宝塚大学 東京メディア芸術学部 オープンキャンパス 片渕須直監督講演 ‪ #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部 ‬

宝塚大学東京メディア芸術学部（公式） @Takara_Shinjuku

アニメーション映画『 #この世界の片隅に 』 #片渕須直 監督の講演も聞ける #宝塚大学東京メディア芸術学部 の #オープンキャンパス ついに明日5/28（日）！ 高校生の座席数は空きがあるので、当日参加も大歓迎です。 ▼詳細 takara-univ.ac.jp/tokyo/opencamp… pic.twitter.com/1DNeguH9QP

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アしや(芦谷)耕平 @asikoh009

いよいよ本日！宝塚大学東京メディア芸術学部オープンキャンパスはアニメーション映画『 #この世界の片隅に 』『#マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督の講演です！ 高校生は当日参加も大歓迎！是非！ takara-univ.ac.jp/tokyo/opencamp… #宝塚大学 #東京メディア芸術学部 pic.twitter.com/hRZEjOlqCM

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片渕須直 @katabuchi_sunao

宝塚大学はえらいところにあるんだよなー。 pic.twitter.com/AmPkY5WHtd

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ミ☆リ @minori_ironim

宝塚大学 東京メディア学術学部オープンキャンパス！ギリギリ入りましたが、大学説明の講師陣の手がけた作品がうる星やつらやピンキーモモやジョジョや…とあっておばさんはテンションダダ上がり！ pic.twitter.com/A8ZP0ATJ4e

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ミ☆リ @minori_ironim

片渕監督登場、ご挨拶。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部 pic.twitter.com/Upi0yvhXFY

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ミ☆リ @minori_ironim

『この世界の片隅に』の鰯の干物4匹〜楠公飯を食べるシーンを流し、箸を持つシーンについて箸を持参して解説。片手で持つとくるっとしなくてはいけない。ならばどうするか？動画を観直すとやはり持ち替えている。男女で違うと。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部 pic.twitter.com/nIBAtxo0SE

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ミ☆リ @minori_ironim

終了。とりあえずの感想は『世の中にはいろんな職業があっていろんな世界があるなあ』です。自分は小学生から医者になると決めてずっとそのままきましたが、もっといろんな選択肢があったんだなあと（後悔はしていませんが）。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

しかし今日は今日とて非常に興味深いお話を聞くことができました。すごく感動するエピソードもありました。

ミ☆リ @minori_ironim

司会は宝塚大学東京メディア芸術学部芸術学科アニメーション領域専任講師の芦谷耕平先生。日大芸術学部の片渕監督の恩師月岡貞夫先生の門下生繋がりです。月岡先生は当大学のアニメーション領域の立ち上げにも尽力されたとのこと。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部 pic.twitter.com/aWOyIjCiCA

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ミ☆リ @minori_ironim

いわば大先輩、兄弟子にあたると。その縁で2009年には片渕監督に演出論の教鞭もとっていただいた。。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

以下片渕監督談。アニメーションを初めて35年、アニメーションの大抵のことは怖くなくなってきた、怖いのはこういうところで話すこと笑 アニメーションで動く絵を描くのはアニメーターと呼ぶ。日本で特徴的な、大きなロボットが #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

出てきて中で人が操縦する作品があるが、最近海外でもそういう作品が現れた。アメリカのSF小説を読んでいたら、そこでは操縦する人ののとをパイロットではなくアニメーターと呼んでいた。元々アニマとは命の意味、アニマルに近い。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

つまり生きているように操縦する人のことをアニメーターと呼んでいる。命を吹き込む人。そういう風に命を感じられるように、そこにあるのは紙に描いた絵なのに、本当に人物が生きていて息づいているように見える。そういうものって #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

どこからくるのか。それを考えてみたい。（ここで『この世界の片隅に』の鰯の干物4匹で〜ない楠公飯を食べるシーンまで動画鑑賞）ここで注目して欲しいのはお箸を取るシーン。監督自ら箸を持参して解説。片手で取ろうとすると #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

くるっと箸を回さないといけない。そこで再度動画を確認すると、両手を使い持ち替えている。めんどくさいけど、そういうことをやる方が息づいている。どうやればよいか。絵を描く人の想像力と常識力。自分達はどうしているか考える。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

こうのさんの原作、冒頭の風呂敷包を背負うシーン。このシーンをどう描くかは、すでにこうのさんが原作で描いている。ここについて詳細に解説したブログがある→こちらを紹介 magazine.manba.co.jp/2017/05/12/hos… #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

（実際のシーンを動画で見る）演出の仕事というのは、アニメーターが描いてきたとき、違うなというところを指摘してあげる。動きを司る人は染みついている、勘で。実際はちゃんと缶と風呂敷包を用意してやってみた、それでわかる。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

そんな風にしてひとつひとつやってきたことは、1個1個考えてやっていたらできない。自分自身が生きている人間なんだから、自分自身がやってみれば気づく。実際に自分達でやってみる。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

アニメーションとは空想的な動きが作れる、普通できない動きもできるが、そういうものもまずは今のようにして本当に自分達ができることをやってきて説得力を持った上でできるようになる。いきなり空を飛んだりしない。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

そんな風にちっちゃな世界が集まってこの世界ができている。ちょうど今の『この世界の片隅に』と同じ。 以上が片渕監督のお話で、以下は質問コーナー、質問は5人からありそれぞれ味わい深いものでした。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

①魔女宅に関わっておられたと聞いたが、スタジオジブリでは土足厳禁だったとは本当か？→それはない。 全員が死ぬ気で作る、帰る余裕もないと聞いたが→帰る余裕はなかった。ジブリは今は東小金井にあるが、トトロからしばらくは #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

吉祥寺の雑居ビルの喫茶店の2階にあった。そもそも下駄箱がなかった。魔女宅は電気を使うことが多い仕事で、コピー機とか、今と違って昔は感熱紙を使い描いた絵をセルに写して彩色していた。なのでやたら停電した。 #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

僕はこれ見よがしに机の上に蝋燭を置いて、停電したねーとやっていた笑 感熱紙を使いセルに写すにも、描いてあった線が細くなったり太くなったりする。なのでマシーン1号、2号と呼ばれた人がいて、どんな状態でも万全の状態で #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

セルにトレースする。セルは映画のフィルムでできている。魔女宅は実は色を塗ってから不良品のセルだったと気づいた。透明なところに泡や傷があった。何千枚とあるのでやり直せない。どうするか？透明なところを切り抜いて新しい #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部

ミ☆リ @minori_ironim

セルに両面テープで貼り付けた。じゃあ誰がやるの？となって誰もやらないので僕が切った。セルは0.125mmの厚さがあるので、切るとその縁に黒いマジックを塗る。魔女宅でキキの乗ってるホウキはトゲトゲがすごくて #この世界の片隅に #片渕須直 #宝塚大学東京メディア芸術学部