産科医・室月淳先生の「なぜ日本の妊産婦死亡数は減らないのか」という記事に対する連続ツイート

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室月淳Jun Murotsuki@「出生前診断と選択的中絶のケア」発売 @junmurot

(1) 「妊産婦、今でも年50人前後が死亡  横ばい状態、なぜ減らないのか」 ほんとうにそう思っていますか? 分娩数が100万の日本で、母体死亡が50前後というのは世界的にみて奇跡的な数なのです。どれだけ医療者はがんばっていることか news.biglobe.ne.jp/economy/0419/j…

2017-04-21 23:23:24
リンク BIGLOBEニュース 妊産婦、今でも年50人前後が死亡 横ばい状態、なぜ減らないのか 日本の妊産婦死亡率は、厚労省によると、世界的に非常に低いとされるが、それでも最近の6年余で298人が亡くなっている。そのうち、無痛分娩で13人の死亡が今回初めて…(2017年04月19日 12時07分34秒) 2 users 809
室月淳Jun Murotsuki@「出生前診断と選択的中絶のケア」発売 @junmurot

(2)年間分娩数が10万以下の国であれば、分娩五千から一万程度をとりあつかう大病院を10か所ていどつくれば、母体死亡率をもうすこし減らすことできるかもしれません。しかし高度な医療レベルを、日本のような人口の多いところでまんべんなく達成するためには、ばくだいな労力と費用が必要です

2017-04-21 23:25:32
室月淳Jun Murotsuki@「出生前診断と選択的中絶のケア」発売 @junmurot

(3)むかし地元紙の取材を受けたとき、高齢妊娠ではなにに気をつけたらいいですか? と聞かれ、40歳以上の妊産婦は母体死亡率が10倍以上になるので気をつけてください、と答えて女性記者に鼻白まれたことがあります。結果、わたしのインタビュー記事はすべてボツとなってしまいました.

2017-04-21 23:27:39
室月淳Jun Murotsuki@「出生前診断と選択的中絶のケア」発売 @junmurot

(4)マスコミは、妊娠分娩で死ぬことがあるというのは一種のタブー、あってはならないという前提にたっているようです。しかしそれは生物学的にありえない、死なない人間は存在しないというのとおなじ意味でありえないのです。事実を直視しないところには周産期医療のこれ以上の進歩はないと思います

2017-04-21 23:29:43
室月淳Jun Murotsuki@「出生前診断と選択的中絶のケア」発売 @junmurot

(5)妊産婦死亡率を世界的には分娩10万あたりの死亡数として比較していて,日本はすなわち 5 ということになります.ちなみに先進国の平均は13,アメリカは28,発展途上国の平均は230,世界で最低レベルのシエラレオネでは4,740となっています(いずれも2013年での比較).

2017-04-22 11:11:26
えり @elysian_field

母数見たらすごいことだな、確かに<RT

2017-04-23 15:28:29
稲村シャチ🌪VTSL @inamura_syati

そら少ないに越したことはないけどな 増えてもいない事を評価すべき>RT

2017-04-23 13:57:20
junklife@パルナム @junklife1km

これもゼロリスク幻想のなせる技か

2017-04-23 21:10:30
らくどちゃん @odorakudo

前近代なんて出産の過程やいわゆる産後の肥立ちの問題でなくなる女性なんて茶飯事だったろうし医療技術も進歩したよなぁ…

2017-04-23 15:45:22
M.S.++さんちの迷右京大夫物語:II @mdsch23

母親を助けるために胎児を犠牲にするとか、赤ちゃんしか助けられないので母親を犠牲にするとか、そういう事が起きていたのが過去のお産なのですが今やそんな事はまず起きない。よく進歩して来たと思いますよ。日本の産科医療は。

2017-04-24 08:35:18
るい(14世) @B747_300SR

母体の命を取るか子供の命を取るかで子供を選択するパターンも多いから0には出来ないんだろうなやっぱり

2017-04-23 17:07:40
⛩憂人⛩ @yutopia_laurant

赤ちゃん産むって大変なんだ……超大変なんだ……

2017-04-24 00:09:09
小鳥遊 @Rabbits22Fluffy

みんなマッマへの感謝を忘れてはいけない

2017-04-23 17:48:51