健闘虚しく敗れた姫騎士を蹂躙する風な鬼畜将軍が実は不能だったら…?
「貴様にふさわしいな」 「姫はどちらの味方なのだ!?」 「間違いなく貴様の敵だが」 「うう…うううう…うおおおおおおお!!!!!不能で悪いかあああ!!!」
2017-04-22 22:35:15「な、あいつ自分の性器をもぎとって、振り回しはじめ…」 「なんだれは…まるで巨人族の逸物だ…」 「勃起!勃起している。奴の腕の中で、どんな剣よりも固く…」
2017-04-22 22:36:01「不能でええええ悪いかあああああ!!我が!!どんな思いで!!勃起のない自分と向かい合ってきたか―!!!」 「向かい合っていなかったと思うが…」
2017-04-22 22:36:34「ばかな…魔法も矢も弾いていく…やつの持っているあの武器はなんなのだ」 「しかも先端からスライムが…ああ、将軍たちが次々に白目を剥き、舌を突き出して絶頂していくぞ」 「あれは戦象用の媚薬…あんなものを人間に使えば…いやしぶきが自分にかかれば奴とて」
2017-04-22 22:37:55「悪いか!不能で!悪いか!!勃起するのがそんなに偉いか!何が帝国だ!何が陵辱だ!!ばーかばーか!!おら!!さっさとイけ!!よかったなお前等は性機能が正常で!せいぜいこの媚薬でイきまくれおら!!!はぁ…はぁ…はぁ…」
2017-04-22 22:39:00「見事だな不能将軍…たったひとりで帝国軍の上層部すべてを打ち倒し、皇帝すら陵辱するとは…」 「姫…あ、いつのまに剣を」 「いいから近づくな。その媚薬にかかりたくない…私が狂ったところで貴様が楽しめる訳でもないだろう」 「う、うむ」
2017-04-22 22:40:56「これからどうする?不能将軍」 「その呼び名は…」 「誇れ、不能将軍。貴様はどんな帝国の男より強かったのだからな。よかったな」 「う。うん?うん…?」 「とりあえず今日ここで起きたことは秘密にしておいてやる。よき皇帝として君臨するがよい。私の国は返してもらうが」
2017-04-22 22:42:26「うん…いや…うん」 「陵辱をもって尊しとする習俗はあらためるのだな。貴様の配下の…不能の軍団だったか?奴等が胸を張って生きられる…よい国とせよ」 「うん…はい…うん」 「不能将軍…いや不能皇帝…とは名乗れぬか…まあ好きに称せ…ではな」 「うん…はい…」
2017-04-22 22:43:48「賢者皇帝様だー!!賢者皇帝様の巡幸だー!」 「つき従うのは賢者の軍団だー!!」 「どんな陵辱のあとにも必ず賢者の時間がやってくる。すなわち賢者こそが陵辱の先にあるあるべき男の姿!常に賢者でいる皇帝陛下と軍団こそが最強なんだ!!」
2017-04-22 22:45:10賢者皇帝は子孫がなかったため、没後帝国は継承権をめぐって麻のように乱れ、南海、東方、西方、北方の諸国同盟によって滅ぼされた。 最後の皇帝の墓は「不能皇帝陵」と呼ばれ、男性が近寄ると勃起に支障が生じるのはもちろん、尿のキレすら悪くなるとして忌み嫌われた。
2017-04-22 22:47:18