映画「息の跡」の佐藤貞一さんが著した"The Seed of Hope in the Heart"まとめ:その2

実は「其の弐」もあるのだよ。 じっくりと読んで、陸前高田の「佐藤たね屋」の佐藤貞一さんの思いを感じてほしい。なぜ英語で書いたのか…。 そうそう、佐藤さんのギターの演奏もすごいですよ。
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ふぅ リボベジではありません @PzlSJDp6RFY437G

1-11章13 余震で眠れず、揺れがおさまってもずっとゆらゆらとしている感じです。今まで経験したことがない大きくてゆっくりした揺れです。船酔いしそうでした。  窓枠が壊れて鍵がしまらず、揺れがくると窓が開いて冷たい風が吹き込みました。頻繁に起きて、ラジオのスイッチを入れます。

2017-06-06 17:02:54
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1-11章14 「陸前高田市では200人以上の人が津波で亡くなりたくさんの人が行方不明です」「5000軒以上の家が浸水し1万人以上の人が避難しています」「陸前高田市中心部は津波で壊滅状態です」 これを聞いて奥さんは貧血を起こしてしまいました。 「いったい何が起こった?店は?」

2017-06-06 17:04:02
ふぅ リボベジではありません @PzlSJDp6RFY437G

1-11章15 翌朝、近くのお店に出かけましたが、棚のものはほとんど全部売り切れ、自動販売機は停電で使えず、何も買うことができませんでした。こんなことは初めてです。沿岸部のお店がやられてしまったため、食料や日用品、ガソリンなどを求めたパニックが起こり始めていました。

2017-06-06 17:04:46
ふぅ リボベジではありません @PzlSJDp6RFY437G

1-11章16 こんな状況でもなお、佐藤さんはお店の心配をし、お店は無事だと信じようとしていました。「津波はあそこまで来たことがない」人生をかけて、何年もかかって建てたお店です。そんなにやすやすと流されるなんてことがあるものか。そんなことはない、何度も心の中で繰り返します。

2017-06-06 17:05:28
ふぅ リボベジではありません @PzlSJDp6RFY437G

1-11章17 けれど期待は裏切られました。近所から逃げてきた女性が目を真っ赤にして泣きながら言いました。「たくさんの家とたくさんの人が目の前で流されていったの」そして続けました。「お店も流されてしまったはず。お気の毒だけれど多分、全部なくなったと思う」「命があっただけよかった」

2017-06-06 17:06:12
ふぅ リボベジではありません @PzlSJDp6RFY437G

1-11章18  その話を聞いても、佐藤さんはまだ半分疑っていました。「気持ちが高ぶって大げさなことを言っているんだ。そんなことあるものか」けれど、心の中に暗雲がたちこめてきました。すぐそこに大きな悲しみが待ち構えています。とにかく前に進まなくてはいけません。

2017-06-06 17:07:45
ふぅ リボベジではありません @PzlSJDp6RFY437G

息の跡 佐藤さんの本 とばした最初の方も含めて、これでつぶやききりました。ゾロゾロと長い連ツイをフォローしてくださった皆さん、お読みくださった皆さんありがとうございました。さて、これからどうしましょう。。

2017-06-06 17:22:59
ふぅ リボベジではありません @PzlSJDp6RFY437G

もともとは「息の跡・鑑賞記念」と「佐藤さんへのカンパ」あと、映画の中で読まれていた部分はどこだろうという興味で購入しただけで英語を本気で読むことなど考えていませんでしたが、少し読んだだけで何語でもいい、何が書いてあるか知りたいと強烈に思いました。

2017-06-06 17:31:18
ふぅ リボベジではありません @PzlSJDp6RFY437G

ちなみに息の跡で出て来たのは、一番最初の幕開けのところと1部4章の亡くなられたご近所の方との思い出の部分、最後無声のところで字幕で流れた後書きの部分です。

2017-06-06 17:34:06

こちらで「ふぅ(@PzlSJDp6RFY437G)」さんのまとめは以上になります。
映画『息の跡』をご覧になり、佐藤貞一さんの著した『The Seed of Hope in the Heart』を読んだ「ふぅ」さんの「やむにやまれぬ」思いが一連のツィートだったのだろうと(勝手に)思っています。
そして、なによりも佐藤さんのつぶやき或いは雄叫び或いは嘆きの言葉或いは未来への希望が『The Seed of Hope in the Heart』なのだと思っています。

このまとめが、いつの日か皆さんに読んでいただければいいなぁと思っています。
「ふぅ」さん、ありがとうございました。

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