論文「シシリーにおける小児期の甲状腺がん:火山環境の影響」関連ツイートまとめ(2017.3.21作成)♯マンガン
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Thyroid Cancer in the Pediatric Age in Sicily: Influence of the Volcanic Environment ar.iiarjournals.org/content/37/3/1… Open Access
2017-03-21 08:58:02「シシリーにおける小児期の甲状腺がん:火山環境の影響」 シシリーでの小児甲状腺がんを、成人および米国の小児と比較し、火山地域と非火山地域で比較。火山地域では小児甲状腺乳頭がんの発症数が増加(男女比↑、発症年齢↓)。火山灰による影響が示唆される。 @PriamalFear twitter.com/PriamalFear/st…
2017-03-21 14:45:11シシリーの0〜19歳での小児甲状腺がん54例を5〜14歳(11例)と15〜19歳(43例)にわけている。5歳未満での症例なし。1cm未満の微小がんは17例で、15歳未満では1例のみ。甲状腺外浸潤、大きな腫瘍径とリンパ節転移は、5〜14歳での方が多かった。 pic.twitter.com/Rq7f4COvKl
2017-03-21 14:54:16シシリーの成人との比較によると、小児の方が甲状腺外浸潤、大きな腫瘍径とリンパ節転移が多く、これまでにわかっているように、小児での甲状腺がんの方が侵襲性が強いことが示された。 pic.twitter.com/YQNb4MZPqm
2017-03-21 15:07:16米国の小児との比較では、発症率はほぼ同じだが、米国の方が女性がやや多い。また米国の方が微小がんが少ないため、腫瘍径が大きい。米国データはシシリーの非火山地域のデータと似ている。 pic.twitter.com/H0tiM12HVu
2017-03-21 15:08:00別の研究では、火山活動により環境に放出される物質が、内分泌かく乱物質や発がん物質として甲状腺に影響を与えるのではないか、と示唆されている。 journal.frontiersin.org/article/10.338… frontiersin.org/files/Articles…
2017-03-21 15:16:47ディスカッションより:発生機序は不明にしても、発がんの影響が年少期に見られているということは、未同定の火山因子の影響が、放射線被ばくのように、曝露後5〜15年と、早くに現れていることが示唆される。(続)
2017-03-21 15:35:21(続)放射線被ばく後の甲状腺がんの過剰相対リスクは、被ばく線量に依存し、被ばく時年齢0〜4歳の低年齢で高い。放射線被ばくとは異なり、想定される火山性発がん物質への曝露は慢性的であり、母親への曝露を通して胎児期から始まる。
2017-03-21 15:35:41(続)胎児の甲状腺は、細胞が分化しつつあるために、特に変異因子からの影響を受けやすいので、これが、火山地域に住む子どもや思春期の若者で分化型甲状腺がんが早くに発生する結果となっているのかもしれない。
2017-03-21 15:35:49@YuriHiranuma 参考文献 sciencedirect.com/science/articl… pic.twitter.com/24mrN5yeBY
2017-03-21 17:49:22@YuriHiranuma academic.oup.com/jnci/article/1… Open Access pic.twitter.com/tQcXV9Yreu
2017-03-21 17:50:20@YuriHiranuma つ journals.plos.org/plosone/articl… pic.twitter.com/00F1nnfQM4
2017-03-21 17:59:48@PriamalFear マウスへの放射性マンガン静脈投与の1時間後には消化器菅、腎臓と膵臓に蓄積し、3日後には消化器菅からはクリアしたけど、腎臓、肝臓、膵臓と甲状腺に蓄積、と。
2017-03-21 18:14:30「火山灰により放出される潜在的 有害元素:地中海地域からの例」 引用:”マンガンは、水溶性灰の構成成分に豊富であることが示されており、火山の地下水で高濃度の場合、甲状腺がんの発症率が異常に高くなるため、特に注意が必要である。” @PriamalFear twitter.com/PriamalFear/st…
2017-03-22 11:45:22「シシリーの火山地域における甲状腺乳頭がんの発症率」 これは、 twitter.com/YuriHiranuma/s… で、「火山の地下水でマンガンが高濃度の場合、甲状腺がんの発症率が異常に高くなる」の箇所で引用されている論文。 @PriamalFear twitter.com/PriamalFear/st…
2017-03-22 11:46:30Manganese is chief cause of radiation exposure for people who entered Hiroshima on August 6, study finds hiroshimapeacemedia.jp/?p=16827
2017-03-22 11:50:18Internal exposure due to radioactivation of underground manganese pic.twitter.com/d4SHLltuAv
2017-03-22 11:52:262013年10月15日の記事 8月6日の入市被爆はマンガン主因 広島大原医研・大谷助教ら解析 | ヒロシマ平和メディアセンター hiroshimapeacemedia.jp/?p=11675 pic.twitter.com/zN82w5tG0G
2017-03-22 11:53:422016年8月1日の記事 グレーゾーン 低線量被曝の影響 第5部 科学者の模索 <5> 被爆の実態 矛盾に迫るhiroshimapeacemedia.jp/?p=62177 着目したのが、当時の木造家屋で普通に使われていた土壁だった。土は二酸化マンガンを豊富に含む、というのがポイントだ。
2017-03-22 12:14:08(続)原爆がさく裂した時、マンガンに中性子が当たって放射能を帯びる。同時に、ほこり状になって爆風で巻き上げられる。マンガンは、物質を突き抜ける力がガンマ線より弱いベータ線を出す。もし体内でベータ線が放出されれば、届く範囲は狭いが、局所的に比較的大きな影響を及ぼす。
2017-03-22 12:14:39(続)ただ、マンガンの半減期はわずか2.6時間。「痕跡」は1日たてばほぼ見えなくなる。注目されてこなかった一因でもある。
2017-03-22 12:15:41(続)星氏たちは、原爆投下直後の爆心地で何が起きたかを再現する動物実験をカザフスタンで重ねている。中性子を浴びせて放射化させたマンガンの粉末を、ラットを入れた密閉空間に噴射。解剖して内部被曝線量や内臓の状態を確認し、運動量の変化から「だるさ」の兆候も確かめている。
2017-03-22 12:15:57(続)その結果、外部被曝線量が最大5・75ミリグレイでも、肺の内部被曝は最高100ミリグレイに達していた。内臓のダメージも明らかで、そもそも低線量被曝とはいえない可能性すらある。「ガンマ線と外部被曝」だけではなく、「ベータ線と内部被曝」も見極めないと全体像は描けない―。
2017-03-22 12:16:28Gray area: Effects of exposure to low-level radiation, Part 5 [5] hiroshimapeacemedia.jp/?p=67909
2017-03-22 12:19:43”「ガンマ線と外部被曝」だけではなく、「ベータ線と内部被曝」も見極めないと全体像は描けない” という部分。福島原発事故後は、特に、わざと「ガンマ線と外部被ばく」が強調されてる感じ。
2017-03-22 12:33:33