NATROM先生(内科勤務医):福島での甲状腺検診は続行していい(正確なインフォームド・コンセントの下で)

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名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 3.「注意深い経過観察」という選択肢も提示されるべきですし、おそらく提示されていると思います。

2015-11-20 17:39:58
nagaya @nagaya2013

@NATROM >3.福島では先ほどあなたが肯定された「手術ガイドライン」にしたがって十分な経過観察がすでに行われています。その上で「いま」手術をしているということは「それをする必要がある」状態に子どもたちがいるということです。過剰診断論者がいうような「放置可」などとんでもない。

2015-11-20 18:27:50
nagaya @nagaya2013

.@natrom 4.一般的に小児がんは進行が早いとされ、1年で顕在化するとする説もあります。小児甲状腺の場合、ガン発症から10ミリになりまでに最短でどのくらいの期間が経過すると思いますか。ちなみに私は5ミリ成長で1〜2年だと考えますが、あわせて見解をどうぞ。

2015-11-20 11:40:50
名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 4.「一般的に小児がんは進行が早いとされる」という前提が正しいとは限りません。進行の早いものだけが顕在化するだけでは?

2015-11-20 17:40:16
nagaya @nagaya2013

@NATROM >4.そうです。逆に言えば「顕在化したものは進行が速かった」のです。先ほど手術が適切に行われたと書きましたが、これこそが顕在化です。進行が遅いものであれば経過観察ですみ「いま」手術をする必要はありません。

2015-11-20 18:30:42
名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 これも話が通じていないようですが、「顕在化」ってのは、検診以前の自覚症状をもって発見されたような事例を指しているんです。

2015-11-21 08:59:35
nagaya @nagaya2013

.@natrom あなたのナゾ定義はいいです。人間ドッグで見つかったガンは一生顕在化しないのですか。というかその言い回しってあなたかなりパーソナリティに難がありますね。夜郎自大的な。まあいいや、「一般的な」定義で再反論があればどうぞ。

2015-11-21 10:43:19
nagaya @nagaya2013

.@natrom 5.現在、福島では早期発見(スクリーニング効果)により比較的腫瘍径が小さい時期に発見され、経過観察を経ての部分切除が多くなされています。部分切除のほうが再発率は高いと思うのですが、進行の速い小児がんについてこの措置は適切でしょうか。

2015-11-20 11:44:40
名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 5.それは私の専門外なのでわかりません。「進行の早い小児がん」という点については、必ずしも正しくないことを再度指摘いたします。

2015-11-20 17:41:05
nagaya @nagaya2013

.@NATROM >5.進行が速いガンが100人あるということを前提に、この件については再反論はありません。ただし、過剰診断論によって「全摘」のほうがいいケースを「部分切除」に抑えているのではないかという疑念はあります。

2015-11-20 18:33:27
名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 『過剰診断論によって「全摘」のほうがいいケースを「部分切除」に抑えているのではないかという疑念はあります』とのことですが、nagayaさんは、甲状腺がんの臨床経験を何例ほどお持ちですか?「現場の臨床医」を冒涜してるのはnagayaさんのほうです。

2015-11-21 09:00:04
nagaya @nagaya2013

.@natrom 議論の参入資格を制限するならTwitterではなく学会や専門誌でどうぞ。なんか「過剰診断、ニセ医学の布教者」を標榜しているにしては器が小さいオウム返しですね。ところであなたは小児甲状腺ガンの臨床経験あるんですね。セカンドオピニオンできますよね。陰で口だけ?

2015-11-21 10:48:05
nagaya @nagaya2013

.@natrom 5.いわゆる成長しない微細ガンの過剰治療を避けるためか、福島では5ミリ以下の結節は二次検査の対象としていませんが、発ガン因子がはっきりしている場合、増悪過程としての5ミリ以下の状態もあるわけですが、やはり過剰診断を避けるために現行のように放置した方がいいですか。

2015-11-20 11:49:13
名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 5. 5 mm以下の結節は経過観察でよいと思います。

2015-11-20 17:41:39
nagaya @nagaya2013

.@natrom 6.なとろむさんは結局、福島をはじめ関東などの甲状腺ガンをケアするためになにを誰の責任においてすればいいと思いますか。「何もするな」でもいいので理由とともにお答えください。

2015-11-20 11:51:54
名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 6.現行のように福島県の大学病院が行えばいいと思います。検診は続行していいですが、より正確なインフォームド・コンセントがなされるべきです。

2015-11-20 17:42:00
nagaya @nagaya2013

.@NATROM >6.関東でも検査が行われていますが、十分ではありません。また、3巡目から成人は5年に1度になりますので、進行が速いと想定すると「手遅れ」の可能性が増します。現行制度は予防原則を満たしていません。あとはセカンドオピニオン制度ですね。これは過剰診断にも有効です。

2015-11-20 18:37:00
nagaya @nagaya2013

.@natrom 7.今回の甲状腺ガンの多発において被曝防護にために、東電、行政のとった措置と現在の検査体制、頻度、検査地域について適不適と将来的な子供たちのケア制度をどうすればいいかについての見解をお聞かせください。

2015-11-20 11:56:14
名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 検診はもちろんのこと治療の費用についても、被ばく由来かどうかを問わず、無料にするべきだと考えます。また、過剰診断の可能性についても、ちゃんとした説明が必要です。

2015-11-20 17:42:41
nagaya @nagaya2013

.@NATROM >7と8は別建てで書きました。

2015-11-20 18:38:12
nagaya @nagaya2013

.@natrom 8.やれやれやっと8個です。最後です。あなたは原発が環境や人間にもたらす影響をどう評価していますか。また今回の甲状腺ガンの多発を「公害」としてきちんと検証すべきだと思いますが、どうお思いですか。

2015-11-20 12:00:50
名取宏(なとろむ) @NATROM

@nagaya2013 すでに述べたように、小児に甲状腺がん検診を行わねばならないという点で、実害が生じています。甲状腺がんの真の罹患率の上昇があろうとも、なかろうとも。

2015-11-20 17:43:42
nagaya @nagaya2013

.@NATROM 全体的にみると想定どおりのお答えでした。原子力PAサイドが持っているロジックと同じです。「地域差」まで持ち出しましたしね。「過剰診断だが過剰治療ではない」という思考放棄したご都合主義のいい逃れです。彼らが言うように必要ないなら、手術をいますぐやめさせましょうよ。

2015-11-20 18:42:34