鉄腕アトム(1980年版)感想

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

第22話……うそつきロボットを原作にした話。こちらでは重病の母ではなく、事故で盲目となってしまった娘の為にその嘘つきロボットトルーが開発されたといった内容に変更されている。前後で「オオカミと少年」を国語の授業で学んで、ヒゲオヤジからアトムはロボットだから　#鉄腕アトム pic.twitter.com/QKOgLWtV2i

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

嘘をつかないだろうと安心する、日常のネタを頭に持ってきてロボットが嘘をつく事の意味を掘り下げているとは思う。そのルカーはロボットは嘘をつけないから、目がもう見えないであろう娘を安心させる為敢えてあべこべのことを言わせるように堂本博士が設計したのだが　#鉄腕アトム pic.twitter.com/xquTtWUFJA

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

その結果気象観測でルカーが大地震が来ますよ!とあべこべの情報を市民へ伝達してパニックを起こさせるわ、その際の火事を鎮火したアトムがルカーと間違えられて民衆から石を投げられるわ、逮捕されるわとデメリットがあまりにも大きいのではないかと思いますが　#鉄腕アトム pic.twitter.com/tUo78pCqiE

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

その後ルカーを捕まえて、堂本博士が娘を安心させる為に恐ろしいものを作ってしまったと反省して、ルカーの回路を逆にして本当のことしか言わないようにさせる。だがその時本当の大地震を観測してしまい、周囲に危機を知らせようとすればまさしく狼少年のような状況に　#鉄腕アトム pic.twitter.com/i3OS2hpXUa

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

ルカーが人為的に嘘をつくよう作られたので民衆からボコボコにされる所は少しかわいそうだ。その後アトムによって救助活動が行われる中、ルカーが機能を停止した矢先にこずえが彼を探しにやってきてしまう。この事態にアトムはルカーとして自分は救助活動を続けている為安全な場所へ　#鉄腕アトム pic.twitter.com/x24K0Rtvug

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

避難してくださいとこずえを安心させる。何やらアニメの方では研究所にルカーを連れて行っているので、多分そこで修理されて丸く収まるのだろう。この様子を見たヒゲオヤジがアトムは少女を安心させる為に嘘をついた、そのような心づかいができる人間らしい心を持っていると　#鉄腕アトム pic.twitter.com/UQBnSCBQn3

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

涙ながらに賞賛している。狼少年の例はついてはいけない嘘、ルカーはその裏でこずえを安心させる為に嘘をついている事情が触れられ、アトムが初めて嘘をついた時はこずえの為についたと、嘘をつく事の善悪を踏まえてロボットの心の成長を書いた佳作かと　#鉄腕アトム

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

第23話……「植物人間」が原作。一応細部としてゲストのアルソア12星から来た少年はフォーレットという少女に変更されてたり、アルソア12星が既に滅びている事を彼女は知らなかったり、彼女が故郷の環境再生のために水を汲みとるロボット円盤が暴走したりと　#鉄腕アトム pic.twitter.com/5olsfQnecR

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

ゲストキャラ・フォーレットの悲劇・悲恋性を強めるエピソードとなっている。ただ飯野作画回はやはり他の方と比べると微妙なのは少しつらい。最後故郷が滅びたと知りフォーレットが自分の正体が植物だと明かしたうえで地球に植えられて生きることを選ぶオチは同じだが　#鉄腕アトム pic.twitter.com/SLwHRanzql

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

その後、フォーレットが華を咲かせた様子を見る為1年後が過ぎた事が明かされる。本放送的にはこの1年後は既に放送が終了しているのだが、最終回が特に最後のような話ではないのでその後を考えると分からなくもないかも　#鉄腕アトム pic.twitter.com/J0OkJmyOiI

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

第24・25話……地上最大のロボット前後編とちょうど折り返しとして山場のエピソードが来た。プルートゥの頭部デザインは原作からあまり変わっていないが、胴体のデザインがいかにも80年代ロボットっぽくなかなか恰好よい。(太陽の使者版鉄人に通じる秀逸さ)　#鉄腕アトム pic.twitter.com/RMtgmjwzhY

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

そんでもって、脚本の山崎氏の作風かしらないが結構キン肉マンの悪魔超人編を彷彿させる展開になっているともいえる。この辺りプルートゥは1体なのだが、彼が最強を名乗る為に他のアトム達6人のロボットを倒すとの展開から、彼らが密かに連携を取りながら強大な敵プルートゥに　#鉄腕アトム pic.twitter.com/ME83lnaqrA

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

立ち向かうも無残にも敗れていく過酷さ。個人的にドイツのロボット刑事・ゲジヒトがプルートゥに見事なまでに倒される様子はなかなか過激で驚かされるものがある。ちなみにロボット刑事といわれるだけあり速射砲とかやはり内蔵してる　#鉄腕アトム pic.twitter.com/lS6N40cKmG

