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p_factory

山中千瀬さんの作品について批評してます
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大石直孝 @kero_zo

「製紙」と「生死」!それはおもっても見なかった QT @kemurino:...

2010-03-26 20:58:34
@natsuya_n

あえて尋ねますが「見つけた感」ってなんですか?@ashco_62 巧いと思いました、下句。でもそこからなるほど感はあまり受け取れなくて。この言い回しを「見つけた」感がないというか、内容の割に整理されすぎている?用意されてあったもののように見えてしまう。 #p_factory

2010-03-26 20:58:55
@nawon

って斉藤斎藤さんがすでに解釈されていたらすみません。番組、見ていなかったのです。 #p_factory

2010-03-26 20:59:31
田中槐 @enjutanaka

でもそれは後付けじゃないかなあ。たしか彼女の故郷に製紙工場がいっぱいあると番組で言っていたし。 RT @kero_zo: 「製紙」と「生死」!それはおもっても見なかった QT @kemurino:... #p_factory

2010-03-26 21:01:32
@nawon

@kemurinoさんが「製紙」-「生死」という指摘をされていましたが、それ以外にも、繊維がごった煮になってどろどろとなっている様子、そしてそれが一枚の薄くて白っぽい紙になっていくということも死の連想に繋がるのではないでしょうか。 #p_factory

2010-03-26 21:02:22
@natsuya_n

「ほかと置き換えてみて、これが尤も」という導き方は、歌そのものの解釈に、あまり根拠がないのではないですか?@nawon「製紙工場」を「コンビナート」「製鉄所」「セメント工場」に置き換えてみると、「製紙工場」よりも死の連想がしにくくなるように思います。 #p_factory

2010-03-26 21:04:50
@nawon

他の工場に比べて、「製紙工場」は1つの物質を別のものに転化させる過程がイメージしやすい。しかも紙=「白くて軽いもの」はたましいのイメージにも繋がります。 #p_factory

2010-03-26 21:06:27
大石直孝 @kero_zo

@enjutanaka うん、あんまり重要な点ではないような気がする。それより @kemurino さんの「一首の背後に「死」が匿されている/顕になっていて、その表現にリアリティを感じた」というところをもっと聞きたい #p_factory

2010-03-26 21:07:57
@nawon

書き切れないのでいくつかにコメントを分けて書いています。あわせてご確認ください。 QT @natsuya_n: 「ほかと置き換えてみて、これが尤も」という導き方は、歌そのものの解釈に、あまり根拠がないのではないですか? #p_factory

2010-03-26 21:10:49
@natsuya_n

さいきん見られる「物」や「コト」を、とにかく他の「物」や「コトと関連付けて(イメージ付けて)転化させていくのは、テキストそのものを変化させてしまっていると思うのだけれど。 #p_factory

2010-03-26 21:10:51
大石直孝 @kero_zo

「せいし」というサ行の清音が静かに響いているのはわかる。けど、この歌の場合、それほど製紙工場に比重が置かれていると読むのは難しいと感じる。下句に意識がひかれるからかも #p_factory

2010-03-26 21:11:02
早寝 @ashco_62

.@natsuya_n う。えーと、文体の新鮮さのことではないです。言いたいことがあって、手探りして、その表現を「見つけた」感じがしない。ほかでもなくその言い方を選んだ確かな裏づけを、歌の中からは見いだしにくい。ということを言いたかったです。舌っ足らずですが #p_factory

2010-03-26 21:14:13
@nawon

ただし、上の句だけを読んで火葬場をイメージすることはできませんでした。でも、下の句「みんなが上に行く用でなくて」とは何だ、と考えたときに、先ほどあげた「製紙工場」のイメージは足がかりになって、火葬場が浮かび上がってくるのだと思います。 #p_factory

2010-03-26 21:14:59
田中槐 @enjutanaka

この歌の描いている状況としては、空にたちのぼる煙を見ていたひとが「あの煙、何?」と作者に聞いたんですね。で、作者は「あれは製紙工場の煙なんですよ」と答えた。下句は作者の心中のつぶやきみたいなものかな。聞いたひとが「焼き場の煙」的なものを思っていたわけではない #p_factory

2010-03-26 21:19:34
makino(東京 Tokyo) @mkss

あれは製紙工場からの煙なんですみんなが上に行く用でなくて/山中千瀬(NHK「ニッポン全国短歌日和」大賞受賞作品) 一応歌そのものをもう一度挙げておきます。 #p_factory

2010-03-26 21:21:34
@nawon

「みんなが上に行く用でなくて」については、普段こういう言い回しで話しているかどうかによって評価がまったく変わってくると思います。私はわかったけれど、高齢者は意味が取れないかも。そういう意味では危うい表現とも言えるし、冒険的とも言えるのではないか。 #p_factory

2010-03-26 21:28:40
makino(東京 Tokyo) @mkss

@enjutanaka そうですね。「煙→火葬場」をイメージしていたのは作中主体の側(だけ)。 #p_factory

2010-03-26 21:28:45
田中槐 @enjutanaka

ただね。製紙工場の煙突ってものすごく大きい。それは焼き場の煙と見間違うわけはないので、その連想があくまで作者の心中のものでしかないってとこが、もう少しわかればよかったのにと思う。これは書かれている内容についての感想です。 #p_factory

2010-03-26 21:28:58
@nawon

@asebami twitterで短歌の話をするのって、文字量制限があるからかえってやりづらいですw

2010-03-26 21:34:02
@nawon

@enjutanaka 「作中主体が煙を見てはっと火葬場を連想した後、自分に向かって、『いやいやあれは製紙工場からの煙、みんなが上に行く用でなくて。だから死におびえる必要はない』と言いきかせている」と私はとりました。2人いるとも考えられるんですね。 #p_factory

2010-03-26 21:34:34
kemurino @kemurino

僕の読みは後者に近いです。 「作中主体が煙を見てはっと火葬場を連想した後、自分に向かって、『いやいやあれは製紙工場からの煙、みんなが上に行く用でなくて。だから死におびえる必要はない』と言いきかせている」と私はとりました。2人いるとも考えられるんですね。(オカザキさん)

2010-03-26 21:36:32
@nawon

登場人物が1人にせよ2人にせよ、「死への怯え/恐れ」がこの歌の中心ではないでしょうか。と書いたところで、夕飯作るので離脱します。 #p_factory

2010-03-26 21:39:29
kemurino @kemurino

「生死」のくだりは、これを作者の意中と言うつもりはありません。その意味で後付けというかメタ読みです。しかし、これは「紙」に生と死のイメージを託した歌であるというのが僕の読みの基本線です。このへんはオカザキさんのポストがよく言い留めてくださっていると思います。 #p_factory

2010-03-26 21:43:50
村上きわみ @imawik

あの大きな煙突のもとでたくさんのひとが焼かれたとしたら? という連想から導かれた「みんな」と読もうとしたのですが、やはり無理筋かなあ。RT @enjutanaka ただね。製紙工場の煙突ってものすごく大きい。それは焼き場の煙と見間違うわけはないので、(略) #p_factory

2010-03-26 21:44:49
@nawon

煙の量のことを考えるとしたら、最近の焼き場は高温でやるからほとんど煙が出ないです。昨年2度親族の葬儀がありましたが、煙は皆無でした。でもイメージの中では、焼き場には立ち上る煙がつきものですね。成仏して消えていくイメージがあるからかしら。 #p_factory

2010-03-26 21:49:19
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