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同人誌史・序——「文芸」ならびに「文芸以外」の戦前の状況

書物蔵(古本フレンズ)氏の整理が個人的に大変興味深かったので、備忘にまとめました。 【2017-08-22追記】 上記書物蔵(古本フレンズ)氏の一連の投稿のきっかけとなったと思われるりんご氏、king-biscuit氏、Oulipo氏の投稿を別途まとめました。
文学 趣味 書籍 評論 文芸
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書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2017-08-21 15:11:38
書誌学、図書館学の観点からコミケの評論系といふジャンル――つまり、非マンガ――に興味があったんだけれども、次の同人誌を一読、とても勉強になりました。 ・『棚から一掴み 総集編 4-5-6』B5版 本文112ページ 頒価800円  tanatsuka.blog46.fc2.com
書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2017-08-21 15:13:41
ってか、概観するにはこれが一番いいだらうなぁ。 たいへん迂闊なことに、気づいたのは、夏コミケも終了せる先週の土曜。 リバーフィールドさんにくっついて、アキバのComic Zinに行って評論系の売り場で気付いたのぢゃった(´・ω・)ノ また、この本自体に、Comic Zinが
書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2017-08-21 15:15:37
数少ない、評論系同人誌―ほぼ、ミニコミなどと同義と考えてもよい―の入手元であるとある。 もちろんこの同人誌には他にもタコシェ、模索社など従来有名な入手先も言及されとるが。
リンク www.comiczin.jp 75 98 users COMIC ZIN -漫画人のためのコミック・同人誌プロフェッショナルショップ COMIC ZIN のWEBサイト- 漫画人のためのコミック・同人誌プロフェッショナルショップ COMIC ZIN のWEBサイト
リンク Welcome to TACO ché - ようこそタコシェへ - 734 69 users タコシェ | 自主制作本, 書籍, CD, 映像, 絵画, 雑貨 | TACO ché タコシェは東京・中野ブロードウェイにある、自主制作の本やジン、一般流通にのらない書籍、インディーズ系CDや映像、絵画、雑貨etc.を取り扱っているお店です。展覧会やイベントも行なっています。コミック、文芸、美術、サブカルチャー、風俗、音楽、演劇、映像などのジャンルの様々な形態の作品を1万点近く揃えています。
リンク www.mosakusha.com 471 50 users 模索舎
書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2017-08-21 15:22:19
ComicZinには、 『戦後女性漫画の歴史 黎明編1945~1979』 d.hatena.ne.jp/soorce/2017071… などを買いにいったのぢゃった マンガの初出は文学研究と同様に重要なれど、ちゃんと調べたものは少ないからなぁ… 貴重なり(´・ω・)ノ
リンク はてなダイアリー 1 コミックマーケット92で、新刊『週刊女性誌+α 掲載漫画作品リスト 昭和編』を出します - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明  週刊誌創刊ブームが起こったのは、今から60年ほど前。  つまり、週刊誌の歴史を考えると、昭和が30年分..
書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2017-08-21 15:54:16
ここで、明治からの同人誌の歴史をちょろっとさらってをくと。 明治18年、尾崎紅葉らの硯友社による肉筆回覧雑誌『我楽多文庫』(1885-1889)に始まると言われる。 活版印刷の普及で、全国で地方文芸同人誌が作られるうになるのは明治3,40年代と見てよいかな(小木曽旭光の本による)
書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2017-08-21 15:54:53
芥川龍之介が夏目漱石に激賞されたのも『新思潮(第4次)』(1916-1917)の原稿がきっかけぢゃった。 最初は肉筆回覧が発展して活版印刷になる、というパターンが暫く続くのぢゃが、このパターンは大正半ば「謄写版」印刷が普及して劇的に変わり、これは大正12年、文芸同人誌ブームへ。
リンク コトバンク 新思潮(しんしちょう)とは - コトバンク ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 新思潮の用語解説 - 文芸雑誌。 (1) 第1次  1907年 10月~08年3月。小山内 (おさない) 薫が主宰した芸術総合誌で,H.イプセンなど演劇を中心とする外国文学の翻訳紹介に努めた。 (2) 第2次  10年9月~11年3月。小山内を中心に谷崎潤一郎,和辻哲郎,後藤末雄ら...
書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2017-08-21 15:56:19
それが同人誌も戦時中に統制されて、最初は4誌に最後は1誌に統合。しかし、統制され統合された同人誌って形容矛盾のやうな。 戦後のことは誰でも調べればすぐわかるから省略
書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2017-08-21 15:56:39
と、この同人誌の歴史は文芸を中心に書いたが、実は戦前、文芸以外の同人誌もあったんよ。現在でいう情報、評論系といふべきかしら。それが「趣味誌」。 戦前「趣味誌」については、米沢義博氏が『発禁本』に粗々書いとるのとくしまつとむ氏が自分の評論系同人誌に書いてあるぐらいしかないのであった
リンク CiNii Books CiNii 図書 - ミニコミ魂 ミニコミ魂 串間努編 ; 南陀楼綾繁ほか著 (シリーズ・新道楽人生) 晶文社, 1999.8
リンク CiNii Books CiNii 雑誌 - 日曜研究家 : 昭和B級文化の記録 日曜研究家 : 昭和B級文化の記録 日曜研究社

