実況中継:シンキングツール x ロイロノートユーザー会 ~ 思考スキルて何しはるん? みんなで考え共有や! ~ 関西大学初中高等部共同開催 〜

教育ICT(タブレット)の定番授業支援アプリ「ロイロノートスクール」のユーザーが150人集う大型イベントを実況しました。カメラ:α7s、レンズは状況に応じていろいろ。
3
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

続いて「構造化」の実践。お題はセンター試験に変わる新入試。賛成・反対に別れた議論に向け、ピラミッドチャート(一番上に主張、その下にその根拠、さらに下に根拠を支えるデータを配置)で自分の意見をまとめます。今回は必要なツールがアプリ内の資料箱に入っていて、適宜利用可能。 pic.twitter.com/5Ba5wTqsJD

2017-07-29 15:03:57
拡大
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

個々人で賛成・反対の意見がまとまりました。ということで意見をそれぞれのiPadにロイロノートスクールで送り、メンバーの賛成・反対の意見を一通り見てからグループの「結論」を導き、内容をまとめて黒上先生に送信します。早いグループからまとめの提出がされ始めました。 pic.twitter.com/fZXsbwoa2S

2017-07-29 15:16:21
拡大
拡大
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

まとめ:様々なツールを使ったが、アイデアを出し、共有し、組み合わせ・更新した上で、まとめることが、ロイロではこれらがやりやすい 付箋を使ってもできるが、字が汚い子でも意見が伝わりやすいのが(特に小学生だと)効果的。これらのツールで、主体的・対話的で深い学びを推進できれば幸い。 pic.twitter.com/BI1ByGyfHw

2017-07-29 15:22:22
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

セッション2は、関西大学中等部・高等部の先生による模擬授業&ワークショップ。今日は数学の林誠浩先生の授業を実況中継します。テーマは「infographicってどうなん?」。イメージマップ(マインドマップ)のシンキングツールを活用し、実際に参加者がグループワークをしていきます。 pic.twitter.com/ksBINc2pdT

2017-07-29 15:52:27
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

ちなみに、infographicとはこういういものです。 ja.wikipedia.org/wiki/インフォグラフィック

2017-07-29 15:54:38
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

よく見ると林先生のスライド、ロイロノート上で作られた教案になってます。黄色のラインが時間軸、その横に、その時に使うツール類がまとめられているようです。 pic.twitter.com/l3Mj8SifBw

2017-07-29 15:58:06
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

ということで、林先生から代表的なインフォグラフィックを3つほど紹介し、グループで手分けして似たインフォグラフィックをweb上から探し、マインドマップタイプのシンキングツールへ集約する個人ワークを開始。情報の整理はあとから行うので、まずはたくさん類似事例を集めるという流れ。 pic.twitter.com/ypyCOwSFr5

2017-07-29 16:07:08
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

個人ワークの次はグループワーク。同じお題のインフォグラフィックを調べている人で集まり、自分の見つけたイメージと他の人のイメージを統合。さらに、インフォグラフィックごとの共通テーマやキーワードを見つけ、関連付けをする(手書きで線を入れる)ことでグラフのタイプごとの特性を考えます。 pic.twitter.com/9yI1Z2qSif

2017-07-29 16:11:07
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

グループごとに情報交換・意見集約。一見普通の例示されたグラフも注意深く見ていくと思考が要求されるようになっており、「どんな時にどのグラフを使うのか」「比較対象は何か」「何を表現し、どういう強調をしているか」など、色んな意見が聞こえて来ます。 pic.twitter.com/IqrorWfTqW

2017-07-29 16:20:26
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

各個人がまとめたマインドマップを先生に提出。提出した人は自身が振り返るためのシンキングツール「PMIシート(Plus、Minus、Interesting」をに感想をまとめて提出します。作業が早い人でも、適宜シンキングツールを追加することで次の思考を行えるのがよいですね。 pic.twitter.com/Esmx7ohmxq

2017-07-29 16:29:06
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

セッション3では最初のグループに戻り、各分科会で学んだシンキングツールの使い方を活かした「学級目標作りの授業案」を作ります。ちなみに、グループメンバーは事前相談して全員違う分科会に参加しているため、全員違う前提知識を得ています。いわゆる、ジグソー法を取り入れた実践ですね。 pic.twitter.com/iKZlWWr1xY

2017-07-29 16:41:17
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

まずは、各グループで前の分科会で学んで来たシンキングツールの内容を説明をします。だいぶシンキングツールの理解が進んで来たのか、各グループからは授業での具体的活用シーンやメリット、利用上の注意などが聞こえて来ます。良い授業を提供しようと真剣な先生たちの表情・口調が伝わって来ます。 pic.twitter.com/rO0VEoz0kV

