ハインツ・ホリガー神の《スカルダネッリ・ツィクルス》
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名フィル定期でホリガーさんに指揮していただいた時のプログラムは、 1.ラヴェル:スペイン狂詩曲 2.ルトスワフスキ:オーボエとハープのための協奏曲 3.ホリガー:クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による6つの歌 4.シューマン:交響曲第1番『春』 でした。
2017-05-25 23:55:09ホリガーさんの指揮が素晴らしかったので、「次はベートーヴェンはどうですか?」とお尋ねしたら、「なぜ皆ベートーヴェンって言うんだ!? 君は今シューマンを聴いただろう? シューマンがどれほど素晴らしい作曲家か分からなかったのか? もっとシューマンを評価すべきだ!」と説教されました…。
2017-05-26 00:00:34私の知る限り、ハインツ・ホリガーさんこそ、世界で一番シューマンを愛している方ではないかと。というわけで、名フィルでまたシューマンでも、ほかの作曲家でも、指揮していただきたいのですが、まだ2回目が実現していませんね…。
2017-05-26 00:03:31「スカルダネッリ・ツィクルス」に駆けつけず、名古屋で私が何をしていたかと言いますと、電気文化会館へ<ヴィオラスペース2017名古屋>を聴きに行っていました。こちらも素晴らしかったです。完全に、年に一度のお楽しみですね!
2017-05-26 00:06:31<ヴィオラスペース>は、例年にも増して、愛知県立芸術大学の学生さんが大活躍でした。ブラヴォー! 百武由紀さんに習って、今井信子さんを近くで聴いて、アントワン・タメスティさんと共演するというのは、素晴らしい体験ですね!
2017-05-26 00:12:24@AtsushiKoide 私はコンサートだけでなく、前日のマスタークラスもこっそり聴講しました。講師はもちろん、学生さんたちも素敵でした。ヴィオラスペースの柱のひとつ「若手の育成」が継続的に実行されているのが素晴らしいですね。名フィルもサイド・バイ・サイドを続けられることを期待しています。
2017-05-26 08:08:05@shichidogitsune おお、ホリガーさんの指揮の名フィル定期をお聴きくださったのですね。ありがとうございました! もう7年も前でしたか…。よそのオーケストラへの客演で、ますます評価が高まっていますので、名フィルでもまたお招きしたいです。
2017-05-26 00:18:49@shichidogitsune 夫婦共演、素晴らしかったですよね! 桁違いの音楽的才能と耳の良さで、「もしや生きづらいのでは? 孤独なのでは?」とさえ思ったのですが、当時は奥様も存命でしたし、慕ってくる弟子もたくさんいるので、そんなこともないのでしょう。
2017-05-26 00:29:42@karajan2008 これは是非ともお聴きいただきたかったですね! 指揮者/オーボエ奏者/作曲家と、一晩でホリガーさんの3面をすべて味わえる、お得なコンサートでした。でも、2010年2月だったので、もう7年も前です…。
2017-05-26 00:20:30@AtsushiKoide 当時の自分、何していたんだろうと…。作曲家、指揮者、教育者と多忙を極めるマエストロと思いますが、また是非来日していただきたいものです。
2017-05-26 00:23:55@karajan2008 そう、教育者の面もお持ちですよね。そもそも名フィルでお招きしたのは、当時の常任指揮者=ティエリー・フィッシャーがホリガーさんの弟子で、「自分が人生で最も尊敬する師だから、絶対に招聘しろ!」と言われたからでした。
2017-05-26 00:31:49@karajan2008 リードを削る時間すら惜しいというのは、凄いですね! 名フィルでは13:00にリハーサルが始まるのですが、「1秒たりともリハーサル以外の時間に費やしたくない」ということで、「13:00より前にチューニングを済ます」ということになりました。後にも先にも、ホリガーさんの時だけです!
2017-05-26 00:47:26@karajan2008 むむむ、そうですか…音色はリードの出来9割、みたいなイメージあるので、驚いた次第です。お言葉として受け止めます。笑
2017-05-26 00:50:15スカルダネッリ…の驚異的に巧緻で美しい和声を思い出しつつ、この言葉は作曲家としてのホリガーのスタンスを本質的に映し出している気が。 twitter.com/AtsushiKoide/s…
2017-05-26 05:09:23師匠ブーレーズは「和声をその内に抱く旋律という発明」をした、と賞賛しつつも、ベルリオーズのオケ書法ほど本質的ではないとして一段下に置いている(「この事は、ある一つの側面に対してしか発揮されない才能というものを示しています」)。しかしホリガーにとってはシューマン最高なのだろう…。
2017-05-26 05:10:58ホリガーが、歴史の潮目にあって精神を病んだ芸術家に示す特段の執着には、それゆえ恐らく一貫したものがあるのだろう。オペラ《白雪姫》の原作者ローベルト・ヴァルザー然り、ヴァイオリン協奏曲を捧げたルイ・ステール然り、そして新しく書くオペラ《ルネアLunea》の主人公レーナウも然り。
2017-05-26 05:28:33