【参考】

「趣味誌」からはやや趣旨がずれるかもしれませんが、「文芸以外」の系譜の補助線として。

三木清,1932,「文学と論壇」『鐵塔』1(1).(再録:1967,『三木清全集 第十二巻』岩波書店,29-40.)

《文壇といふモンドもそれ自身けつきよくセルクル的性質を失はないばかりでなく、それを維持してゐるのはセルクルである。「読者」といふものが文壇を維持すると考へてはならぬ。文学青年などといふ種類の特殊な存在、すなはち自分たちでもそれぞれセルクルを作り、同人雑誌または廻覧雑誌といふものをもち、或ひは投書家であるやうな人間がそれを維持してゐるのである。》[35]

《かやうな見地からすれば、今日文壇に対するひとつの脅威或ひは不幸は、いはゆる文学青年の他に論壇青年とでもいふべきものが輩出するに至つたこと、しかも彼らは文壇と同じような論壇をめざしそして文壇と同じような遣口をしてゐながら、文壇といふやうな存在を程度以上に軽蔑し、排斥することであらう。》[35]

《セルクルを作る、さういふセルクルはここではよく研究会と呼ばれる、しかし純粋な研究が目的であるのではない。研究会を作らうといふ相談と同時にたいてい雑誌の発行が計画される。そして実は雑誌を出すといふことに力が注がれて、肝心の研究はおろそかにされてゐるのが普通である。[…]個人が個人として論壇に乗り出す段階としてセルクルや同人雑誌風のものが作られる。》[36]

-- 以下、2017-08-22追加分 --

りんご(*・ω・)ノ♪ @ikkei_ringo 2017-08-21 07:22:47
戦前の詩やらなんやらの同人誌、タイトル数把握できないんだろうな、てくらいあるよね、地方の文学館みるだけでも。
king-biscuit @kingbiscuitSIU 2017-08-21 07:39:04
@ikkei_ringo 民俗学だの地方史、郷土史、ある時期までの考古学の類もそういう「同人誌」文化の水脈でしたわなぁ。
りんご(*・ω・)ノ♪ @ikkei_ringo 2017-08-21 07:41:29
@kingbiscuitSIU そういえば地元の郷土史のえらい人って、だいたいそういうメンバーですねΣ(゚Д゚)←これも気づくの遅い
king-biscuit @kingbiscuitSIU 2017-08-21 07:46:54
@ikkei_ringo ですです(*^^*ゞ でもって医者だったり坊主だったり神主だったり教員だったり、とかは定番ですね。でなきゃ地元素封家系(正しいブルジョアジーw)
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コメント

書物蔵:古本オモシロガリズム @shomotsubugyo 2018-01-18 20:26:52
あゝ、戦前の同人誌の歴史について、昨年末つぶやいたの、まとめが出来とったのね(σ・∀・)σ しかし、いまサーチやらサイニーやら引いても、この復刻を持っているところが一つもないね(σ^~^) ・『文芸同人雑誌出版マニュアル:戦前版』(金沢文圃閣,2017.11) これは販売力の問題なのかすら…(゜~゜ )
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