実験体ゆかりシリーズ-片鱗-

ある始まりの物語 彼女たちに救いはないのだろうか ※臨時更新です。不定期なのでご理解を。 続きを読む
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⌓そらうみれい👽えをかけ @R_273EI

流石に心配で中に入って様子を見にいくことにした もちろん白衣の人間だ 「ゆか、ゆかりだいじょうぶか」 受け身を取らなかったためか打ち付けた部分の骨が折れていて 肺に刺さったのか血を吐いている

2017-06-07 02:14:59
⌓そらうみれい👽えをかけ @R_273EI

「跳びすぎちゃったね、ちょっと休みたい」 ゆかりはゆっくりと息をしながら白衣の人間を見つめていた 頭を打ち付けたときの衝撃はさほどでもなかったため 死ぬことはないとは確信していたが やはり苦しそうなのは見ていて心が苦しかったのだろう

2017-06-07 02:15:20
⌓そらうみれい👽えをかけ @R_273EI

一度痛み止めを刺そうと白衣の人間はバックの中を探していた 「おい!骨が折れてるんだ今日の試験はコレでやめにしないかゆかりもつらそうだ」 痛み止めをゆかりに投与して窓の向こうに話しかける 『イヤ、つぎは 電気を流す試験だったよね?怪我をしてても平気だろう 進めたいと思う 続行ダヨ』

2017-06-07 02:16:02
⌓そらうみれい👽えをかけ @R_273EI

「この子は人間だぞ怪我をしたら休めるそういう約束だ」 警備員が部屋の中に入ってきて白衣の人間に銃を向けた すでに引き金に指がかかっており、拒否をする返事は 求めていないそう言っているようだ

2017-06-07 02:16:28
⌓そらうみれい👽えをかけ @R_273EI

『もう一度いう、続行! だから早くその子からはなれてくれたまえ 全部終わったらまた君に彼女を任せヨう』

2017-06-07 02:16:34
⌓そらうみれい👽えをかけ @R_273EI

白衣の人間はゆかりを床において下がる 今窓の向こうで見ているのは研究チームの偉い人らで 彼よりも位が高かった 逆らえば本当に殺されかねない

2017-06-07 02:16:43
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