性表現規制を推進するコアな人たちは、やはり『性表現を規制したい人たち』ではないか

荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro @ogi_fuji_npo

保守的・右派的な性道徳を理由とする、これまでのオーソドックス性表現規制の論理がほぼ通用しない時代なので、性表現規制をしたい人たちは、「女性の尊厳」や「マイノリティの表象」といった左派的な論点に重心をシフトして勝負をかけているというのが、おそらくは実態に近い理解なのかなぁ、と。

荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro @ogi_fuji_npo

性表現規制を推進するコアな人たちは、やはり性表現を規制したい人たちであって、宗教とか、フェミニズムとか、右派左派のイデオロギーとかの対立軸でそれを理解しようとしても、実態とはかけ離れるだけじゃないですかねぇ。

荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro @ogi_fuji_npo

保守的・右派的なロジックでの性表現規制でできることは、せいぜい、ろくでなし子に罰金を科すくらいで、反ポルノの人たちにとっては、とても満足できる成果は得られなくなっているかと。

荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro @ogi_fuji_npo

皮肉な話だけど、猥褻はいかんという理屈が通用しにくくなったことで、性表現を抑圧するには、それが性暴力と同一視できるようなものであることを主張する必要が生じ、そうなると、必然的にそのようなロジックで断罪される性表現への罰は苛烈なものになるということかと。例えそれが只の漫画絵でも。

荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro @ogi_fuji_npo

フェミニズムに異論があるとか、安部政権を退陣に追い込みたいとか、色々な思想信条の人がいるとは思いますが、いわゆる「非実在」とか「二次元」とか呼ばれてる界隈の性表現規制問題を、その手の対立軸で語ったところで、内輪で心地が良いだけの与太話で終わってしまうのではないかと。

荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro @ogi_fuji_npo

時代的に、その辺の「分水嶺」になったのが、まさに石原都政下における非実在条例で、だから、キメラ的な実態の露呈があったのではないかと。