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

そんな中、原作ではアトムは最後にプルートゥと戦っていたが、アニメではあえて2番目にプルートゥが狙うも、その時アトムが留守かつアトムの家族がお茶の水博士から事前に警告されていたのもあって戦わず、その代わりウランがアトムの代わりとして……おおらかな時代なのはともかく　#鉄腕アトム pic.twitter.com/Ho8wY5p02r

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

プルートゥとウランが心を通わせる。一方アトムはモンブラン、ノース2号、ブランドゥと次々と倒していくプルートゥに警戒しながらも、ウランの友達でもあるとして愛憎が混じった感情を抱く。それゆえかブランドゥを倒すものの深海から這い上がったプルートゥが満身創痍で　#鉄腕アトム pic.twitter.com/m8j8dc6NZP

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

主人のサルタンを呼んで回収してほしいと緊急ボタンを押してくれとアトムに頼むプルートゥ。ロボットを次々と襲うプルートゥながらも満身創痍のままほっとけないとやむを得ず助けてしまったアトムなのだが　#鉄腕アトム pic.twitter.com/KkIrEDCYqn

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

今度はゲジヒトがプルートゥに破壊されてしまう様子を目の辺りにしてしまう。これに自分もこうなるかもしれないと警戒して、100万馬力に改造してもらおうとお茶の水博士に頼ろうとするも、彼は先手をうたれて人質としてサルタンにつかまっており　#鉄腕アトム pic.twitter.com/7iDzqwWOm5

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

@ChaplainYoshi あー、どうなのでしょう。個人的に太陽の使者版鉄人のメカ作画を担当されていたスタジオZ5辺りかなーと考えてますが、確信が持てません。該当回の作画を担当された西村緋祿司氏がそれまでの参加作品からしてワカメ影っぽい作画とあまり関係ない方?とも思うところで迷います　#鉄腕アトム

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

そんな不利な状況でアトムはお茶の水博士の協力を求めるが、力が強い者が最強となれば暴力がまかり通る恐ろしい世界になると拒む。10万馬力でも知恵を生かせば互角以上に戦えるとの事で、この辺り原作では天馬博士がアトムを100万馬力に改造したようだが、　#鉄腕アトム pic.twitter.com/y9su2WDVND

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

ちなみに、アトムのパパも似たような事をいって100万馬力へ改造することに反対する(彼の珍しい活躍)そして実戦ではアトムは劣勢に追いやられるもプルートゥは一度助けられた義理があると一度だけ見逃す事を選ぶ。この辺りでアトムとプルートゥが同じ心を持つ者同士で　#鉄腕アトム pic.twitter.com/4unxYHDUB9

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

たとえプルートゥが戦う為作られたロボットとしても分かりあえる可能性もある事を提示しているのではないだろうか。だがアトムを見逃す間にヘラクレスと、エプシロンがプルートゥの手によって破壊される。余談ながらエプシロンはアストロボーイで女性型になっていたので、てっきり原典も　#鉄腕アトム pic.twitter.com/6V2ptmqbPp

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

そうかと思えば、まさか男性だったとは(微妙に女性っぽくも見えなくない顔だが)。孤児院を経営しているようだが、エプシロンが孤児たちに自らをエプシロンのおじさんと呼ぶ辺りは不覚にも笑えてくる。これにアトムは決着をつけなければと阿蘇山で激突。地の利を活かしてアトムが　#鉄腕アトム pic.twitter.com/3lTvct61gb

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

プルートゥを翻弄するが、戦闘の激化で阿蘇山の火山活動が活発化しており、アトムは戦闘より火山活動を食い止めることを選ぶ。これにプルートゥは戦い以外のエネルギーを使うつもりはないと、ただ立ち尽くす。これにアトムは思わず自分は10万馬力でも何が一番大切か分かっていると　#鉄腕アトム pic.twitter.com/uJkzjuaYau

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

珍しく喧嘩腰になっていたが、プルートゥ(しかしイチイチハイライトが格好良すぎる)も心に目覚めるようにアトムを助ける。最もサルタンはプルートゥが最強のロボットでなければいけないと苛立つ中、側近のアブーラ博士がプルートゥ以上の戦闘ロボットとして開発したボラーを　#鉄腕アトム pic.twitter.com/7GIKRGdAMH

拡大

拡大

拡大

拡大

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

ボラーを送り込む。どことなくトランスフォーマーのダブルクロスを彷彿させるアナーキーなセンスにあふれたデザインが素晴らしい(特に双頭)。左右分離して攻撃を回避したり、相手をはさみこんだり、タイヤらしき高速移動形態へ変形するギミックも素晴らしいか　#鉄腕アトム pic.twitter.com/HRqVXqCR1V

拡大

拡大

拡大

拡大