会社で*丸山

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まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*会社で エレベーターに乗って会議室に行く途中。 ピンポーン 「おう。」 “よっ!” 同期の丸山くんが乗ってきた。 「あ、この前の合コンどうやった?」 “あー、全然だめ。” 「そうか…良かったわ!」 丸山くんは、私に気があるんだと思う。 言葉の節々で、そう感じる。

2016-07-22 01:28:21
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

2 「いつんなったらデートしてくれるん?」 “いつもそう言うけど、本当にする気ある?” 「あるに決まってるやん!」 私の中の彼のイメージは、優柔不断くん。 口では色々言うけど、そこからの進展がない。 “丸山くんてさー、いつも良い人止まりなんじゃない?” 冗談ぽく言う。

2016-07-22 01:28:43
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

3 「…なんで?」 “友達としては凄く良いけど…優しいだけじゃ女はダメだからね〜” 同期女子からの警告。 ジョーク交じりに笑いながら。 ピンポーン “あ、ついた。じゃあ…” 降りようとした途端、腕をぐっと掴まれ引き寄せられる。 そして彼が【閉】のボタンを押した。

2016-07-22 01:29:18
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

4 「…めっちゃ腹立つ。」 俯いてそう言うと、強引に私を壁に追いやり、自分の太ももを私の脚の間に絡ませ、唇を強く重ねる。 “ちょっ!!んっはぁ…んっ” いつの間にか舌が絡まって、いやらしい音が狭い空間に響く。 「んっ…」 “あっ、んんっ…やめっ” ドンッ

2016-07-22 01:29:37
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

5 丸山くんを無理やり引き離す。 “はぁはぁ…何すんのよ!” 「…俺、 優しいだけの男とちゃうで。」 そう呟いて、また唇を重ねる。 私の両手をしっかりと掴んで離さない。 “んっっ、んぁっはぁ…” 「…もっと舌出して。」 強引にされてるハズなのに、彼にされるがまま。

2016-07-22 01:29:51
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

6 私の舌を弄ぶように、彼は舐めたり吸ったりを繰り返す。 時には焦らして… 「もう自分から求めてもうてるやん…」 彼とのキスが、私の身体を溶かしていく。 彼と私の交じり合ったいやらしい唾液が首筋を伝う。 「…そんな顔せんといて。 我慢できんくなる。」

2016-07-22 01:30:02
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

7 エレベーターは何度上下を繰り返しただろう。 その間ずっと私達はキスを繰り返した。 “んっ、っはぁ…” 「…っはぁ…」 お互いの息の荒さが、キスの激しさを物語っていた。 最後にいやらしい糸を引きながら、彼はキスをやめた。 「…いきなりごめんな。」

2016-07-22 01:30:12
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

8 ピンポーン 無情にも、目的地に着いた音が鳴り響く。 丸山くんはもう【閉】を押そうとしなかった。 「…じゃ。」 “…うん。” そう言って彼は去っていく。 私は彼が行った後も、呆然とその場に立ち尽くしていた。 そして彼とのキスを思い出し、一人顔を赤らめた。 end

2016-07-22 01:30:18