2017-07-29 16:48:59
拡大
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

まずは個人ワークで授業案作り。学級目標を作るのは実際には生徒児童ですので、それをどのように生徒児童に「考えてもらうか」「どのシンキングツールを使うか」を考えます。なんと制限時間4分! pic.twitter.com/M8z1wEHNtf

2017-07-29 16:54:41
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

次に、作った指導案をグループ内でシェア。写真の通り、それぞれ異なるシンキングツールを使っていることが見て取れます。授業案を手書きメモでまとめている先生も。(ちなみに、先生たちは小中高の先生がまざっています)このあと、各グループの「お勧め授業案」を黒上先生に提出し講評いただきます。 pic.twitter.com/4FruyCkdQn

2017-07-29 17:06:41
拡大
拡大
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

教案が黒上先生のiPadに集約され始めました。黒上先生からのコメント「子供に発散・収束を繰り返してもらうというやり方がある。マインドマップやYチャートは発散のツール、収束に使えるのはピラミッドチャート。個々の内容を説明してもらって絞り込む時には海月チャートがよいだろう」 pic.twitter.com/pE8gchN2fA

2017-07-29 17:14:40
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

続いてセッション4では「2学期の自分の授業にシンキングツールをどのように取り入れるか」を考えます。まず個人ワークで授業案を作り、その後教科別に分かれてディスカッションを行います。シンキングツールを活用(途中で評価軸やシート変更もOK)し、めあてを意識した授業案を作るのが目標。 pic.twitter.com/S6YAs7JnBa

2017-07-29 17:21:23
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

作業中…。本論と離れますが、iPadの使い方面ではソフトウェアキーボードを使う人、ハードキーボードを使う人、mazec手書き入力認識を使う人/授業案作成面ではテンプレから派生さえる人、ゼロから作る人、シンキングツールでまとめながら作る人など、様々なやり方が見えて面白いです。 pic.twitter.com/r0qTpAFMzD

2017-07-29 17:36:30
拡大
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

引き続き数学の分科会にお邪魔して先生たちの議論を聞いています。数学とシンキングツールをどのように組み合わせるのかな?と気にしながら聞いていたのですが、複数の解法を整理したり、法則を見つける時や一般化を行う時の考える補助として使えるといった意見が聞こえて来ます。 pic.twitter.com/L0QlhU0PHX

2017-07-29 18:06:44
拡大
拡大
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

最後のセッションですが、ぜひこれから作った授業案・教案をスクリーンショットし、Facebookアカウントを持っている人は指定のハッシュタグ「#ロイロノート」をつけて投稿してほしい、という案内を杉山竜太郎さんがしています。実験的な試みですが、読者の方もぜひ見てみてください。

2017-07-29 18:23:06
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

杉山竜「さらに、シンキングツールのモデル校を募集したいと思います。希望される方には、タブレットの貸し出しなども含めて検討したいので、ぜひお問い合わせください。」 pic.twitter.com/u8NEyT5yz7

2017-07-29 18:24:38
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

黒上先生の講評・質疑応答。質疑応答「ゆとり脱却とアクティブ・ラーニングが相反する。固定観念を払拭できる方法は?」黒上「厳選してカリキュラム上の新指導要領で一番大事なのが見方、考え方。先生にとっては教える内容をこの部分に関連するところに厳選して、生徒児童に気づいてもらうのが肝」 pic.twitter.com/zwQqUbAMZs

2017-07-29 18:30:35
拡大
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

最後に田尻校長先生から。「セッション2の本校の教員から実践提案をした内容について、何か持ち帰ってもらえるものがあれば嬉しい」。 pic.twitter.com/mvlz0iO5Fi

2017-07-29 18:35:13
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

登壇されたすべての先生。今日は1コマしか実況中継していませんが、これだけの先生が実際にシンキングツールを使った授業を展開していました。 pic.twitter.com/8BKmlG4fDU

2017-07-29 18:42:22
拡大
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

田尻校長「世の中は、考えて、チャレンジし、新しいことに向かっていく人材を求めている。野球部で部活に没頭していた生徒たちは、咄嗟の判断に慣れている。知識を後から習得しても、素晴らしい結果が出ている。知識が前提でなく、思考・判断が重要なのです。」

2017-07-29 18:45:57
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

最後に杉山浩二CEOから。「より使いやすいツールをこれからも目指していきます。次回のユーザー会は10/28(土)に、言語教育に特化したものを大阪大学で実施予定。ぜひお越しください!」 以上で実況中継を終わります。 pic.twitter.com/89HplN15OI

2017-07-29 18:48:55
拡大
拡大