【グランクレスト大戦】黒套騎士譚⑥【異聞絶望】
盟主発表
嬉しいし、本当に嬉しいし感謝しかない。 でもそれはそれとして0.0001%くらい「ラコートは受からないだろうけど、1票くらい入れてもバレへんバレへん」とか思ったりしませんでした? というか私がラコートに入れるならそういう理由にした。 正直入れてみたかった。入れなかったけど。
2017-06-01 01:53:44@IceMonologue 「ありがとう。ふふ、ドキドキとワクワク、胸が高鳴る極上のエンターテイメントな未来を約束するのも、さぞや楽しかったのだろうな」
2017-06-01 12:57:23エヴァさんとのロール
同盟領グリューネワルト。 先日、反英雄レオンハルトの襲撃に見舞われた森深き国。 其処に程近いとある山道。 消えぬ厄災の爪痕と、濃度を増す混沌により荒れ果てた木々を横目に、一人の騎士が道を行く。 →
2017-06-02 01:33:30かつては馬車も通ったのであろう道も、戦いの余波で陥没し、人が歩くのならばまだしも、馬車が通るのは難儀しそうな様子であった。 そうして山を越え、グリューネワルトとの境は目の鼻の先という辺りの、少し開けた土地。 →
2017-06-02 01:35:32建っていたのは簡素な家屋。 手元のメモを一瞥した後、扉を叩いた。 「エヴァ・ウィンズローの家は此処で宜しいだろうか?」 @Feenqueene
2017-06-02 01:36:02@gc_340K ちょうどイニーツォオの授乳が終わり、のんびりしていた所でした。 はて、どなたでしょうか。 「はい、お待ちくださいー」 ぽんぽんとイニーツォオの背中を撫でつつ、扉を開けると涼やかな騎士様がいらっしゃいました。 「まあ、ラコート様。お久しぶりですー」 にこり笑って。
2017-06-02 03:45:47@Feenqueene 「久し振りだな」 騎士は軽く会釈をする。 「竜の巣の後、心配して顔を見に行こうと思っていたら……反英雄に壊滅させられた土地の近くに住んでいると噂を聞いてな。気になったからこうして尋ねてきてしまった。 ……お邪魔しても構わないだろうか?」
2017-06-02 13:05:32@gc_340K 「はい。もちろんですー。仮住まいなので、何もないのですがー」 扉を大きく開けてお招きしました。 「ああ、風が気持ちよいですから、外のテーブルでも大丈夫ですよーお好きな方で」 「ぁ」 腕の中から、けぷとお腹いっぱい、満足げな息子の声が聞えました。 「どうぞですー」
2017-06-02 16:07:09@Feenqueene 「ん、いや室内で構わない。 ……では、失礼して」 敷居を跨ぐ。 それから、荷物の中から一つの包みを取り出した。 「それと、本当に大したものではないのだが手土産だ」 結び目を軽く解くと、林檎やオレンジを始めとした果実が幾つか盛り合わされた籠が出てくる。
2017-06-02 16:20:51@gc_340K 「まあ。ありがとうございますー」 果物は色鮮やかで、華やぎます。生きるを最優先している生活なので、果物はとても心が華やぎます。 「ふふー。皆で頂きますねー」 紅茶を淹れてお出ししました。 「大した紅茶ではなくて申し訳ないのですが」 息子は揺り籠ですやすやと寝息を立てていました。
2017-06-02 16:39:17@Feenqueene 「いや、こうしてもてなしてくれるだけで十分だ。ありがとう」 相手の顔を見て感謝の言葉を告げ、それから揺り籠を一度見て、再び視線を戻す。 「色々と言うのが遅れてしまったが……出産おめでとう。恐らく今も予断を許さないのであろうが……それでも健やかに生まれてきて良かったな」
2017-06-02 18:39:28@gc_340K 「ありがとうございます」 この子の誕生は、世辞でも、何度祝って頂けても嬉しくて思わず笑顔になります。 ラコート様もお忙しいでしょうに。お優しい方です。 「はい。せっかちな子で、随分と早く来てくれました。後で抱いてあげてくださいー。ラコート様みたいに立派な騎士になれますようにって」
2017-06-02 20:32:50@Feenqueene 「確かに、前回に会った時から数えても……早い方か。逞しいな。 そう言って貰えるのなら、抱かせて頂こう。……立派な騎士か。私としてはまだまだという所なのだが」 そう表情を和らげながら、紅茶に口をつける。 「……うん、美味しい」
2017-06-02 20:49:57@gc_340K 「よかったですー」 動作がとても自然に優雅な方です。落ち着いていられて、その雰囲気が神殿と通じるものがあって私はとても安心出来るのでした。 「ラコート様は立派な騎士だと勝手に思いますー」 にへら 「今は何をされていらっしゃるのですか?また戦準備でしょうか」
2017-06-04 13:21:33@Feenqueene 「ありがとう。……その言葉、有り難く受け取らせて貰おう」 軽く目礼をしてから、暫し思案するような素振りをして、再び口を開く。 「ああ、そうなるな。反英雄と決着をつけるならば、機会は今しかない。これ以上待っても袋小路に追い込まれるだけだろう。他にも少々、調査などをしているくらいか」
2017-06-04 13:35:07@gc_340K 「…はい。たしかに」 時代のうねりを感じていました。希望となるかさらなる絶望となるか。 「戦となると最前線でお役に立てないのが悔しいですー」 そればかりが全てではないとわかってはいるのですが。 「調査、ですかー?」 はて。どの様なものでしょうか。
2017-06-04 13:55:31@Feenqueene 「支援や、場を整えてくれるだけで十分な貢献ではあるが……確かに、後ろで見守るだけというのも、歯痒いものかもしれないな」 そう軽く目を細める。 「私情だが、きちんと“結末”を用意したくてな。反英雄の反英雄ならざる一面を少々調べている。必要だろう?葬い……区切りというものは」
2017-06-04 14:01:02@gc_340K 「はい。無い物ねだりですー。愚痴言ってすみません」 にへら。 「結末…反英雄ならざる…葬い…」 神殿で出会った故郷を滅亡させた反英雄を思いました。あの時私が出会ったのは、生きる事を望んで良いのか揺らぐイニーツィオの兄、ひとりの人間でした。 「ええ、廻らしてあげたい、と思いますー」
2017-06-04 14:22:53@Feenqueene 「求める事は良い事だ。手を伸ばすあまり、見誤って転落すると大変というだけで」 ほう、と感嘆するように息を吐く。 「廻らせる……か。良い表現だな。私は終止符を打つのみ。新たな始まりはまた別の話であると定義するが……送り、再び迎えるという事こそ、彼らには相応しいかもしれないな」
2017-06-04 14:32:08@gc_340K 「我らは風と共に 草と共に 大地と共に 生命を廻らし光となれ」 謳う様に呟きました。 「グリューネワルトの考え方ですー。生死観とでもいいましょうかー」 指でくるり、輪を描いて。 「終わるだけは、きっと寂しいのです。世界は優しくありませんが美しいのに」 →
2017-06-04 14:55:07@gc_340K 「私は反英雄詳しくありません。唯一悪、皇帝邪紋の2人に一瞬、一回だけ会った事ありますー。2人ともとても、辛そうに見えました。輪の外にいて孤独だと思っているような、もしくは輪の中にいて抜け出せない絶望を抱えるそんな風に」 にへら
2017-06-04 14:56:15