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  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 22:36:01
    「ライトノベルのポルノ化」について、少し書いてみる。 性描写のある少年少女小説は、昔からあって、 1960~70年代に、集英社のコバルト・ブックスにおいて川上宗薫や富島建夫が書いた作品が、性愛をテーマとした少女向け文芸として、存在したと思う。(この辺りは残念ながら未読)
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 22:42:34
    少女向けのコバルト・ブックス(後のコバルト文庫)を、当時の男性がどのくらい読んでいたかは不明。しかし多分に、性描写のある小説は、まず、男性作家の手によって、少女向けに書かれていたと思う。 川上宗薫・富島建夫は男性向けのポルノも書いている。(と言うか、男性向けの官能小説が主か)
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 22:50:53
    コバルト文庫は、新井素子以前(と言い切って良いのか?)は、男性作家が少女向けに書く作品が多かったと思う。その中でも、私の記憶に残っているのは、山浦弘靖の「星子シリーズ」。性的な表現が多かったと思うし、星子と宙太のキスシーンとか、煽情的に描かれていたと思う。 このあたりは80年代。
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 22:59:27
    集英社のコバルトと双璧だったのが、講談社のティーンズ・ハート。看板作家は折原みと。折原みとは、少女が性愛に向かう恐れや戸惑いを巧みに描いていた。(と思うが、凄く前なのでうろ覚え) 私としては、男性作家が描くコバルトVS女性作家の手になるティーンズ・ハートと言う印象があった。
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 23:05:04
    「ライトノベルのポルノ化」は、まず、少女向け小説において、テーマとして性愛が描かれていたという事を踏まえたい。それは、官能小説を書く男性作家によるものだったり、女性作家であったりもしたけれど、基本的に少女が性愛に向かう恐れや戸惑いが描かれ、少女の一人称であった、と思う。
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 23:16:47
    男の子向けとしては、平井和正や菊地秀行が始点となると思う。エロス・バイオレンス・ハードボイルドの線と、SFが交わる点と「ライトノベルのポルノ化」は密接に関係する。初期の菊地秀行は、勝目梓や門田泰明といった、光文社のエロス・バイオレンス・ハードボイルドの路線と同一する。
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 23:22:11
    「ライトノベルのポルノ化」は、菊地秀行が拓いた、SF・伝奇路線と、少女小説からの、少女が対峙する性愛をテーマとした路線の二つがあり、その中で、男性向けの「ポルノ化」が進んだと思っている。ライトノベルと言うジャンルを興したのは、80年代、朝日ソノラマと角川スニーカーである、と思う。
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 23:33:20
    朝日ソノラマは健全だった。笹本祐一のハイレグ水着は別として。(『妖精作戦』は至高である) けれど、角川は「ライトノベルのポルノ化」において、強い推進力を持っていたと思う。まずは、ガンダム。富野由悠季が自らノベライズした『機動戦士ガンダム』が、その大きな推進力だったと思う。
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 23:47:15
    富野由悠季の『機動戦士ガンダム』は、朝日ソノラマから角川にレーベルを 移した作品で、まぁアムロは死ぬし、金髪さんはアムロと同衾するし「シャアと、今夜の事を忘れてくれて?」だし。 これを12歳で読んだ私。
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-13 23:51:07
    富野由悠季はその後も角川からノベライズだか、個人的な趣味なんだかの作品を出していて、その中でひどく性描写は暴力的だ、 「やってくれ、ギィ・グッガ!」だったか。 (30年近く前に読んだのに覚えている) で、角川スニーカー文庫における「ライトノベルのポルノ化」がある。
  • シン・ゴ @singoCIRCUS 2017-04-14 00:18:23
    嚆矢として、渡辺由自『燃える瞳のメル』。松枝蔵人『聖エルザクルセイダーズ』だったりする。 両者とも、過激な性描写を回避しつつ、真鍋譲治や伊東岳彦のポップでエロなイラストに牽引されてヒットを飛ばした作品。 「ライトノベルのポルノ化」は、文章とイラストが不可分な領域において成立した。

コメント

  • わい(ry @waidottowai 2017-04-14 19:23:22
