシモトユキ/次世代へ夢を撮る写真家　10/25-30キミトミタユメ・アメリカ橋ギャラリー @motoyuk

オリジナルプリントだからすごいなんて思わない。でもなぜ、オリジナルプリントが欲しいのか？それは、その人のパワーの源がその紙に眠っていると思うから。その人のパワーを自分もウケたいと思うし、飾ってあったら、みんなにもそのパワー感じ取って欲しいしね。僕はアナログか、デジタルプリントか

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果てはプラチナプリントだから凄いなんて思わない、それは写真家が一番良い方法だと信じてやってる事だから、ただプラチナになって値段が高くなるなら、同じパワーの他の作品に行っちゃうかもってことはあり得る。デジタルでも良いプリントはあるよね。今はデジタルも過渡期だから判断が難しいかもね。

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デジタルやアナログプリントは購入に何の関係もないけれど、撮影者のカメラのフォーマットは関係あるね。デジタルもいいけど、デジタルの理由がなければね、反対にアナログの理由も求めるけど、今は両方或る時代だからね。

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デジタルやアナログプリントは購入に何の関係もないけれど、撮影者のカメラのフォーマットは関係あるね。デジタルもいいけど、デジタルの理由がなければね、反対にアナログの理由も求めるけど、今は両方或る時代だからね。

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値段だって大切だと思うよ。アナログやプラチナで値段が高くなっちゃ買えないし、デジタルで安くしましたってプリントも情けない。タイプcだから偉いか？デジタルだから安いかはない、その人の主義や考え方が反影されてるからね。値段もいれて作品なんじゃないかな。

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僕がプリントを購入する値段の目安を書いておくと、海外のファッションフォトグラファー１３万から２０万くらい（大きさによるよ）。海外有名写真家のプリント（モダンプリントっていう意味ですよ、ここ重要）３０万円までかな。日本の若手４０代くらいまでの作家は１２万までだな。

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海外の有名フォトグラファーが１３万で買えるのに日本のどこの誰もしらない人が２０万ですって言ったって、ちょっとプリント買った事ある？って思って終わり。値段も作品に含まれると思ってるからね。でも、例外はあるよ。エディションが売れて売れてきちんと値上げをした場合、

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とか、海外で作品が売れるようになった実績の或る人とかね。海外が偉いんじゃないけど、きちんとマーケットに載ってるってことは重要。だから日本で僕が（かなりの写真好きで、使える値段も多い事はわかっているけど）プリント購入に使える金額は１２万円くらいだな。それでもすんごく多いと思うけど。

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こんな事書くとプリントが欲しくなってしまったよ。そんなにお金持ってる訳じゃないんだけどね。でも、どのギャラリー言っても自分の欲しいプリントはなかったから自分でそういう写真撮ってるっていうのはある。写真展に行くとき、みんなは買う目的じゃなくて、勉強の為に行くと思うけれど、それもどう

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どうかなって思うよ。買わなくても良いから自分でもしそのような作品を買うならいくらか自分で考えてみると良いと思う。自分で写真を撮る人ならそこで自分の写真はいくらの価値があるだろうって換算出来ると思うだろうしね。買ってもらいたいんじゃないけど、普通のセレクトショップ来てる感じで、

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普通のセレクトショップ行くような感じでギャラリーに来て欲しいと思う。もし、買えるような作品に出会ったら、それは素晴らしい体験になると思うし。作家の人と話したり、考え方を聞いて、または解説を自分なりに解読して、購入まで行けたら自分の中に購入するまでの写真を理解できる才能があるんだ

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と理解して欲しい。写真を買うってことは写真を理解したって事。理解不能な作品は買えないよね。自分で理解出来る作品が増えたとき、自分もどこかで写真を売りたいな、なんて考えるかもしれない。そんなときがまた新しい写真人生のスタートになるんじゃないかと思ってる。そういう写真の楽しみ方って

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写真の新しい楽しみ方だと思うんだ。プリント購入が切っ掛けで新しい写真の考えが獲得出来て、実力もアップしていく。実は僕で言えば子供が出来る前と子供が出来た後では社会に対する態度が全然違って来ているこんな感じ味わった人も多いと思うけど、プリントも人生に置ける子供のような感じかな。

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写真を買うと言う行為は、構図やテクニック等カメラ雑誌などに書いてある事とは違う写真の価値観を学ぶと言う意味があるんだ。僕が買った写真にはプロ的に見て構図がこりゃないだろ！と突っ込む物も多いよ（笑）横が縦になってるとか（笑）プリントを買う事は写真の価値を考える良い機会なのです。