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2017年4月14日

ライトノベルにおける性描写について

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シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

「ライトノベルのポルノ化」について、少し書いてみる。 性描写のある少年少女小説は、昔からあって、 1960~70年代に、集英社のコバルト・ブックスにおいて川上宗薫や富島建夫が書いた作品が、性愛をテーマとした少女向け文芸として、存在したと思う。(この辺りは残念ながら未読)

2017-04-13 22:36:01
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

少女向けのコバルト・ブックス(後のコバルト文庫)を、当時の男性がどのくらい読んでいたかは不明。しかし多分に、性描写のある小説は、まず、男性作家の手によって、少女向けに書かれていたと思う。 川上宗薫・富島建夫は男性向けのポルノも書いている。(と言うか、男性向けの官能小説が主か)

2017-04-13 22:42:34
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

コバルト文庫は、新井素子以前(と言い切って良いのか?)は、男性作家が少女向けに書く作品が多かったと思う。その中でも、私の記憶に残っているのは、山浦弘靖の「星子シリーズ」。性的な表現が多かったと思うし、星子と宙太のキスシーンとか、煽情的に描かれていたと思う。 このあたりは80年代。

2017-04-13 22:50:53
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

集英社のコバルトと双璧だったのが、講談社のティーンズ・ハート。看板作家は折原みと。折原みとは、少女が性愛に向かう恐れや戸惑いを巧みに描いていた。(と思うが、凄く前なのでうろ覚え) 私としては、男性作家が描くコバルトVS女性作家の手になるティーンズ・ハートと言う印象があった。

2017-04-13 22:59:27
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

「ライトノベルのポルノ化」は、まず、少女向け小説において、テーマとして性愛が描かれていたという事を踏まえたい。それは、官能小説を書く男性作家によるものだったり、女性作家であったりもしたけれど、基本的に少女が性愛に向かう恐れや戸惑いが描かれ、少女の一人称であった、と思う。

2017-04-13 23:05:04
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

男の子向けとしては、平井和正や菊地秀行が始点となると思う。エロス・バイオレンス・ハードボイルドの線と、SFが交わる点と「ライトノベルのポルノ化」は密接に関係する。初期の菊地秀行は、勝目梓や門田泰明といった、光文社のエロス・バイオレンス・ハードボイルドの路線と同一する。

2017-04-13 23:16:47
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

「ライトノベルのポルノ化」は、菊地秀行が拓いた、SF・伝奇路線と、少女小説からの、少女が対峙する性愛をテーマとした路線の二つがあり、その中で、男性向けの「ポルノ化」が進んだと思っている。ライトノベルと言うジャンルを興したのは、80年代、朝日ソノラマと角川スニーカーである、と思う。

2017-04-13 23:22:11
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

朝日ソノラマは健全だった。笹本祐一のハイレグ水着は別として。(『妖精作戦』は至高である) けれど、角川は「ライトノベルのポルノ化」において、強い推進力を持っていたと思う。まずは、ガンダム。富野由悠季が自らノベライズした『機動戦士ガンダム』が、その大きな推進力だったと思う。

2017-04-13 23:33:20
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

富野由悠季の『機動戦士ガンダム』は、朝日ソノラマから角川にレーベルを 移した作品で、まぁアムロは死ぬし、金髪さんはアムロと同衾するし「シャアと、今夜の事を忘れてくれて?」だし。 これを12歳で読んだ私。

2017-04-13 23:47:15
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

富野由悠季はその後も角川からノベライズだか、個人的な趣味なんだかの作品を出していて、その中でひどく性描写は暴力的だ、 「やってくれ、ギィ・グッガ!」だったか。 (30年近く前に読んだのに覚えている) で、角川スニーカー文庫における「ライトノベルのポルノ化」がある。

2017-04-13 23:51:07
シン・シン・ゴ @singoCIRCUS

嚆矢として、渡辺由自『燃える瞳のメル』。松枝蔵人『聖エルザクルセイダーズ』だったりする。 両者とも、過激な性描写を回避しつつ、真鍋譲治や伊東岳彦のポップでエロなイラストに牽引されてヒットを飛ばした作品。 「ライトノベルのポルノ化」は、文章とイラストが不可分な領域において成立した。

2017-04-14 00:18:23