    古いライトノベルでエロっていうと、会川昇先生のガンヘッド(≠正伝)を思い出す。映画でハマり小説があることを知って手を出すも、子供には色々刺激が強うございました。まさに「エロス・バイオレンス・ハードボイルド」だなぁ。
  • moheji @mohejinosuke 2017-04-14 19:32:39
    近い世代で近いものを読んでいるようではあるし、なんとなく気持ちは分かるけど『性行為を描けばそれは即ちポルノか』(主に内側でのジャンル傾向の扱いとして)『性行為を描かなければそれはポルノではないと扱って良いか』(主に外部からの拡大的ポルノ定義の押しつけ評価に対して)という両方の問題を棚上げしてしまっていて論が空転する気がする。 どうしてもポルノっていう語を自分の都合で果てしなく意味を拡大する人が紛れ込むし。
  • moheji @mohejinosuke 2017-04-14 19:54:44
    ラノベの肌色成分ってだいたいは艶笑譚のバリエーションで性的に興奮させるというよりは笑いが主成分なんじゃないかなあ。 行為そのものまでネチネチ描写するのはまあデビル17とか無いわけじゃなかったけれども。結ばれましためでたしめでたし(暗転 というのもあるけれども。
  • moheji @mohejinosuke 2017-04-14 20:03:00
    あとは馬鹿馬鹿しい話だけどラノベに限らず今のサブカル表現から性愛成分をやたら幻視する人たちって、凄くかび臭い感性の持ち主なのでは。 自分らの世代だとミニスカートとか、肌を見せるというのがセクシャルな意味合いが強かった(記号的に色っぽいキャラクター表現)のが、今では普通の『かわいい』の表現でしかなくて、むしろ『ガードの堅い』服飾の方がキャラクター性を表現・装飾するメッセージ性が強くなってるというのを見落としているのかもしれない。
  • 茄子彦 @nasuhiko_ 2017-04-14 22:20:13
    すごく個人的な考えなので一般化するつもりはないが、菊地秀行にせよ聖エルザにせよSAOにせよ「(AVでいうところの)本番シーンを書かない」というあたりに一線がある気がする。菊地は書いてた気もするがw今風に言うと「着エロ」まではOK、みたいな。
  • 平尾 由矢 @astray000 2017-04-14 22:51:28
    性描写があるライトノベルって、フランス書院の美少女文庫とかキルタイムコミュニケーションの二次元ノベルス・文庫とかそんなのじゃないの?(すっとぼけ
  • 平尾 由矢 @astray000 2017-04-14 22:52:53
    直接の性行・性器描写がないならお色気(死語)描写とか、エロティック描写とか、直接的な性描写とは分けた方が良いんじゃないですかね?
  • アプライド修理ダメ絶対特にサポート・外道 @kusare_gedou 2017-04-14 22:57:43
    ソノラマは吸血鬼ハンターDの時点で蛇女の髪がDの股間をまさぐって本来であればそれは一瞬で理性を突き崩すものであったみたいな描写がのっけからあったように思うんですが(´・ω・`)つまり触手は本番ではなく健全、触手は健全、我々の勝利である
  • アプライド修理ダメ絶対特にサポート・外道 @kusare_gedou 2017-04-14 22:59:56
    つうかブラックロッドで吸血しながらファックとかブラッドジャケットで母親が息子に「私の中に帰りなさい(性的な意味で)とかブライトライツホーリーランドでフィストファックとか父親が母親をカニバリながらファックとかやってたような(´・ω・`)
  • 'w')鮎@コトシタ1015 @ayu_quantum 2017-04-15 00:50:31
    うーん。ポルノ=性的興奮を想起させるもの、であるなら性描写があった時点でアウトだし、健全不健全の境界ってどうなのよ、という疑問が先に来ちゃうなァ。性的なことを娯楽の主題として摂取するのを目的とするなら実際のところ、モテモテ描写とて直接描写でなくともポルノ的であると言えようし。
  • 'w')鮎@コトシタ1015 @ayu_quantum 2017-04-15 00:53:39
    ただ >【「ライトノベルのポルノ化」は、文章とイラストが不可分な領域において成立した。】 の一文はまぁ確かになぁ、とは思う。言ってはナンだが天野絵を脇目に性描写読んでも、その、なんだ。心の何かが勃たぬのだ。むしろ無い方が捗る。
  • ヤボ夫 @amareviewer 2017-04-15 04:45:48
    「性行為に至る・至らない」、「読者の性的興奮を煽る・煽らない」、「ストーリー上の必然性がある・ない」でも色々分類できそうですけどね。「性行為には至らないが、読者の性的興奮を煽ることを目的とした、ストーリー上の必然性が無い」ポルノ描写だけを取り上げて「ライトノベルのポルノ化」として語るのはどうかと。
  • ヤボ夫 @amareviewer 2017-04-15 04:54:17
    しかし「聖エルザ」にポルノ要素ってあったのかなあ?コックリさんが滝沢の全裸を目にする場面はあったけど。
  • うにら @riafeed 2017-04-15 04:56:00
    ラノベレベルのイラストでアウト判定するなら少年誌もアウトだな
  • ヨグソトース @yogushotosu 2017-04-15 05:57:02
    ……秋津透のルナヴァルガーとか、ズッコンバッコン大騒ぎな内容だったイメージがある。直接描写が普通にあったよね?
