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2011/3/8 笹川平和財団シンポジウムのまとめ。
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土井佳彦 @doiyoshihiko

笹川平和財団シンポジウム「人口減少社会と日本の選択─外国人労働者問題に関する提言」開催。ハッシュタグ「 #spf_0308 」でtsudaります。http://bit.ly/hz6LVP #spf_0308

2011-03-08 09:59:08
土井佳彦 @doiyoshihiko

財団の羽生会長よりご挨拶:このテーマを取り上げた契機は、3年前に本事業座長の石先生からの「今後の人口変動への対応は喫緊の課題」との一言から。 #spf_0308

2011-03-08 10:08:33
土井佳彦 @doiyoshihiko

羽生:日本のグローバル化において、外国人労働者の受入れについては鎖国的である。日本人の雇用を守るためだと言われるが、欧州に比べると失業率は半分以下。出生率の低下・高齢化・労働力鎖国等の点から、多くの海外投資家が撤退している。 #spf_0308

2011-03-08 10:12:53
土井佳彦 @doiyoshihiko

羽生:そういった点もふまえて、今日のシンポジウムの各発表を楽しみにしている。 #spf_0308

2011-03-08 10:14:02
土井佳彦 @doiyoshihiko

石:高齢化社会を表すひとつの指標を示す。2010年以降、「紙おむつ」の生産量は、大人用が乳幼児用を上回っている。 #spf_0308

2011-03-08 10:16:03
土井佳彦 @doiyoshihiko

石:豪雪地域では、毎年多くの高齢者が雪下ろしをしていて屋根から落下し無くなっている。医療費負担で地域医療が崩壊しつつあるなか、より良い医療サービスを求めて高齢者の都市への移住がすすんでいる。 #spf_0308

2011-03-08 10:19:16
土井佳彦 @doiyoshihiko

石:一方で、世界中で「人の移動」が起こっており、外国人材の受入れ体制整備が重要課題となっている。そうした人口変動問題に、わたしたちはどう解決策を見出していくのか。今日のシンポジウムでは、その答えの一つを探っていきたい。 #spf_0308

2011-03-08 10:22:00
土井佳彦 @doiyoshihiko

【訂正】石:豪雪地域では、毎年多くの高齢者が雪下ろしをしていて屋根から落下し、亡くなっている。医療費負担で地域医療が崩壊しつつあるなか、より良い医療サービスを求めて高齢者の都市への移住がすすんでいる。 #spf_0308

2011-03-08 10:23:47
土井佳彦 @doiyoshihiko

石:とりわけ、アジア各国での優秀な人材獲得競争が激しくなっている今、日本はどうしていくのか?これからの5年が勝負! #spf_0308

2011-03-08 10:25:17
土井佳彦 @doiyoshihiko

以上、東京農業大学教授の石弘之先生より、問題提起でした。 #spf_0308

2011-03-08 10:26:12
土井佳彦 @doiyoshihiko

続いて、慶應義塾大学の後藤純一教授より「外国人労働者と日本経済-笹川モデルによるシミュレーション分析」です。 #spf_0308

2011-03-08 10:27:08
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:「外国人労働者受入れ推進論」には、3つの流れがある。1.バブル時代の人手不足への対処-建設業・中小企業・3K職種での受入れ。 #spf_0308

2011-03-08 10:28:56
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:2.少子高齢化に伴う中長期的な人手不足への対処-今後25年間で生産年齢人口が1,700万人不足。3.アジア諸国とのFTA推進への必要性-外国人看護師・介護福祉士候補者の受入れ。 #spf_0308

2011-03-08 10:30:21
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:活発な議論がなされるようになって四半世紀が経過しているが、コンセンサスには程遠い。議論が錯綜している背景には何があるのか?それは、議論の土俵が明確になっていないからだろう。 #spf_0308

2011-03-08 10:31:14
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:移民政策において、今後の受入れに関する政策(定住化、外国人労働者、高度人材・単純労働者)と、既にいる外国人への政策は、きちんと分けて考えなければならない。 #spf_0308

2011-03-08 10:32:28
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:少子化と労働力受給問題において、深刻な人手不足の到来を防ぐには、外国人労働者の受入れも重要な検討課題の一つ。しかしそれだけではなく、生産性の引き上げや女性・高齢者等への期待などについても考えなければならない。 #spf_0308

2011-03-08 10:34:37
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:外国人労働者の受入れ推進論には、世界的な労働力のバランスから、受入国・送り出し国の双方にとって利益がある、日本人だけでは足りないのだから仕方がない(数合わせ)、等がある。 #spf_0308

2011-03-08 10:36:08
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:一方で受入れ慎重論には、社会的コスト増や国内的・国際的代替策(女性・高齢者等の活用、労働の輸入等)の優先、等がある。 #spf_0308

2011-03-08 10:37:19
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:本事業における外国人労働者の受入れシミュレーション研究結果を紹介する。結果1.外国人労働者の受入れは、わが国GDPを引き上げる!-300万人で+3.8%(20兆円) #spf_0308

2011-03-08 10:38:57
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:結果2.産業別生産額への影響を推計したところ、第3次産業への影響(伸び率)がやや大きい。 #spf_0308

2011-03-08 10:39:50
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:結果3.外国人労働者の受入れを技能別に設定すると、高技能者のほうが経済効果が大きい。 #spf_0308

2011-03-08 10:40:29
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:結果4.産業別シナリオでは、製造業における受入れ効果が高くなる。 #spf_0308

2011-03-08 10:40:54
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:注意点としては、外国人の受入れを「経済効果」のみで判断すべきではないこと。また、プラスの効果を得るためには、相応の「受入れ体制の整備」が必要不可欠であること。 #spf_0308

2011-03-08 10:41:47
土井佳彦 @doiyoshihiko

後藤:そして、外国人労働力の受入れと合わせて他の解決策も同時に推し進めていくこと。以上。 #spf_0308

2011-03-08 10:43:06
土井佳彦 @doiyoshihiko

続いて、京都大学の安里和晃准教授より「外国人労働者政策の国際比較から何が示唆されるか」です。 #spf_0308

2011-03-08 10:43:51
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