インテリジェンス趣味者はどんな書籍を読んでいるのか?
インテリジェンス趣味者が、どういう書籍読んでいて、ネット上ではどのサイトを見ていて、どのSNSにいて、どの研究者・ジャーナリスト・評論家が好きか? みたいなアンケートはないものでしょうか……?(あるわけないですが)
2017-08-29 23:35:55インテリジェンスの隣接分野 政治 行政 法律 軍事・戦争 外交 警察・治安 歴史 メディア・コミュニケーション 工学・科学技術 通信・暗号
2017-08-30 00:01:08とりあえず私自ら。読んでいるのは和書ばかり(一応洋書もなくはない。「PKOに於けるインテリジェンス活動はどうなっているんだろう?」と調べていたら、たまたまこれも扱っている洋書を発見したので入手)。
2017-08-30 20:10:58新刊で買うこともあれば、ブックオフやアマゾンの中古や古本市で買うこともあるので、けっこう偏っています。購入する書籍の基準は、まず、インテリジェンス系をテーマとした研究者・ジャーナリスト・(実務経験のある)評論家などをリストアップして、どのような書籍が出ているのか検索します。
2017-08-30 20:15:29研究者・ジャーナリスト・評論家のリストは、パソコンの「メモ帳」にコピペしておきます。インテリジェンス関連で何か調べたいことができたら、このリストを元に徹底的に検索します。もちろん、インテリジェンス関連のキーワード(用語)リストも、合わせて作成します。
2017-08-30 20:20:39年末に、この1年間でどのような新刊が出たのかチェックする時には欠かせませんね。自分の知識を元に目視で1つ1つ確認していくので、かなりの手間が掛かりますけどね。
2017-08-30 20:28:38このリストの原型は「日本のネット情報の現状」(krsmnry.blog129.fc2.com/blog-entry-3.h…)を作ったときに、2~3週間掛けて作成し、その後、定期的に更新しました(最近は更新してませんが)。なので、原型を作ったのはもう7年近く前、ということになりますね。
2017-08-30 20:32:23新刊リストの例 「インテリジェンス関連新刊リスト2014」(togetter.com/li/731184) 「インテリジェンス関連・新刊リスト2012」(krsmnry.blog129.fc2.com/blog-entry-30.…)
2017-08-30 20:43:54新刊リストはその年のトレンドを考慮し、テーマを設定して作成しました。やはりその年ごとに話題の偏りはありますからね。例としては、特定秘密保護法案とか日本版NSCとかサイバー・インテリジェンスとか。したがって、「メモ帳」のリストも更新されることになります。
2017-08-30 20:49:20「メモ帳」のリスト、探したらなんか中途半端に改変されていたというか、用語集の方は消してしまっていたようなのですが、ふと思いたってmixiを確認してみたら、こっちにはありましたよ。「インテリジェンスキーワード集-mixi日記」(mixi.jp/view_diary.pl?…)
2017-08-30 21:14:52こうやって改めて見ると、本当に無駄多いですね。しかも今となってはかなり古い。3年半も更新していないと、こんなに酷くなっちゃうんですなぁ。
2017-08-30 21:19:33ここまで内容が古くなっていると、公開していることが恥ずかしくなるレベルですね。今度、きちんとアップデートしよう、と心に誓いました。
2017-08-30 21:24:50当時は自信あったんですけどね。それとリスト見て思いましたが、私、ミリタリー系に偏ってますね。本人の主観では、警察・治安系に偏っているつもりだったのですが。
2017-08-30 21:28:15大分話が脱線しましたが、「どういう書籍を読んでいるのか?」と問われても、正直、困りますね。インテリジェンス関連のトピックを網羅した教科書や、世界各国のインテリジェンス機関を扱った書籍、戦後・現代日本の、中国の、合衆国のインテリジェンス、などなど色々読んでいます。
2017-08-30 21:48:35教科書の例 マーク・M・ローエンタール著 茂田宏監訳『インテリジェンス 機密から政策へ』慶應義塾大学出版会 小林良樹著『インテリジェンスの基礎理論』立花書房 北岡元著『インテリジェンス入門』慶應義塾大学出版会
2017-08-30 21:53:06世界各国のインテリジェンス機関を扱った書籍の例 落合浩太郎編著『インテリジェンスなき国家は滅ぶ』亜紀書房 仮野忠男著『亡国のインテリジェンス』日本文芸社
2017-08-30 21:57:15戦後日本のインテリジェンスの例 黒井文太郎著『日本の情報機関』講談社+α新書 青木理著『日本の公安警察』講談社現代新書 大森義夫著『日本のインテリジェンス機関』文春新書 外事事件研究会編著『戦後の外事事件』東京法令出版 町村信孝著『保守の論理』PHP研究所
2017-08-30 22:04:05中国のインテリジェンスの例 ロジェ・ファリゴ レミ・クーファー著 黄昭堂訳『中国諜報機関』光文社 ニコラス・エフティミアデス著 原田至郎訳『中国情報部』早川書房 野口東秀著『中国 真の権力エリート』新潮社 柏原竜一著『中国の情報機関』祥伝社新書
2017-08-30 22:12:04合衆国のインテリジェンスの例 ティム・ワイナー著 藤田博司、山田侑平、佐藤信行訳『CIA秘録』文春文庫 落合浩太郎著『CIA 失敗の研究』文春新書 ボブ・ドローギン著 田村源二訳『カーブボール』産経新聞出版
2017-08-30 22:20:37次。ネット情報は何を見ているのか? ふむ、そうですね。警察白書・外交青書・防衛白書のweb版や公安調査庁のサイトで公開情報のチェックをしています。特に警察白書の公安・外事警察関連は、プリントアウトして赤線引いてます。他にはネット上で公開された各種提言書を読んでいます。
2017-08-30 22:27:03提言書の例 「対外インテリジェンス能力強化を通じた戦略的国家への脱皮」oonomotohiro.jp/sp/documents/f… 「日本のインテリジェンス体制」research.php.co.jp/research/forei… 「国家の情報機能強化に関する提言」tokyo-jimin.jp/kobo/goikenban…
2017-08-30 22:34:11