  • ヤボ夫 @amareviewer 2017-04-15 08:49:47
    yogushotosu ルナ・ヴァルガーは80年代に刊行が始まったシリーズだし、マンガにしても、ゲームにしても規制が厳しくなるのはMの事件や「ANGEL」が槍玉に挙げられた有害コミック騒動、エロゲーが社会問題になった沙織事件を経た90年代に入ってからだから。
  • ナタ・デ・ピーニャ @nata_de_pina 2017-04-15 13:40:35
    ソノラマは結構有ったかも。菊池秀行だとDで女吸血鬼が人間にレイプされるシーンが有ったと思う。それにそもそもガンダム自体元はソノラマで出てたしね。角川で言うとガルフォースだったな。SFを期待して買ったらガチ百合で戸惑ったなんてものじゃなかったw性交シーンが有ったかどうかは忘れたけれどw
  • moheji @mohejinosuke 2017-04-15 18:37:11
    こうしてコメント見てもやはりフェミ議論に引きずられてるのか『ポルノ』という言葉をポルノ的、と崩すことでいろんな意味を付加して拡張し、拡張された意味合いを原語に反映することで「ポルノとはなんぞや」があやふやになってるような傾向があるように見えるかなあ。
  • moheji @mohejinosuke 2017-04-15 19:25:18
    高橋留美子のキャラデザの変遷とかみてもお色気コメディのうる星やつらですら「しのぶ」とかもの凄くスカート長い。実はお色気キャラ筆頭のラムですらセーラー服着用時はスカート長い。 逆にお色気成分のあまり見られない境界のRINNEの真宮桜は三つ編みお下げという割と"地味子"的性格付けがされてるにも関わらず結構スカート短め。
  • moheji @mohejinosuke 2017-04-15 19:33:10
    古くさいフェミ論だけどミニスカはかつて女性性の解放の象徴だったわけだけど、貞淑であれという男性の価値観の押しつけから解放されると『ふしだら』批判を気にせずに自分が求める魅力的な自分の装いが選択できるようになる、って話。 それが定着してミニを履いてるからといって男漁りキャラではないとう常識が根付いたからこそ女性キャラの肌色成分がましている。 という逆説的な要素があるのかもしれない。 開放的な格好がエロの記号ではない、という事ね。
  • moheji @mohejinosuke 2017-04-15 20:34:25
    ということで今のキャラデザインとかイラストレーションは実のところ昔よりエロ成分控えめで、内容についても直球エロは昔の方が激しく今はそれほどでも無いと思うのです。
  • 961C @961C 2017-04-16 00:01:26
    本文でなくイラストに関しての話なら、肌色成分とかパンチラとか…?えっと、コミック界においてルナ先生や遊人らの作品が一斉に有害図書指定されたのが1980年代末~90年代、まいっちんぐマチコ先生が地上波アニメ版ですら乳首出しまくりで槍玉に挙がったのが80年代前半、永井豪のハレンチ学園や手塚治虫のやけっぱちのマリアがPTAに焚書されたのなんてもう50年近く前だ。それを今頃問題にしてるラノベってとんでもなく健全なメディアだったんだねぇ。

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